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マエケン力尽きる

2011年06月25日 22時05分59秒 | 試合結果
中日 100 000 600 7
広島 000 001 001 2
勝利投手:吉見6勝2敗
敗戦投手:前田健3勝5敗
本塁打:[中日]グスマン4号

 先発の前田健は初回に野本と森野に連続長短打を打たれて1死1,3塁のピンチを迎えると、和田に犠飛を打たれて先制点を与えてしまいました。
 今日は球のキレが良くないようで、毎回のように走者を背負い、2回、3回、4回と得点圏にまで走者を進められてしまいましたが、ここで踏ん張って追加点を与えず、粘り強い投球でした。

 打線は吉見に対して、毎回のように安打を放ち走者を出すものの後が続きませんでした。2回は先頭の岩本が安打で出塁し、小窪のバントで2塁に進めるも、赤松と石原が倒れて無得点に終わるなど前田健を援護できませんでした。
 昨日と同じような展開となった試合は6回に動き、東出の安打と梵のバントで1死2塁として、丸は遊ゴロに倒れるも、4番の栗原が適時打を放って、ようやく同点に追い付きました。
 これでカープの流れになったかと思った直後の7回に、前田健が捕まり2安打で1死1,2塁とされると、荒木に2点適時3塁打を打たれて勝ち越されてしまい、ここでマウンドを降りました。
 後を継いだ青木も流れを止めきれず、小池にスクイズを決められると、安打と四球で1,2塁としてしまい、上野に交代しましたが、グスマンに3ランを打たれて、この回計6点を失って試合が決してしまいました。
 打線は9回に丸、栗原、岩本の3連打で無死満塁とするも、赤松のニゴロに間に1点を返しただけで、中日に完敗してしまいました。


 前田健は球のキレが悪く本来の調子とは程遠い状態でしたが、ピンチでは気合を入れて後続を打ち取り、初回の1失点だけで凌いでいました。ただ、途中にファールで粘られるなど、球数が多くなってしまい、6回で103球を投げていました。しかも今日は30℃を超える中での投球でしたから、7回は力尽きてしまったのでしょうね。首脳陣としては、7回が下位打線だったことから、前田健を続投させたのは理解できますので、荒木の3塁打による2失点は仕方ないと思います。
 問題はその後の継投です。青木が森野に安打を打たれた時になぜ交代させなかったかです。あとアウト1つということで青木に託したのでしょうが、いつものように左右に拘るのあれば、和田の時点で上野に交代させるべきで、青木を続投させて和田に四球を与えて傷口を広げてから、交代させても遅すぎました。
 結果的に取り返しのつかない6点を失って、試合が壊れてしまいました。たった一つのアウトでも勢い付くと簡単には取れないということですね。改めて継投の難しさを感じました。
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