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大竹乱調&打線沈黙

2013年05月29日 21時59分28秒 | 試合結果
日本ハム 300 030 200 8
広  島 100 000 000 1
勝利投手:吉川5勝4敗
敗戦投手:大竹5勝2敗
本塁打:[日本ハム]中田13号
    [広島]廣瀬3号


 先発の大竹は制球に苦しみ、いつもの粘り強さも発揮されず日本ハム打線に捕まってしまいました。
 初回は安打と死球で1死1,2塁とすると、中田に3点本塁打を浴びてしまいました。3回の2死1,2塁は今浪を打ち取り無失点で切り抜けましたが、5回は1死2塁から稲葉に適時2塁打を浴びて1点を失うと、更に安打と四球で満塁としてしまい、今浪にも四球を与えて押し出しで追加点を与え、内野ゴロの間にもう1点失って、この回3点を失ってしまいました。大竹は5回の攻撃で代打を送られ、この回限りで降板となってしまいました。
 
 6回からは2番手今井が登板するも、悪い流れを止められず、7回に1死から自らの失策と連続四球で満塁としてしまい、内野ゴロの間と、投手の吉川の適時打で2点を失って、試合が決してしまいました。

 打線は左の吉川対策として、2番丸以外は右打者を並べましたが効果はありませんでした。初回に廣瀬が本塁打を放って1点を返したところまでは良かったのですが、2回から7回まで散発2安打に封じられ、2塁さえ踏めず、10個の三振を奪われてしまいました。
 8回に2番手矢貫から安打と四球で1,2塁とするも、廣瀬とニックが倒れ、9回は鍵谷にあっさりと三者凡退に抑えられて日本ハムに完敗しました。


 初回の3失点が痛かったですね。中田に失投を完璧に捕えられてしまいました。日本ハムの打線で一番打たれてはいけない打者にいきなり本塁打を打たれたことで、日本ハムが活気づいてしまいました。更に注目を集めるルーキー大谷にも2安打を許してしまっては、完全に日本ハムペースになってしまいます。
 大竹は制球に苦しみ、甘い球がいくつもありました。いつもなら要所を締めて最少失点で凌ぐのですが、さすがに中田の一発で勢い付いた日本ハム打線は止めきれませんでした。
 大竹なら今日の失敗を次回に活かしてくれるはずです。次回は必ず好投して、チームを勝利に導いてくれると信じています。
 

 打線も吉川に対して散発3安打に抑えられ、2本が廣瀬、1本は代打の鈴木将では、得点に繋がるはずもありません。相手がエースであることから、大量得点は難しいと思っていましたが、まさかここまで抑えられるとは思っていませんでした。
 左投手に対して右打者を8人並べましたが、全く効果が無りませんでした。投手の左右でオーダーを入れ替えることはよくありますが、ここまで極端に変える必要はなかったのではないかと思います。相手が好投手だからこそ、打つだけでなく足を使って攻略することも、一つの策だと思います。
 調子の良い松山や、俊足の中東をスタメンで起用するなど、投手の左右へのこだわりよりも、多彩な攻撃パターンができるオーダーを組んでほしいですね。
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