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マエケン9勝、チームは今季初4連勝

2010年06月19日 21時01分16秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 010 1
広  島 100 004 00X 5
勝:前田健9勝2敗
敗:石川2勝8敗
本:[ヤクルト]畠山1号、
  [広島]嶋4号、ヒューバー4号、赤松1号

 スライド先発の前田健は中9日と間隔が開いたことが影響したのか、本来の球のキレがなく、3回は2死から2連打と死球で満塁のピンチを迎えましたが、デントナを三振に斬って特手を与えませんでした。その後も4回、5回と先頭打者に安打を打たれる苦しい投球が続きましたが、粘り強く投げて後続を打ち取り、7回を無失点に抑えました。

 前田健を援護したい打線は、初回に東出の2塁打を足がかりに1死3塁とすると、嶋の犠飛で1点を先制したものの、石川の前に3回から5回まで無安打に抑えられて、追加点を挙げられませんでした。
 しかし、6回に嶋とヒューバーの連続ソロ本塁打で2点を追加すると、更に廣瀬が安打で出塁し、赤松が2ランを放って、この回3本塁打で4点を挙げて石川をKOしました。

 8回に2番手大島が代打畠山に本塁打を浴びて1点を返されたものの、その後は梅津とベイルが締めて、リーグ戦再開後の初戦を白星で飾って、前田健はリーグ単独トップとなる9勝目を挙げて、チームは今季初の4連勝となりました。

 前田健は直球が走らず、苦しい投球でしたが、悪いなりに要所を締める投球が光りました。3回の2死満塁では4番デントナを空振り三振に仕留めると、4回無死1塁は相川をニゴロ併殺に、5回無死1塁も石川のスリーバントを失敗させてピンチを拡大させませんでした。
 調子が悪くても大崩れせずに、試合を作れるところが前田健の凄みです。この粘り強い投球が6回の打線の援護を引き出すのでしょうね。
 今日の粘り強さは、前回登板の悔しい思いがあったからだと思います。9日のロッテ戦では完封目前の9回2死から同点打を打たれて、引き分けに持ち込まれてしまい、かなり悔しい思いをしており、これがマエケンを精神的に成長させたのだと思います。悔しい思いをしたことで、絶対に今日は勝つという強い思いが球に乗り移り、粘りの投球に繋がったと思います。

 ヒューバーが3試合連続安打と当たりが出てきました。今日は6回に嶋の本塁打で追加点を挙げた直後に、左翼へ本塁打を放ちました。この本塁打は石川にとってかなりのダメージを与えたと思います。この本塁打が赤松の2ランへの伏線となっており、この回の3点はヤクルトの攻撃意欲を削ぐには十分な効果があったはずです。
 野村監督がヒューバーに期待する一発長打が2試合続けて良い場面で出ています。多少打率が悪くても、一発長打が出れば相手チームへ与える威圧感は十分です。いよいよヒューバーが本領を発揮し始めたと思っても良さそうですね。 

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