幻の逆転勝ち

広島 010 010 20 4
楽天 000 200 12 5
勝：有銘　
負：永川勝
本：楽：山崎

　ブラウン前監督率いる楽天との対戦でした。いくらオープン戦といえども、意識してしまう一戦でしたね。
　試合は終盤に動き、1点差で迎えた9回に無死満塁の大チャンスを迎えると、ブラウン監督は、広島時代に何回か仕掛けた内野5人敷いてきました。ここで喜田剛が誰もいな右前へ安打を放ち、走者一掃で逆転に成功しました。これでブラウン監督に恩返しができたと思ったのですが、その裏に雨が強くなって、まさかのコールドゲームとなってしまい、破れてしまいました。
　こんなこともあるんですね。何とも珍しい試合でした。しかし、オープン戦だったので、負けてもそれほど気にしませんが、これがシーズン中だったら悔やんでも悔やみきれない試合となっていたことでしょう。
　
　試合内容では、先発の小松は4回4安打2失点でした。山崎に本塁打を浴びるなど、要所で制球が甘くなってしまいました。先発ローテを争うことを考えると、少し物足りない数字ですね。他の投手の結果にもよりますが、ローテ入りは難しいように思いますね。

　そして2番手で登板した高橋建は、1回を2安打無失点でした。建さん本来の投球ではないようでしたが、まだ実戦初登板ですから当然ですね。まずはオープン戦に登板できたことが、大きな収穫ですね。ベテランの建さんなら、開幕に間に合わせてくれることでしょう。

雨天中止

　マツダスタジアムで予定されていた巨人とのオープン戦は雨天中止となってしまいました。ただでさえ、カープはオープン戦の試合数が少ないので中止になるのは、レギュラーや1軍入りを狙うために活躍の場を求める選手には痛いでしょうね。
　特に相手が巨人ということで、ここで活躍すると首脳陣へのアピール度も高く、絶好のチャンスだったので、今日は試合をしたかったことでしょう。

　天気にはかなわないので仕方ないですね。無理に試合をして、ぬかるんだグランドでケガでもしたら、本人はもちろん、チームにとっても大きな戦力ダウンになってしまいますから。オープン戦も雨天中止となった試合を、翌日などに振り替えて開催できると良いのですがね。

　明日は楽天との試合ですね。ブラウン楽天との今季初対決となります。ブラウン監督にカープが生まれ変わったところを見せ付けてほしいですね。そのためには、絶対に勝ちたいですね。
　

　

打線上向き

　先週末はロッテとのオープン戦2連戦を2連勝で飾り、オープン戦4連勝と波に乗ってきました。特に低調だった打線の状態が上向いてきたことは明るい材料ですね。
　3番候補の天谷は依然好調を維持しており、5番最有力のフィオ（フィオレンティーノ）もにも待望の本塁打が出ました。あとは栗原の状態が上がってくれば、今季のクリーンアップは心配無用といったところでしょうか。栗原はまだスイングが固まっておらず、試行錯誤の状態が続いており、開幕までに間に合うかどうかが不安材料ですね。残り2週間で打撃を掴んで、開幕を万全で迎えてほしいですね。
　それから、後は6番が予想されるヒューバーが本領を発揮してほしいところですね。昨年は下位打線の貧打が攻撃力低下の一因でしたから、更なる得点力アップには欠かせない存在です。
　1塁は栗原が3塁にコンバートされて手薄ですから、喜田剛がオープン戦で打ちまくれば、スタメン入りするかもしれません。実際に喜田剛は昨日の試合でサヨナラ本塁打を放っており、今後の活躍次第では、ヒューバーを抜き去るかもしれませんね。喜田剛の活躍が1塁レギュラー争いを激しくしてくれますね。

小松ローテ確定ならず

　西武とのオープン戦でした。先発はローテ入りを目指す小松でしたが、3回を投げて4安打4失点と結果を残せませんでした。ローテを狙うのは、他に青木高、大島がいますので、チャンスはそんなに多くないと思いますが、諦めずに、今回の反省点を見つけて、次回に備えて欲しいですね。

また、復活を目指す前田が代打で、オープン戦に初出場しました。結果は三振でしたが、実戦に復帰できたことは大きな前進だと思います。まだ、実戦感覚が戻っていないと思いますので、これからどんどんオープン戦に出て、感覚を戻してくれれば大丈夫でしょう。

明日から日曜日までは、所用で出かけるた更新できません。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　


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マツダスタジアム カウント表示改修

　今季から審判のカウントのコールがボール（B）、ストライク（S）の順に変わることから、マツダスタジアムのスコアボードのカウント表示が、現在の「SBO」の順から5月に「BSO」の順に改修されることがセ・リーグ理事会で報告されました。

　ボールを先にコールするのは、国際基準に合わせるための措置とのことですから、WBCなど国際試合が増えてきた状況を考えると理解できます。でも長年ストライクを先にコールするのに慣れているので、違和感を感じるでしょうね。
　当然、スコアボードもBSOとなると見慣れなくて、見づらいと感じることでしょう。球場の表示はそのままでも良いのではないかと思いますね。

　カウントの表示変更は、球団や球場の判断にゆだねられていますが、マツダスタジアムは早速改修するのですね。昨年のオープンからたった1年で早速改修を行うことになりました。今回はルール変更が原因であり、球場の不具合による改修ではないので、もう少し待っても良かったと思いますね。でも、メジャー仕様の球場ですから、早く直して国際規格の球場として、胸を張って言えるようにするというのも理解できますね。
　

今季初白星も喜べず

広島 000 003 000 3
中日 000 000 000 0
勝：アルバラード
Ｓ：上野
負：金剛

　ようやく野村監督の初白星を挙げました。しかも相手は大の苦手にしている中日からでした。これだけであれば、嬉しいところなのですが、試合内容はパッとしないものでしたね。
　先発の前田健は3回を1安打無失点に抑え、2番手以降のアルバラードと長谷川はそれぞれ2回を、相澤と上野はそれぞれ1回をパーフェクトに抑えるなど、投手陣は申し分のない仕上がりで、不安はありませんでした。
　
　一方の打撃陣は相変わらず上向く気配がありません。6安打で3得点と数字上は悪くありませんが、実際には6回は相手投手が自滅して、2四死球などで満塁となったところに、暴投で先制点をもらい、嶋が2点適時打を放っての3得点でした。
　2回、3回と得点圏に走者を進めながらも、後続が倒れて得点を挙げられませんでした。序盤も先制機で適時打が出ないところは、昨季までと変わっていません。こんな攻撃を見てしまうと、今季も得点力不足に悩まされるのではないかと思ってしまいますね。
　今日はオープン戦ということで、中日が1軍入りを目指す投手に交代したため自滅しましたが、シーズン中であれば、こんな試合展開はあり得ません。反対にカープが自滅して負けるパターンですね。

　攻撃陣には早く調子を上げてもらい、新しくなった野村野球を見せほしいですね。　

今村育成プラン

　ルーキーの今村と川口が2軍選手の大野寮から、1軍選手が住む三篠寮へ引っ越すことになったようです。

　三篠寮に移るということは、1軍待遇ということを意味しており、オープン戦にも帯同するということですね。川口は中継ぎ左腕として開幕1軍が有力ですから、この引っ越しは分かります。
　一方の今村の実力も1軍レベルにあることが分かっていますが、ケガによる離脱を防ぐため首脳陣からスロー調整を指示されている現状を考えると、オープン戦に出場するかは微妙だと思っています。
　最初は2軍戦に登板させて、実戦経験を積ませて、結果を残してから1軍に昇格させるというシナリオが現実的だと思いますね。
　もしかしたら、首脳陣は今村を1軍に帯同さることで、オープン戦でプロのレベルを実感させる狙いがあるのかもしれません。今村に英才教育をすることで、開幕1軍は無理でも、今シーズンの早い時期に1軍昇格させるつもりかもしれませんね。でも、せっかく1軍に帯同させるなら、今村の実力を実戦で見てみたいので、オープン戦に登板させてほしいと思ってしまいます。