「着信アリ ファイナル」です
もう最低のクソ映画でした

作った奴らバカです。
何がダメって前2作でもそうだったんだけど、作品のテーマーが最後まで生かされてなくて
最後はただ怖がらせようとするだけの展開になっていっちゃう。
前2作も酷かったけど今作は群を抜いて酷い。
今作の売りは、携帯転送サバイバルのはず。
死の予告メールが届いた者は誰かに転送すれば死なないってことで
友達同士、死のメールを送りあって薄っぺらな人間関係が露呈されていき
未曾有の大惨事に発展していくって展開を期待してたのに
後半は全然関係ない方向に話はいってしまって、転送サバイバルはほったらかし。
全く支離滅裂な内容。
(こっから完全ネタばれありの、見た人にしかわからない突っ込みというか
独り言ですので、訳わかんない内容が含まれております)
とにかくつっこみ所満載。
事の発端は、クラスからいじめを受けてた”パム”こと明日香(堀北)が
自殺未遂をする。
それで、明日香の部屋のパソコンから呪いのメールがクラスメートに届くことになる。
そもそもココから変。何も携帯の呪いとは関係ないのに。何で?
それ言っちゃ話は始まらないんだけどね。
まあ、明日香のクラスメートを憎む強い怨念が美々子を呼び寄せたと言うことにしときましょう。
で、まあそこから死の予告メールが届いて、次々とクラスメートが死んでいって
パニックになるんだけど、誰もがパムの呪いでは?と思うようになるのに
誰一人として、パムに対して謝罪の言葉や後悔の言葉や懺悔の言葉が出てこない。
ただただ、自分には転送しないでくれって騒ぎまくっているだけのクズばかり。
こいつら皆殺しにされりゃイイんだって思っちゃいました。
一番笑ったのは先生役の板尾創路。
こいつが一番醜い大人だった。
バカな噂を信じるなと言って生徒から携帯を取り上げるんだけど
実は自分の携帯に転送されるのを恐れての行為だった。
お前が一番真に受けてるじゃんって感じ、爆笑しそうでした。
死に様とイイかなりイイ味出してて笑わせてくれました。
で、話が支離滅裂なのは、このパムが意識を取り戻して病院を抜け出して部屋に戻る。
(ココがまず、んなアホな!って展開です)
で、部屋のパソコンから死の予告メールがクラスメートに送られて死んでる事を知ると・・・
夢かと思っていたけど、確かに私がキーボードを押していた感触が残ってる・・・
わたしがみんなを殺したんだ!!って、ショックを受ける。
(いやいや、あんたずっと昏睡状態だったんだから”!
それにそんなに気にしなくてイイって。みんなクズばっかりなんだからさぁ)
そこに現れた呪いの根源”美々子”。全く初対面、何の面識もないはずなのに
彼女を見つめて何か悟ったかのように二人お手々つないで自殺に向かうって・・・違うでしょ!?
あなた完全に被害者なんだし、病院で寝てて何も手を下してないのに
何で死ななきゃいけないわけ??どこまでお人よしなの??全くもって不可解な展開。
もう話はすっかり転送サバイバルとは全く違う方向にいっちゃってる。
それと、もう一つバカバカしいのが、呪いのメールは明日香のパソコンから
送信されてるのなら、パソコンをフリーズさせればメールの送信は止まるはずと
2ちゃんねるみたいな掲示板に、呪いのメールを止めるためにパソコンをフリーズさせるために
このアドレスにメールを送信してくださいみたいな書き込みをすると
それをみた2ちゃんねらーみたいなのが、次々とメールを送りつける。
(電車男に便乗してないか?)
しかも笑っちゃうのが、そのメールが何故がみんな”頑張れ”とか励ましのメール。
何故(笑)?呪いのメールを止めるために送ってるメールなのに何励ましあってんの?
訳わかんない!
で、パソコンがフリーズして思惑通り見事美々子を撃退。
いつから携帯の呪いの根源がパソコンのネット回線に入り込んでったんだろ?
何の説明も解釈もない全くご都合主義な展開。
とにかくくだらな過ぎて、時間の無駄でした。
くれぐれもお金出して見ようなんて思わないように(笑)