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延長12回の激戦を制して連敗ストップ

2015年08月07日 20時58分28秒 | 試合結果
広島 000 000 000 002 2
巨人 000 000 000 000 0
勝利投手:ヒース3勝4敗4S
敗戦投手:マシソン3勝6敗2S
セーブ:一岡1勝4敗1S
 
 中5日で先発したジョンソンは、球のキレが良く、巨人打線から三振を次々と奪う素晴らしい投球で、3回まで1安打に封じて2塁さえ踏ませませんでした。
 4回に連打と四球で1死満塁のピンチを招きましたが、村田とカステヤーノスを連続三振に斬って無失点で凌ぐと、5回には三者連続三振を奪い、6回は無死1塁の場面で1走片岡を牽制で誘い出してアウトにしてピンチを芽を摘み取りました。
 7回も三者凡退に抑えたところでマウンドを降り、巨人打線から来日最多の13個の三振を奪って無失点に抑えました。

 打線は新井をスタメンから外して4番にグスマンを起用してポレダ対策をしましたが、ポレダに3回まで無安打に抑えられて攻略の糸口を掴めませんでした。
 4回に敵失で無死1塁となるも、ロサリオが併殺に倒れてチャンスを広げられず、5回にも四球で無死1塁としながら、鈴木誠が投飛に倒れるなど後続が続かず、得点機を作ることができませんでした。
 6回に先頭の菊池が内野安打でチーム初安打を放って無死1塁とするも、丸が犠打できず、更に菊池が盗塁死してしまいました。それでも四球と安打で2死1,3塁と初めて3塁に走者を進めましたが、梵が投ゴロに倒れて得点に繋がりませんでした。
 7回には先頭の鈴木誠が安打で出塁するも、牽制に誘い出されてアウトになってしまう走塁ミスで得点機を作れず、8回まで4安打無得点に抑えられてしまいました。

 8回からは大瀬良が登板し、2イニングを無安打3奪三振に抑える好リリーフでしたが、打線は澤村に代わった9回に1死1塁で犠打失敗により得点圏に走者を進められず、試合は延長戦に突入しました。
 
 11回に代わったマシソンから無死1塁としながら、ロサリオとグスマンが連続三振に倒れるも、丸の盗塁で2死2塁と久々のチャンスを作りましたが、梵が12球粘ったものの三振に倒れて得点を挙げられませんでした。
 10回からはヒースが登板し、2イニングを4連続三振を奪って無失点に抑える好投を見せると、12回に無死1塁で代わった山口から犠打、四球、安打で1死満塁とすると、菊池と丸の連続適時打で待望の得点を挙げました。
 12回は中崎が登板するも、先頭の片岡に頭部死球を与えて危険球退場となるアクシデントが発生しましたが、緊急登板した一岡が後続を断って、延長12回の激戦を制して連敗を止めました。


 投手陣の好投が光りました。ジョンソンは持ち味の低めへの制球が素晴らしく、7回を4安打13奪三振の好投で巨人打線に得点を与えず、唯一のピンチとなった4回も連続三振に斬る文句の付けようがない投球でした。
 8回から継いだ大瀬良とヒースもそれぞれ2回をパーフェクトに抑えて、巨人に試合の流れを渡しませんでした。そして12回に緊急登板した一岡も2死から四球を与えて1,2塁のピンチを招きましたが、最後は村田を遊ゴロに打ち取り、巨人打線を零封しました。
 打線がミスを犯して試合の流れを失いかけても、それを渡さないように必死に巨人打線を抑えた投手陣が今日の勝利の立役者であるのは間違いないと思います。
 この流れをこれからも続けてほしいですね。


 一方で打線は、犠打失敗、牽制に誘い出されての盗塁死、盗塁死と中盤にミスを連発しました。投手陣が踏ん張ってくれたから良かったものの、自ら流れを断ちきるようなプレーが連発したのは残念でした。
 ポレダを攻めきれず、なかなか安打も出ない中で、確実に成功させようとする思いがプレーを固くして、ミスに繋がったのかもしれませんが、これからは今日のような1点を争う僅差の試合が増えてくると思うので、そのプレッシャーの中でもきっちりと決められるようにならないといけません。今日の失敗を今後に繋げてほしいですね。


 


 
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