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玉村がプロ初完封勝利で連敗止める

2024年07月30日 22時58分44秒 | 試合結果

DeNA 000 000 003 3
広  島 014 010 00X 6
勝利投手:玉村2勝3敗
敗戦投手:濵口2勝3敗
本塁打:[DeNA]牧16号

 打線は、初回に連打と犠打で1死2,3塁としながら、小園が三邪飛、坂倉は二飛に倒れて好機を逃してしまいましたが、2回に無死3塁として、1死後に菊池が適時打を放って1点を先制しました。続く3回には2塁打と敵失などで1死2,3塁の好機を作り、小園の適時打、坂倉の適時2塁打、矢野の適時2塁打で、この回4点を追加しました。

 さらに5回には四球と安打で1死1,3塁として、矢野の適時打で1点を挙げて、リードを6点に広げました。

 先発の玉村は、3回まで三者凡退に抑えると、4回には2死2塁のピンチを招くも、牧を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、5回から8回までを1安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投でした。

 9回も続投するも、2安打で2死1,2塁のピンチを迎え、牧を一邪飛に打ち取るも、田中が落球してしまい、直後に3点本塁打を浴びてしまいましたが、最後は宮崎を二ゴロに抑えて、5安打8奪三振無四球3失点でプロ初の完投勝利を挙げて、チームの連敗を2で止めました。

 

 玉村は、立ち上がりから制球が良く、テンポの良い投球でDeNA打線に付け入る隙を与えず、ピンチらしいピンチも無く、8回まで散発2安打無失点に抑えました。完封を目指して9回のマウンドに上がるも、疲れが出たと思われ、1,2塁のピンチを招き、味方の失策もあって牧に3点本塁打を浴びてしまい、完封勝利は逃してしまうも、完投勝利を挙げることができました。

 これまでは立ち上がりに失点することが課題になっており、試合の流れをチームに引き寄せる投球ができず、白星が伸び悩んでいましたが、今日は立ち上がりから素晴らしい投球を披露しました。課題を克服して挙げた完封勝利は本人にとっても大きな自信になると思います。

 今日は素晴らしい投球内容でしたが、次戦でも今日のようなを投球ができるかが重要になってきます。次戦でも立ち上がりに気を付ければ、今日と同じような投球ができると思うので、この1勝を飛躍へのきっかけにしてほしいですね。

 これからシーズンも佳境に入っていく時に、玉村が先発として計算できる投手になってくれると、チームとしてはとても大きな戦力になると思うので、大きな期待を持って次戦を待ちたいですね。

 

 球団は、育成選手の岡田を支配下選手登録したと発表しました。背番号は93になりました。今季はウエスタンリーグで15試合に登板して15回を投げて0勝0敗、防御率0.00の好成績を残しており、右肘手術からの完全復活を示したことで、支配下登録を掴みました。

 夏場に入り、投手陣の疲労が見られ始めているので、岡田の復活は心強い存在になりそうですね。

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