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福井の好投で最終戦白星

2011年06月19日 22時01分41秒 | 試合結果
日本ハム 000 001 000 1
広島 100 001 00X 2
勝利投手:福井3勝3敗
セーブ:サファテ1勝1敗13S
敗戦投手:ウルフ7勝2敗

 交流戦最終戦の先発は福井がマウンドに上がりました。初回は安打と四球で1死1,2塁とされて、昨日の再現かと思われましたが、小野谷、稲葉を抑えて無失点で切り抜けると、2回以降は立ち直り、キレの良い球で日本ハム打線を5回まで無安打に抑える素晴らしい投球でした。
 打線は初回に梵が四球で出塁し、丸の中飛で2塁に進むと、栗原の左前打で先制点を挙げました。2回以降は走者を出すものの、ウルフの球に凡打の山を築いて、追加点を奪えませんでした。

 福井が快投を続けていましたが、6回に1死から金子誠と糸井に連打を浴びて、続く小野谷に四球を与えてしまい、1死満塁の大ピンチを背負いましたが、踏ん張って稲葉の犠飛による1失点に抑えました。
 この投球に打線が応えて、6回裏に栗原の2塁打と天谷の安打で1死1,3塁とすると、不振の岩本が左前打を放って勝ち越し点を奪いました。
 福井は7回を三者凡退に抑えて、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りると、8回から青木を投入し、2死1塁となったところで、守護神サファテを投入して抑えると、9回もサファテが締めて、交流戦最後を白星で締めました。

 交流戦を6勝16敗2分の最下位で終えました。まさか交流戦で借金を10個も作るとは思ってもいませんでした。幸いセ・リーグで交流戦を勝ち越したのは中日だけだったこともあり、4位阪神とゲーム差無しの5位で踏みとどまることができました。しかし、来季に向けて交流戦の対策を何らか取らないといけませんね。

 今日は福井の投球に尽きます。初回こそピンチを招きましたが、ここを無失点で切り抜けたことが大きかったと思います。もし、昨日のジオのように初回に失点していたら、昨日の再現になっていたと思います。今の打線には追いついて勝ち越しだけの力がないので、相手に先制点を与えないということは、非常に大きな意味を持つと思います。
 そして、6回も1死満塁という一打逆転のピンチで稲葉を迎えましたが、気持ちが入っていたので、犠飛による最少失点で切り抜けられたと思います。
 福井が絶対に負けられないという強い思いを持って試合に臨んでいたことで、ピンチでも臆せずに思い切り投げられたのではないでしょうか。そして、相手が斉藤のいる日本ハムだったことも、気合の入る一因だったのではないでしょうか。
 ただ、今日も失点に四球が絡んでいます。制球力の向上が課題ですね。
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