カープな毎日

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青木高が粘りの投球

2007年08月29日 23時59分02秒 | 試合結果
広島 020 100 000 3
阪神 010 100 000 2
勝:青木高3勝9敗
セ:永川4勝5敗25S
敗:上園5勝3敗
本:前田12号(広)、浜中3号(神)

 先発青木高が毎回安打を打たれる苦しい投球でしたが、要所を締める粘りの投球で試合を作ると、打線は相手のミスに乗じて2点を先制し、前田が貴重な本塁打で決勝点を奪いました。あとは、2番手フェルナンデスが好リリーフで1点差を守りきりました。
 前田は2安打を放ち、2000安打まで残り3本となりました。早ければ明日にでも達成しそうな勢いです。

 青木高は全体的に球が高く、毎回安打を打たれるなど、決して調子が良くありませんでしたが、5回を6安打2失点にまとめて試合を作りました。走者を背負っても後続を打ち取り、大量失点を防ぎましたね。4回は1点を返されてなおも1死1,2塁のピンチでしたが、野口を遊ゴロ併殺打に打ち取り最小失点で切り抜けるなど、粘りの投球がチームに良い流れを呼び込んだのでしょう。
 これで7月18日の横浜戦で9敗目を喫してからは負けなしです。このまま白星だけを積み重ねていってほしいですね。

 6回から2番手で登板したフェルナンデスが好リリーフでした。3回を2安打無失点に抑えて阪神の反撃を許しませんでした。昨日は延長12回を戦い中継ぎ陣をつぎ込んだだけに価値ある投球でした。
 8月18日にメッタ打ちにあった阪神相手に見事なリベンジを果たしましたね。中継ぎに回ってからは安定した投球が続いており、魔球復活の予感もありますが、リードした場面での登板は久しぶりだったので、次回の登板で真価が問われそうです。

 打線は昨日と同様に、先発の上園は攻略したものの、2番手以降のリリーフ投手の前には2安打しか打てませんでした。追加点を奪って投手陣を楽にしてほしい展開でしたが、5回には無死1,2塁で2走の梵が牽制でアウトになるという拙い攻めで、追加点を奪うどころではありませんでした。また2番から5番が無安打と元気がなくては得点できるはずもありませんね。
 そんな中、偉業達成目前の前田が振れています。2回の第1打席では右前打を放ち、3塁シーツの失策の間に2塁からの激走で先制のホームを踏むと、4回の第2打席では右翼席に本塁打を放ちました。足の状態が良くなってきて、ようやく前田本来のバッティングが戻ってきました。前田が打つと、チームにとって良い刺激になりますから、2000安打を達成しても、チームを引っ張る安打を放ち続けてもらいたいですね。
 
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