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森下が粘投で8安打完封勝利

2023年07月12日 23時12分41秒 | 試合結果

広島 000 020 000 2
巨人 000 000 000 0
勝利投手:森下5勝2敗
敗戦投手:グリフィン4勝5敗
本塁打:[広島]小園2号

 昨日の試合で途中交代していた西川が、右脇腹の肉離れで出場選手登録を抹消されました。新井監督によると「比較的、早く戻って来られる」ようですが、焦らせて再発すると長期離脱につながる恐れがあるため、焦らせない方針を示しつつ、早期復帰も期待しており、選手のコンディションを最優先する新井監督にしては珍しい発言もあり、苦しい状況であることを感じさせました。

 また、前日に死球を受けた菊池については、「今日は試合に出られるような状態ではない」ものの、今後については、状態を見て判断するとのことで、長期離脱は避けられそうで安心しました。

先発の森下は、初回に単長打で1死2,3塁のピンチを招くも、岡本和を三振、大城卓を左飛に打ち取ると、2回無死1塁では吉川を遊ゴロ併殺に抑えてピンチの芽を摘み取り、3回にも長短打と四球で1死満塁のピンチを迎えながらも、岡本和を二ゴロ併殺に抑えて無失点で凌ぎました。さらに4回1死1塁も吉川を投直併殺に抑えました。

 1番に上本、4番にはデビッドソンを起用した打線は、初回に四球と安打で無死1,2塁の先制機を作るも、秋山が遊直併殺、デビッドソンは三振に倒れて得点を奪えず、2回から4回は四死球で走者を出すものの無安打に抑えられてしまいました。しかし、5回1死1塁から小園が2点本塁打を放って先制に成功しました。

 8回に3死四球などで2死満塁の追加点機を作るも、大盛が中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 森下は、5回と6回を三者凡退に抑えると、7回無死1塁では、中田翔の遊ゴロを小園と上本の好守により併殺を完成させて森下を援護しました。森下は、9回まで投げ抜き、4併殺を奪う粘投で、8安打6奪三振無失点の完封勝利を挙げて、チームは前半戦の勝率5割以上を確定させました。

 

 1番菊池と4番西川を欠くという厳しい状況でしたが、チームが一丸となって勝利を掴みました。

 森下は、立ち上がりから調子が良くなく、4回まで毎回安打を浴びて、2度得点圏に走者を背負う苦しい投球となりましたが、要所では奮起して4併殺を奪うなど後続を断って無失点で切り抜ける粘り強い投球で巨人打線に得点を与えませんでした。

 守備でも小園、上本、大盛らが好守で森下を盛り立てて、ピンチの芽を摘み取って、森下の無失点投球をアシストしました。

 打線も巨人投手陣に4安打に封じられて、なかなか好機を拡大できませんでしたが、小園が失投を見逃さず値千金の先制本塁打を放ちました。

 しばらくは苦しい戦いが続くことになると思いますが、今日のようにチーム一丸となって戦えば、この苦境を乗り切れるはずですね。


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