DeNA 030 000 000 3
広 島 021 000 02X 5
勝利投手:フランスア1勝1敗
敗戦投手:エスコバー2勝1敗
セーブ:栗林1敗17S
本塁打:[DeNA]桑原8号
[広島]林4号、長野2号
先発の高橋昂は、初回に連打で2死1,3塁のピンチを招くも、宮崎を中飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回に連打と犠打で2死2,3塁とされ、桑原に3点本塁打を浴びてしまいました。
それでも直後の2回裏に四球で1死1塁として林が2点本塁打を放って1点差に追い上げると、続く3回には四球と連打で1死満塁として、坂倉の二ゴロの間に1点を返して同点に追いつきました。
続く4回にも無死2塁とするも、西川、代打安部、菊池涼が凡退してしまい、さらに5回には四球と盗塁で無死2塁としながら、小園が中飛、四球を挟んで坂倉は一ゴロ、林が中飛に倒れて得点を挙げられませんでした。
高橋昂は、4回に安打と四球などで2死1,2塁のピンチを招きましたが、佐野を一直に打ち取って無失点で切り抜け、4回の打席で代打を送られ、4回を投げて8安打1四球3失点でマウンドを降りました。
5回からはケムナが登板して、2回を1安打1四球無失点、7回はコルニエルが1安打無失点にそれぞれ抑えると、8回はフランスアがこの試合初めて三者凡退に抑えました。
7回に敵失と安打で2死1,2塁としながら、坂倉が左飛に倒れてしまいましたが、8回に安打と盗塁で1死2塁として、2死後に代打長野が2点本塁打を放って勝ち越しに成功しました。
9回は栗林が1安打無失点に抑えて、DeNAに逆転勝ちを収めました。
先発の高橋昂が2回に3点本塁打を浴びて、いきなり苦しい状況となりましたが、直後に林が2点本塁打を放って劣勢ムードを払しょくすると、3回に同点に追いつきました。
その後はチャンスがありながらも、勝ち越せないといういつものパターンに陥ってしまいましたが、高橋昂の後を受けた、ケムナとコルニエルが走者を出しながらも無失点に抑え、8回にはフランスアが三者凡退に抑える好リリーフを見せました。
このフランスアの好投が攻撃にも良い流れをもたらし、林の内野安打をきっかけに代走大盛が二盗を決めてチャンスメイクすると、代打長野が決勝弾を放ちました。
今日の勝利は、5回以降は無失点で凌いだ中継ぎ陣の踏ん張りがあってこそのであり、3連覇した時のような試合運びだったと思います。少しづつではありるものの、チームの状態は良くなり始めているように感じます。この良い流れが継続できるようになれば、順位も上がっていくはずですね。