Good News Report

Good News Station の活動模様をお伝えしています。

バビロン崩壊 (ダニエル 9:24)

2014年10月20日 | Good News


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魂の叫び (ハバクク 2:3)

2014年10月20日 | Good News
 「人間、やけくそになって物事に深くのめり込まないと、常識を打ち破るブレイクスルーは生まれない」

 今年のノーベル物理学賞を受賞された中村さんのコメントである。実に日本のリバイバルも、この“常識を打ち破るブレイクスルー”に他ならない。

 今日のテキストであるハバクク書は、神と人間とこの世の現実に正面からスポットをあて、この世とキリスト教との実態がリアルに記された実に現実的な書簡である。

 彼は神に向かってこう叫ぶ! 

 「今や、エルサレムは暴虐と不法の嵐。正義はすたれ、律法など何の役にも立たない。確かに神に背いた我々が、その報いを受けるのは仕方がない。だが、我々よりも悪い獣のような異邦人(バビロン)に、どうしてここまでやられなければならないのか!!(1:2)」

 このハバククの叫びに対して、神は、「いや、もっと悪いことが起きる」と予告する。

 するとハバククは、「ならば俺は見張り台の上に立って、これからあんたがすることを見届けてやる!(2:1)」と開き直る。

 すると神はこう答えられる。「たとえ遅くなっても、待っておれ。それは必ず来る。遅れるこことはない(2:2-3)」と。 

 この魂の底から沸き上がるような感情むき出しの叫び、赤裸々な神に対する激しい訴えかけ、それが本書の特徴である。

 神は全人類救済という目的のために、イスラエルという一つの民族を選ばれた。その計画の途上においては、その時点では理解不可能なことも多々起こっては来るが、それは目的遂行のために、通らなければならない一つの過程なのである。

 しかし、必ず最終的には神が勝利する!「正義は勝つ!」この確信と希望がなければ、世の中は、不平等、不条理、偏見、偏狭さの渦に巻き込まれた無茶苦茶な世界で終わってしまうのである。

 時の権力や常識、習慣、流行、また自分の損得といったものに振り回されることなく、真に価値のあるものを識別し、自分にしか出来ない使命に気付き、世間からの誤解を恐れることなく、キリストの証人として、生き生きと生きて行るための3つのポイント!

自分自身と現実社会に対する深い洞察
 自分と向き合うには二通りの方法がある。一つは一人静かに考える。「それって、本当にあなたにとって必要なこと?あなたがしたいこと?あなたがすべきこと?そして、それは、あなたにしか出来ないこと?」。もう一つは、自分の向き合うということは、他人と向き合うこと。人は人と対座して初めて自分というものが見えて来るからである。

聖書の正しい理解(神の証人として自分が成すべきことを認知する)
 聖書の学びは、学校に入るための勉強などではなく、自分の命に関わる人生の最重要課題である。聖書はいつも、「あなたは何者なのか?」そして、「あなたはどうすべきなのか?」という、二つの根源的な問いに対していつも答えている。

聖霊の力 (神の証し人として生きる為に必要な力を得る)
 あれこれ考える前に、求めなさい!切に求めなさい!(ルカ11:9-13)

 今こそ、私たちは悔い改め、新たな新しい一歩を踏む出す時である。

 多くの教会は社会の片隅にひっそりと息を潜め、大きな教会はボランティア団体や自己啓発センターに成り下がり、本当の愛と裁きのメッセージは、教会から消え去ってしまった。

 しかし、このようなことはもう長く続かない。もう直ぐ、信仰を守り続ける聖なる者たちと、そうでない者たちとが、はっきり分けられる時が来るからだ。

見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。誰かわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。(黙示録3:20)ハレルヤ

 
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レジリエンスで行こう! (箴言17:22)

2014年10月20日 | Good News
 経済低迷、給料増えず、残業代すら支給されずポストは与えられず、ポストどころか万年契約社員でいつ首切りになるか分からない。正社員になったらなったなりの苦労がある。多くの日本の会社は一度雇ったら終身飼い殺し。長時間労働など当たり前、パワハラ上司にリストラ対象年齢層も毎年下降・・こんな厳しい労働環境を生き抜くべく、最先端の心理学から生み出された知恵。それが・レジリエンス(resilience)だ

 レジリエンスとはストレス(stress) の対局に位置する言葉で、ストレスの「外部からの力による歪み」に対して、レジリエンスは、「その歪みを跳ね返す力」。つまり逆境からの精神回復力のことだが、それは、忍耐・根性と言ったような固く強いイメージではなく、自分を取り巻く状況に一喜一憂しない感情をうまくコントロールする力、環境に対して、「しなやか」に適応しながら生き延びる力のことである。

 例えば、“けん玉”をやったことのない人たちを集めて、「よ~いスタート!」してもらい、参加者達の様子を観察する。すると、諦めてしまった人たちの平均時間は約20分。彼らの特徴は、最初の数回で、これは自分には無理だと決めつけてしまい、自分の力を過小評価する傾向があった。

 一方、1時間以上諦めなかった人たちは、失敗を繰り返す中でも、少しずつでもうまくなってるという意識と、いつか必ず出来る!という希望を持っていた。つまり、“失敗は成功の素”というポジティブシンキングと、失敗しても、いつか出来るだろうと考える楽観性が、彼らの行動判断を決めたのだ。

 アメリカの某メンタル・クリニックが、約千人の患者さんを約30年間にわたって調査をした結果、楽観的な人ほど、健康で長生きするということが判明した。楽観的な人の方がストレスにうまく対処でき,事実、鬱になりにくいのである。聖書は楽観性についてこのように語っている。

喜びを抱く心は身体を養うが、霊が沈み込んでいると骨まで枯れる。(箴言17:22)

 そこで今日、聖書に登場する楽観的な人物の代表として登場してもらうのが、イエスの12弟子の一人“アンデレ”。彼に関して特筆すべきことは、12弟子中、一番最初にイエスの弟子になったのが彼であったと言うこと。最初彼はバプテスマのヨハネの弟子だったのだが、「見よ。神の小羊!」(ヨハネ1:36)というヨハネの言葉を聞いて、彼はイエスに従った。アンデレは、イエスの弟子になるということが、どういうことなのか?深く考えた末に決めたというよりは、霊的直感で決めたのである。

 そして、イエスの一番弟子となったペテロをイエスに紹介したのがアンデレ。すなわち彼は即座に家族伝道をしたのである。ペテロの性格は、独善的で思い込みが激しく、見栄っぱり。つまり、最も伝道しにくいタイプの人である。もし、あなたの家族・友人にペテロのような人がいたら、“最初から教会なんかに連れて行っても無駄!”と決め付けてやしないかだろうか?だがアンデレは、そんなことを頭で考える前に、身体で行動した。

 そのアンデレの性格を顕著に特徴付けている奇跡の話がある。それは、全ての福音書に記載されている唯一の奇跡。5千人の給食の奇跡。この奇跡の前に、5千人(2万人)の群衆を前に、食べるものどうしようか?という、イエスと弟子たちとのやりとりがある。

 イエスはピリポに「この人々に食べさせるためには、どこでパンを買えば良いだろうか?(ヨハネ6:5)」と言われた。するとピリポは7節、「いや、どう考えても足らないでしょう」と答えた。ピリポは、群集の状況を察して、これは全ての人たちに食事を与えることなんて不可能だと即座に判断した。

 ところがアンデレは、5つのパンと小さな魚を2匹持っている少年をイエスの元へ連れて行った。同じ状況下で、ピリポは頭で考えて判断を下したのに対して、アンデレは無理だとは分かってはいても行動した。それは、ペテロをイエスの元に連れて行った時と同じ状況であった。また、ヨハネ12章で、イエスに会いたいと申し出て来たギリシア人を、イエスに引き合わすのに一役かった人。それもアンデレだった。

 大切なことは、楽観性とは一つの状態であると同時に、一つの目標を達成する為の手段だったということ。私たちが困難に直面し、人生の窮地に立たされた時、それに耐え抜いて、問題を打破するか、諦めて目標達成をやめてしまうか。大きく分けてこの二通りの道があるとするならば、楽観性を備えている人は、諦める人か?諦めない人か? そう、諦めない人なのだ!このように 楽観性とレジリエンスは、こうした人生の目標達を可能にするエネルギーと結び付いているのである。

レジリエンスを高めるための3つのキーワード!

行動:頭で考えて先に結論付けてしまうのではなく、とりあえず行動してみる。ダメもとでも誘ってみる。電話してみる。メールしてみる等々、不可能だと結論付ける前に、あなたの力では不可能であっても、自分ではなくて、不可能を可能にする神の御業に信頼し、行動する者となる。神への信頼、つまり信仰は、ある意味、ポジティブな楽観性と深く関係している。

感情:感情に流されないということは、人生にはつきもののストレス対処法、ガス抜きの知恵である。“これはイヤだな~とか、うまく行かないだろなぁ~”と考えている自分に気付いたら、そういった考えを一度退け、そのような状況下でもポジティブで有益な面を探してそこに希望を持つ。

交流:誰かが自分のことをケアをしてくれ、また自分も誰かのケアーをすることは、レジリエンスを高める。「この子がいたから、この仕事があったから、私は生きてこられた」と言ったことを良く聞くが、自分が守らなければならない誰かがいる、自分がやらなきゃ誰がやる?といった「何か」を持っていることは、その人自身のレジリエンスにつながる。

 自分のためだけではなく、何かのため、誰かのために生きる。人に喜んでもらえるという体験は、人生の困難を乗り越えるための大きな力となる。日々、楽観的・前向き思考のクセをつけつため、困難があっても明るい人たち、前向きに努力している人たちと交流を大切にしよう!そして、どんなついてなかったな~と思うような日でも、その日に起きた良い事を3つ、寝る前に思い出してみよう!ハレルヤ


 
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