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投手陣が粘って延長戦を制する

2023年07月13日 23時05分18秒 | 試合結果

広島 000 001 000 05 6
巨人 000 100 000 00 1
勝利投手:大道1勝
敗戦投手:ビーディ5敗1S

 中5日で先発した九里は、3回2死後に連続四球を与えて1,2塁のピンチを招くも、秋広を右飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、4回に2塁打と犠飛に死球で1死1,3塁として、吉川の犠飛で先制を許しました。

 5回は三者凡退に抑えると、6回の打席で代打を送られて、5回を投げて2安打3四死球1失点でマウンドを降りました。

 打線は、2回に1死1塁で小園が併殺に倒れるなど、4回まで2塁を踏めず、5回は2死後に安打と盗塁で2死2塁とするも、大盛が三振に倒れて得点を奪え間遠でした。しかし、6回に2安打で2死1,3塁として、松山の適時内野安打で同点に追いつきました。

 7回には2死後に2塁打で勝ち越しのチャンスを作るも、代打田村は三振に倒れて無得点に終わりました。

 6回はターリーが登板して、2死後に死球と安打で1,2塁のピンチを迎えるも、吉川を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、7回は栗林が三者凡退に抑えました。

 8回は島内が連打などで1死1,3塁のピンチを招きましたが、大城卓を二飛、四球を挟んで、吉川を遊ゴロに抑えてピンチを脱しました。 

 9回は矢崎がマウンドに上がるも、セーフティーバントに松山の失策も絡んで無死2塁となり、敬遠で1,2塁のピンチを迎えると、梶谷を二ゴロに打ち取り1死1,3塁となり、敬遠で満塁策を取って、秋広を三振、中山を投ゴロに抑えて得点を与えず、延長戦に突入しました。

 10回は大道が三者凡退に抑えると、打線が11回に死球と安打にバント安打で無死満塁の好機を作り、松山は一ゴロ併殺に倒れるも、続く坂倉が2点適時打を放って、勝ち越しに成功しました。さらに安打と四球で満塁として、堂林の3点適時2塁打で、この回5点を挙げて試合を決めました。

 11回は中崎が三者凡退に抑えて、巨人に連勝して、カード勝ち越しを決めました。

 

 中5日で先発した九里が5回まで好投すると、6回からは中継ぎ陣が再三ピンチを招きながらも、粘りの投球で無失点に抑えると、延長11回に打線が奮起して巨人に競り勝ちました。

 6回のターリー、8回の島内、そして9回の矢崎とリリーフ陣が毎回のように得点圏に走者を背負いましたが、良く踏ん張って耐えると、10回は大道が三者凡退に抑えて、攻撃への良いリズムを作り、11回の5得点を呼び込みました。

 8回の島内と9回の矢崎がともに満塁の絶体絶命のピンチを抑えたことはもちろんですが、味方に流れを傾けた大道の投球も素晴らしかったと思います。

 開幕前は中継ぎ陣が不安視されていましたが、今では頼もしい存在になってきました。野手陣は西川を欠き、菊池も死球の影響があってスタメンを外れており、苦しい状況となっているので、この苦境を投手陣がカバーしてほしいですね。

 


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