豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

ヘンダーソン夫人の贈り物

2007年01月24日 12時00分14秒 | シネレポ2007
イギリスで初めてヌードレビューを上演した、実在の劇場のオーナーをモデルにした上質のエンターテインメント作。
上流階級出身ながら無邪気で天真らんまんな女性をオスカー女優のジュディ・デンチが熱演し、
支配人役にふんしたイギリスの名優ボブ・ホスキンスと絶妙のコンビネーションをみせる。
第二次世界大戦中も閉館せず、戦地に赴く兵士たちを楽しませたオーナーの真意に胸が熱くなる。


これは良かったです。なんとこの話実話を基にというから驚き。

このヘンダーソン夫人、旦那の遺産をパーッと使っちゃおうってことで買ったのがなんと劇場。
支配人を雇い、1日中ノンストップ公演のコメディを発案。
大ヒットしたものの、真似をする劇場が増えて客足は徐々に減っていく。

そ・こ・で!彼女が考えた次の案が、当時ではご法度とされていたヌードレビュー。
絵画のように動かなければよいという条件で公演を開始する。
すると兵士達にも大うけで、もちろん大盛況。

ここでおかしいのが、このヘンダーソン夫人かなり破天荒というか無邪気というか、
とんでもないはちゃめちゃぶり。
色々と舞台に口出しする夫人を支配人は出入り禁止にすると、なんとこのヘンダーソン夫人、
白塗りの変な中国人に扮装して劇場に潜り込んだり、熊のぬいぐるみを着て
オーディションに参加して潜り込んだり、一体どこまで実話なのかただただ笑うばかり。



よく言えば天真爛漫な性格と言えるが、見方によっては世間知らずで
ただ気が強いだけのやんちゃなおばあさん。
そんなヘンダーソン夫人の若い兵士への思いからとった行動がある悲劇を招くことに・・・

やがて空爆もひどくなり、いよいよ劇場も閉鎖の危機に陥る。
その時、明かされるヘンダーソン夫人のある秘密。

夫人が何故ヌードにこだわったのか、そしてこの映画のタイトルにある「贈り物」の
意味が明らかになる感動のクライマックス。
ラストのダンスはなんとも心地よい感動がありました。

ジュディ・デンチの貫禄ともいえる演技が素晴らしかった。
こないだの007でのMとはまた全然違う、ちょっと破天荒でお茶目なおばあちゃんぶりはお見事。
やはり2005年のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされてました。

お勧めです。



ラーレポ~郷家の醤油ラーメン

2007年01月24日 00時02分39秒 | ラーレポ
本日のラーレポは、福岡では珍しい醤油ラーメンの人気店「郷家」に行ってきました。

鶏がらと豚骨がベースのスープに、煮干などの魚介系の和風のダシが効いた醤油ラーメン。



1日30杯限定の牛スジラーメン。
夕方6時過ぎに行って、限定30杯が残ってるって一体・・・
牛スジ煮込みの甘めの汁が加わって、かなり濃い目の甘味のあるスープになってました。
トロトロに煮込んだ柔らかい牛スジは美味しかった。


チャーシュー麺。
食べ応えのある大きなチャーシューが4枚も乗ってます。


一口餃子。
ココも羽根はなし。
なかなか美味しかった。

たまに食べる醤油ラーメンは結構美味しかった。
ココまた行こう!