DeNA 000 001 000 1
広 島 000 200 00X 2
勝利投手:床田10勝5敗
敗戦投手:東8勝2敗
セーブ:栗林4敗28S
先発の床田は、初回2死後に連続短長打で2死2,3塁のピンチを招きましたが、宮崎の中前に抜けそうな打球を矢野が好捕して、無失点で切り抜けると、3回には連打で1死1,2塁とされながらも、佐野を併殺に打ち取って得点を与えませんでした。
打線は、初回に2安打で2死1,2塁とするも、坂倉が二ゴロに倒れてしまいましたが、4回2死後に安打で2死1塁として、菊池の適時2塁打と矢野の適時打で2点を先制しました。
5回から7回までは無安打に封じられ、8回には安打と犠打で2死2塁としながら、堂林が一ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。
床田は、6回2死後に2塁打を打たれると、宮崎の適時打で1点を失いましたが、7回は安打と敬遠などで2死1,2塁のピンチを招くも、桑原を二飛に打ち取って無失点で凌ぎ、7回を投げて8安打2四球1失点でマウンドを降りました。
8回はハーンが四球と安打で2死1,2塁のピンチを迎えるも、フォードを左飛に打ち取って無失点で凌ぎ、9回は栗林が安打と死球で1死1,2塁とされながらも、桑原を三振、関根を三邪飛に打ち取って1点のリードを守り切り、DeNAに競り勝ち、カード勝ち越しを決めました。
先発の床田は、序盤は毎回安打を打たれて、DeNAに押され気味の展開でしたが、矢野の好守や2併殺で無失点で切り抜けると、4回はこの試合唯一の三者凡退に抑えて、流れをカープに引き寄せました。
打線は、東に対して初回こそ好機を作るも無得点に終わると、2回と3回は三者凡退に抑えられてしまい、4回も簡単に2死を取られましたが、ここから床田が作った良い流れに乗って3連続短長打で2点を先制ました。
床田が6回に1点を返されて、直後の6回裏に無死1塁で一走上本が牽制死して好機を拡大できなかったところは、試合の流れが変わるかと思いましたが、床田が7回のピンチを無失点で凌ぎ、試合の流れをDeNAに渡さず、後を受けたリリーフ陣も1点のリードを守り切りました。
床田が序盤で粘り、中盤から終盤で踏ん張ったことで、最後まで試合の流れをDeNAに渡さず、チームを勝利に導いたと思います。少し疲れが見え始めているように感じますが、粘り強さがあるので、今年の床田はまだまだ白星を積み重ねてくれそうですね。