カープな毎日

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攻守とも振るわず巨人に3タテされる

2020年07月16日 21時23分54秒 | 試合結果
巨人 300 002 202 9
広島 000 200 200 4
勝利投手:メルセデス1勝2敗
敗戦投手:薮田1敗
本塁打:[巨人]大城1号、吉川尚3号、岡本8号
    [広島]堂林4号


 今季初先発の薮田は、初回に2塁打と四球などで1死1,3塁のピンチを招くと、岡本の併殺崩れの間に1点を失い、続く大城には2点本塁打を浴びて、いきなり3点を失いました。
 2回と3回はともに走者を出したものの無失点で凌ぎましたが、3回の攻撃で打席が回ると代打高橋大を送られて降板となり、3回を投げて3安打3四球3失点で先発の役割を果たせませんでした。
 4回からはケムナがマウンドに上がり三者凡退に抑えると、5回には安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くも、丸と岡本を抑えて2回を1安打無失点に抑える好リリーフでした。

 打線は、1番に西川、3番にピレラを入れた新打線でしたが、2回の1死1,2塁では坂倉と田中広が凡退して無得点に終わると、3回には先頭の代打高橋大が安打を放つも2塁をオーバーランしてアウトになるミスが出てメルセデスを攻略できませんでした。
 しかし、4回に2死2塁から堂林が2点本塁打を放って1点差に追い上げると、5回には2四球と2塁打で1死満塁の一打逆転機を作りましたが、ピレラが三振、鈴木誠が中飛にと倒れて追いつくことができませんでした。

 6回は高橋樹が登板するも、2死1塁から吉川尚に2点本塁打を浴びてしまい、7回にはフランスアが四球と犠打で2死2塁され岡本に2点本塁打を浴びて試合がほぼ決してしまいました。
 それでも打線は、7回に四球と2塁打で無死2,3塁として、菊池涼の2点適時2塁打で追い上げましたが、続くピレラ、鈴木誠、松山の主軸が凡退して追加点を奪えず、9回には塹江までもが2塁打と四球に敬遠で1死満塁とされ、代打石川に2点適時打を浴びて、巨人に完敗を喫して3タテされて、チームの借金は今季最多の4まで増えました。


 投打とも巨人とカープはあまりにも対象的でした。巨人はチャンスで着実に得点を重ねましたが、カープは好機であと1本が出ず、同じ10安打でも得点差は5点もついてしまいました。
 巨人の初回の攻撃は併殺崩れで1点を先制すると、ここで終わらず2死後でも大城が2点本塁打を放ち3点を挙げました。2戦連続で完敗を喫していることを考えると、初回の3失点はチームに重くのしかかりました。
 一方のカープは、ケムナが好リリーフで試合の流れを止めた直後の5回に逆転機を作るもクリーンアップが凡退してしまい、試合の流れを掴み損ねました。ここで踏ん張ってほしかった高橋樹とフランスアが揃って失点して完全に試合の流れを失いました。
 ここぞの場面で打線が得点を挙げ、投手は踏ん張る巨人に対して、カープはチャンスで打線が畳みかけられず、投手は踏ん張れず失点を重ねており、この3タテは当然の結果だったと思います。
 現状では投打とも立て直す手立てが見当たらないだけに、厳しいチーム状態です。投打とも救世主が出てきてほしいですね。

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