カープな毎日

カープファンのひとりごと。

エルドレッド起死回生の逆転2ラン

2015年08月22日 23時33分09秒 | 試合結果
巨人 000 000 010 1
広島 000 000 02X 2

勝利投手:福井9勝3敗
敗戦投手:山口3勝5敗2S
セーブ:中崎6敗18S
本塁打:[広島]エルドレッド9号


 福井は、初回を三者凡退に抑えると、2回に1死から四球と安打で1,2塁のピンチを招くも、村田を併殺に打ち取り、3回の2死3塁では片岡を三ゴロに抑えて無失点で凌ぎました。
 4回から6回は1安打に抑えて2塁も踏ませない好投で、巨人打線に得点を与えませんでした。

 打線は1番丸、2番菊池とキクマルを上位に戻しました。初回に2死から連打で1,2塁の先制機を作りましたが、グスマンが凡退して無得点に終わると、2回と3回は三者凡退に抑えられ、4回無死1塁では新井が併殺と相変わらずの貧打でした。
 5回に2死1塁からエンタイトル2塁打と四球で満塁としましたが、松山が中飛に倒れて得点できず、高木勇に7回まで5安打無得点に抑えられました。

 6回まで素晴らしい投球を続けていた福井でしたが、7回に敬遠気味の四球を含む3四球で1死満塁の大ピンチを迎えるも、小林を二飛、代打堂上を右飛に打ち取って無失点で切り抜けました。
 しかし、8回に2安打などで1死1,3塁のピンチを迎えると、井端に適時打を浴びて1点を失って先制を許してしまいました。その後のピンチは、長野を併殺に打ちって最少失点で切り抜けました。

 巨人は7回から山口が登板しましたが、8回に1死1塁から代打エルドレッドが2点本塁打を放って勝ち越しに成功し、9回を中崎が無失点に抑えて巨人に逆転勝ちして、連敗を4で止めました。
 また、7季ぶりに巨人戦の勝ち越しを決め、福井は自己最多の9勝目を挙げました。


 昨日は6時間21分の死闘の末の敗戦でショックが大きかったので、今日試合の士気低下が心配されましたが、序盤から福井が粘り強い投球で試合を締めました。
 しかし味方の援護が無く、7回まで耐えていた福井も8回に1点を失ってしまいましたが、1点を失った後の1死1,2塁で長野をニゴロ併殺に打ち取って最少失点で凌いだところがすばらしかったと思います。
 終盤での1点差と2点差では攻撃陣への負担が全く違い、もし2点目を失っていれば、エルドレッドの逆転本塁打も無かったでしょう。
 今季の福井は、今日のように連敗を止めるなど、良い場面で勝てていると思います。要因は、失点しても気持ちを切らさず、余計な失点をしないことでしょう。
 9勝3敗で6個の貯金を作っている結果は偶然ではないです。初の2ケタ勝利もほぼ間違いなさそうですね。


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日付を跨いだ激闘は痛すぎる1敗

2015年08月22日 00時26分27秒 | 試合結果
巨人 200 000 010 01 4
広島 003 000 000 00 3
勝利投手:澤村6勝3敗26S
敗戦投手:ヒース3勝5敗4S
本塁打:[巨人]阿部10号



 連敗ストップを託された前田健でしたが、初回に安打と犠打で1死2塁とされると、2死後に阿部に2点本塁打を浴びて、いきなり2点を失ってしまいました。
 2回には新井の失策と安打で無死1,2塁のピンチを背負いましたが、小林とポレダを連続で犠打を失敗させて、最後は立岡をニゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、3回にこの試合初めて三者凡退に抑えました。

 打線は、大幅な入れ替えを行い、1番鈴木誠、2番田中、5番小窪、6番丸、7番菊池と調子の上がらないキクマルを今季初めて下位に下げましたが、2回までポレダに1安打に抑えられてしまいました。
 3回に安打と犠打で1死1,3塁とすると、2死後にグスマンの遊ゴロを坂本が捕球できず、2点を貰って逆転に成功しました。更に安打と四球で満塁とすると、丸が押し出し四球を選んで3点目をもらい、ポレダをKOしました。

 前田健は4回から6回は1安打1四球に抑え、7回には無死2塁の大ピンチを招きながらも、井端、小林、代打アンダーソンを打ち取って無失点に抑えて、7回を5安打2失点でマウンドを降りました。

 追加点がほしいところでしたが、4回は土田に三者凡退に抑えられ、5回から登板した宮國に対しては、6回無死1塁で菊池が併殺に倒れてしまい、7回の1死2塁も田中が併殺に倒れて得点できませんでした。

 8回は大瀬良が登板し、2死後に坂本と阿部の連続2塁打で1点を失って、同点に追いつかれてしまいました。
 その裏にマシソンから安打と四球で1死1,2塁として、代わった戸根からも四球を選んで1死満塁の絶好機を作りましたが、菊池が三ゴロ、會澤が中飛に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 9回は中崎が無失点に抑えると、打線も戸根に三者凡退に抑えられて、延長戦に突入しました。

 10回はヒースが登板して三者凡退に抑えると、その裏に澤村から安打、犠打、四球で2死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、菊池の左前安打で2走赤松が本塁憤死して無得点に終わりました。
 11回に1死から四球を与えたところで、戸田に代わりましたが、2死後に連続四球で満塁にしてしまうと、小林に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 11回裏は澤村に抑えられて、雨天中止を2度挟み、試合終了が日付を跨いだ激闘に敗れて4連敗となり、首位阪神とは6.5ゲーム差となり、優勝を目指すにはあまりにも痛すぎる敗戦となりました。

 
 打線を大胆に入れ替えましたが、あまり効果はなかったようで、序盤の3得点は敵失と押し出し四球であり、巨人の自滅で貰った得点で、相変わらず適時打は出ませんでした。
 キクマルの調子が上がらないことが、貧打の原因の一つになっていたので、2人を下位に下げるのは仕方ないと思いますが、そんな時に限って、チャンスが下位に回るもので、3回に3点を貰った後の2死満塁で菊池が遊ゴロ、8回の1死満塁でも菊池が三ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
 ようやく10回に2死1,2塁で菊池が左前安打を放つも、巨人の好守に阻まれてしまいました。

 この打順は賛否両論あると思いますが、今の菊池と丸の状態を考えると、少し気楽な打順で出場した方が良いと思うので、この打順は良いと思います。
 キクマルには辛いかもしれませんで、この悔しさをバネにして、終盤戦に向けて状態を上げてほしいですね。
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