3試合連続完封勝利

広島 000 000 001 1
DeNA 000 000 000 0
勝利投手：バリントン1勝1敗
セーブ投手：サファテ2Ｓ
敗戦投手：菊池1敗


　昨日の前田健のノーヒット・ノーランに触発されたのか、先発バリントンも制球力抜群で、DeNA打線を翻弄しました。3回に無死2塁とされるも、相手のミスに助けられてピンチを脱出すると、その後は、危なげない投球でした。
　8回に初の連打を打たれて1死1，2塁のピンチを迎えましたが、2者連続三振で得点を許しませんでした。

　打線は、高崎を捕えられず、6回まで2個の四球で出塁した以外は、走者を出すことができず無安打に抑えられてしまい、昨日のお返しをされるのかと思われました。しかし、7回に梵がチーム初安打を放つと、8回に2安打1死球で2死満塁のチャンスを作るも、梵が遊ゴロに倒れて先制点を奪うことができませんでした。
　続く9回に、2番手菊池から四球、野選、安打で2死満塁とチャンスを貰うと、倉が押し出し四球を選んで待望の先制点を挙げました。

　9回はサファテが登板し、2安打と捕逸で2死1，3塁とされましたが、最後は中村を遊ゴロに打ち取りました。これで3試合連続の完封勝利となりました。

　明日は、ルーキーの野村が先発です。前回はチームが連敗中でプレッシャーがあったと思いますが、今度は3試合連続完封中と、またプレッシャーの掛かる登板となりそうですが、記録のことは気にしないで、自分の投球をすれば、結果はついてくると思います。明日こそは、プロ初勝利といきたいですね。打線が援護して挙げてほしいです。


　今日の終盤の選手起用が試合を決めました。共に8回に先制機を作り、カープは1死1，2塁でバリントンをそのまま打たせました。後続が倒れたことで得点には繋がりませんでした。
　一方のDeNAは2死1，2塁で高崎に代打を送り勝負に出ましたが、下園が三振に倒れて得点を挙げられませんでした。
　共にチャンスで投手にまわるも、カープはそのまま打たせて続投を選択し、DeNAは代打で勝負に出ました。
　いままでの感覚では、投手をそのまま打席に送り無得点に終わると、その直後に打たれて負けるパターンが多いように思います。したがって、8回が無得点に終わった時には、嫌な予感がしました。しかし、バリントンはピンチを迎えるも無失点に抑えて9回の勝ち越しに繋げました。
　これはDeNAのチーム状態が良くないのかもしれませんが、カープに勢いがあるから成功したと思います。今は良い流れができているので、このまま状態をキープしてほしいですね。


　昨日の前田健と同様にバリントンも素晴らしい投球でした。持ち味の制球力が抜群で、初回に三者連続三振を奪うなど、珍しく三振の山を築きました。8回を投げて4安打10奪三振で無四球、しかも球数はたったの87球と言うこと無しの投球でした。
　今日は相手の高崎も好投しており、味方打線の援護がなかなか受けられない苦しい展開でしたが、辛抱強く投げてくれました。さすが昨季のチーム勝ち頭ですね。
　前田健とバリントンの2枚看板で連勝しました。これでチームの雰囲気もかなり良くなったと思います。明日の野村でも勝って、更に勢いを付けたいですね。