2014年冬季ソチオリンピックがフィナーレを迎えました。様々なシーンで、メダルを超えた感動がありました。人によって感動する部分が異なるように、それぞれの人生に対する満足感、達成感、幸福感は異なります。しかし、人生における基本的な土台作りと枠組みを間違えてしまったら、その上に積み上げたものは、どんなにすばらしく見えるものであっても、場合によっては突如、崩れてしまうことがあります。
今回のオリンピックで最も注目されたことの一つ「カーママ」。「カーママ」とは、かつてカーリング競技に出場していた女性選手が結婚を経て、再びオリンピック出場を果たした選手たちのことです。主婦となった後も、世界を相手に戦った彼女たちの姿は、メダル云々を超えて、私たちに強い感動を与えてくれました。この感動は、単なるスポーツの高揚感や好プレイの興奮という以上の、彼女たちの生き方、ライフ・スタイルそのものに拠ります。
「あなたのライフ・スタイルは?」等々、普段よく使われている言葉ですよね。でも、「ライフ・スタイルって具体的に何?」と聞かれたら、多くの人は直ぐには答えられないでしょう。では、あなたの人生のライフ・スタイルは、何によって構成されているのでしょうか?ライフ・スタイルは、大きく以下の4つの要素から成り立っています。
目的 あなたの人生の目的
嗜好 あなたの人生の喜び
環境 あなたの周囲の環境
行動 あなたが最もお金や時間を費やしていること
これら が互いに絡み合い、交差しながら形成されているものが、あなたの「ライフ・スタイル」です。つまり、「目的」を土台として、「嗜好」や「環境」に影響されながら「行動」し、ライフ・スタイルが建て上げられて行くのです。しかし、自分の力では変えることが出来ないこと、また、優先順位の間違いなどにより、無意識の内に自分で自分の目的を妨げてしまっていることがあります。
例えば、結婚して家庭を作って幸せになりたい!と思っているAさん。でも、Aさんは人と会うのが苦手で、なかなか家から出ようとしません。つまりAさんは結婚という「目的」が、一人でいたいという「嗜好」に妨げられているのです。他にも、家族の世話や仕事の都合などの「環境」が原因で、「目的」が達成出来ない人もいるでしょう。ちなみに「BURN OUT」(燃え尽き症候群)とは、目的地を見失う、また、自分が設定した目的地が間違っている場合に起こる現象です。
さて、聖書にもオリンピックが登場します。パウロさんは、オリンピック発祥の地、ギリシャにも度々宣教に出かけていましたので、当時のオリンピックを知っていたのでしょう。それになぞらえて、ギリシャにあったコリント教会にこう書いています。
あなたがたは知らないのですか。競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。(Ⅰコリント9:24)
とても有名な聖句の一つですが、実際の教会生活ではなかなか聞けないフレーズではないでしょうか。「信じれは“みんな”救われる」は毎週耳にするものの、「賞を受けるのは一人だけです!」と牧師が叫ぶと、「じゃ修行が必要なの?」と誤解されかねません。しかしこの箇所だけではなく、他にも同じ事を示唆している聖書箇所がいくつかあります。
すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか。
わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や、義の栄冠を受けるばかりです。
実は福音の世界には、銀メダルも銅メダルもありません。金メダルという栄冠を得るか、得られないかのどちらかです。ですが、信仰の金メダルは、最後まで走り通した者には全員、神様からいただくことが出来るのです。
自分に決められた道を、最後まで「走り通す」ことは決して容易なことではありません。だからこそ、私たちは、日々の「節制」が必要なのです。「節制」とは、自分のライフスタイルの見直し、メンテナンスです。では、以下の4つの要素をそれぞれもう一度見直して行きましょう
目的:あなたの人生の目的をじっくり考えてみてください。しっかりとした目標設定をするには、自分が本当に「したいこと」、自分に「出来ること」、あなたが「しなければならないこと」。この3つの点を確認して、その接点を見つけてください。これらの接点が人生の目標となります。
嗜好:カーママ選手が与えてくれた感動は、「私にもできる!」という「希望」でした。自分に与えられた環境を精一杯活かし、最大限の力を発揮できた時、人々に感動を伝えることが出来ます。人に喜んでもらうこと、人々に感動を与えることこそ、人生最大の喜びなのです。一度、自分から目を離して、他者に目を向けてみましょう。自分中心から、他者中心へ、そして神中心への人生は、結果的にあなたの人生に最大の喜びを与えてくれるでしょう!
環境:あなたを取り巻く環境には、変えられるものと、変えられないものがあります。変えられないものを変えようとしても、それはストレスになるだけ。変えられないものは、与えられたものとして感謝して受け取りましょう。そのように前向き・肯定的になってみると、あなたを取り巻いている環境の中に、あなたの人生の目的のヒントが見出せるはずです。
行動:私たちは、人生で何か問題が起きると、まず感情が先に動いてしまいます。ですが、不安、焦燥、怒りの中で判断したことは、必ず失敗につながります。ですから、対応の順序を変えることが必要です。何か問題が起きた時、直ぐに感情で応じるのではなく、まず、信仰的対応を心がける。そして感情を努めて平静にしながら、思考し、意志決定し、行動する。先ず、問題解決への方法を考える前に、心を平静に保つように努めることで、必ず結果は好転します。
感情 思考 信仰 意志 行動
信仰 感情 思考 意志 行動
今日、もう一度、あなたの人生のライフスタイルについて、じっくりと考えてみてください。思考とは、神様の御心を実行するための具体的方法を生み出すために人間に与えられてた知恵なのです。
あなたが何かに喜びを感じるのは、あなたがそのようにデザインされているから。あなたが今置かれている環境は、あなたがよりよく成長できるその場所なのです。車にメンテナンスが必要なように、私たちの人生にもメンテナンスが必要です。正しくメンテナンス(節制)し続ければ、神様にデザインされた本来のあなたの人生を完走することが出来るでしょう。そして、神様から勝利の金メダル、栄冠を受けられるのです
今週の教会ご飯/おむすびとけんちん汁
ロサンゼルス(グレンデール)の家の教会で、毎週集まっています。美味しい食事を囲みながら、えんじぇる田中牧師の聖書メッセージから、生きる知恵と希望を語り合いましょう 「教会って敷居が高い。。。」と悩んだこがのある方、ぜひ一度おいでください。教会は平和と笑いと聖霊様の満ちるところ。いつでもご連絡ください213-324-6942 / MUTSUMI
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今回のオリンピックで最も注目されたことの一つ「カーママ」。「カーママ」とは、かつてカーリング競技に出場していた女性選手が結婚を経て、再びオリンピック出場を果たした選手たちのことです。主婦となった後も、世界を相手に戦った彼女たちの姿は、メダル云々を超えて、私たちに強い感動を与えてくれました。この感動は、単なるスポーツの高揚感や好プレイの興奮という以上の、彼女たちの生き方、ライフ・スタイルそのものに拠ります。
「あなたのライフ・スタイルは?」等々、普段よく使われている言葉ですよね。でも、「ライフ・スタイルって具体的に何?」と聞かれたら、多くの人は直ぐには答えられないでしょう。では、あなたの人生のライフ・スタイルは、何によって構成されているのでしょうか?ライフ・スタイルは、大きく以下の4つの要素から成り立っています。
目的 あなたの人生の目的
嗜好 あなたの人生の喜び
環境 あなたの周囲の環境
行動 あなたが最もお金や時間を費やしていること
これら が互いに絡み合い、交差しながら形成されているものが、あなたの「ライフ・スタイル」です。つまり、「目的」を土台として、「嗜好」や「環境」に影響されながら「行動」し、ライフ・スタイルが建て上げられて行くのです。しかし、自分の力では変えることが出来ないこと、また、優先順位の間違いなどにより、無意識の内に自分で自分の目的を妨げてしまっていることがあります。
例えば、結婚して家庭を作って幸せになりたい!と思っているAさん。でも、Aさんは人と会うのが苦手で、なかなか家から出ようとしません。つまりAさんは結婚という「目的」が、一人でいたいという「嗜好」に妨げられているのです。他にも、家族の世話や仕事の都合などの「環境」が原因で、「目的」が達成出来ない人もいるでしょう。ちなみに「BURN OUT」(燃え尽き症候群)とは、目的地を見失う、また、自分が設定した目的地が間違っている場合に起こる現象です。
さて、聖書にもオリンピックが登場します。パウロさんは、オリンピック発祥の地、ギリシャにも度々宣教に出かけていましたので、当時のオリンピックを知っていたのでしょう。それになぞらえて、ギリシャにあったコリント教会にこう書いています。
あなたがたは知らないのですか。競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。(Ⅰコリント9:24)
とても有名な聖句の一つですが、実際の教会生活ではなかなか聞けないフレーズではないでしょうか。「信じれは“みんな”救われる」は毎週耳にするものの、「賞を受けるのは一人だけです!」と牧師が叫ぶと、「じゃ修行が必要なの?」と誤解されかねません。しかしこの箇所だけではなく、他にも同じ事を示唆している聖書箇所がいくつかあります。
すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか。
わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や、義の栄冠を受けるばかりです。
実は福音の世界には、銀メダルも銅メダルもありません。金メダルという栄冠を得るか、得られないかのどちらかです。ですが、信仰の金メダルは、最後まで走り通した者には全員、神様からいただくことが出来るのです。
自分に決められた道を、最後まで「走り通す」ことは決して容易なことではありません。だからこそ、私たちは、日々の「節制」が必要なのです。「節制」とは、自分のライフスタイルの見直し、メンテナンスです。では、以下の4つの要素をそれぞれもう一度見直して行きましょう
目的:あなたの人生の目的をじっくり考えてみてください。しっかりとした目標設定をするには、自分が本当に「したいこと」、自分に「出来ること」、あなたが「しなければならないこと」。この3つの点を確認して、その接点を見つけてください。これらの接点が人生の目標となります。
嗜好:カーママ選手が与えてくれた感動は、「私にもできる!」という「希望」でした。自分に与えられた環境を精一杯活かし、最大限の力を発揮できた時、人々に感動を伝えることが出来ます。人に喜んでもらうこと、人々に感動を与えることこそ、人生最大の喜びなのです。一度、自分から目を離して、他者に目を向けてみましょう。自分中心から、他者中心へ、そして神中心への人生は、結果的にあなたの人生に最大の喜びを与えてくれるでしょう!
環境:あなたを取り巻く環境には、変えられるものと、変えられないものがあります。変えられないものを変えようとしても、それはストレスになるだけ。変えられないものは、与えられたものとして感謝して受け取りましょう。そのように前向き・肯定的になってみると、あなたを取り巻いている環境の中に、あなたの人生の目的のヒントが見出せるはずです。
行動:私たちは、人生で何か問題が起きると、まず感情が先に動いてしまいます。ですが、不安、焦燥、怒りの中で判断したことは、必ず失敗につながります。ですから、対応の順序を変えることが必要です。何か問題が起きた時、直ぐに感情で応じるのではなく、まず、信仰的対応を心がける。そして感情を努めて平静にしながら、思考し、意志決定し、行動する。先ず、問題解決への方法を考える前に、心を平静に保つように努めることで、必ず結果は好転します。
感情 思考 信仰 意志 行動
信仰 感情 思考 意志 行動
今日、もう一度、あなたの人生のライフスタイルについて、じっくりと考えてみてください。思考とは、神様の御心を実行するための具体的方法を生み出すために人間に与えられてた知恵なのです。
あなたが何かに喜びを感じるのは、あなたがそのようにデザインされているから。あなたが今置かれている環境は、あなたがよりよく成長できるその場所なのです。車にメンテナンスが必要なように、私たちの人生にもメンテナンスが必要です。正しくメンテナンス(節制)し続ければ、神様にデザインされた本来のあなたの人生を完走することが出来るでしょう。そして、神様から勝利の金メダル、栄冠を受けられるのです
今週の教会ご飯/おむすびとけんちん汁
ロサンゼルス(グレンデール)の家の教会で、毎週集まっています。美味しい食事を囲みながら、えんじぇる田中牧師の聖書メッセージから、生きる知恵と希望を語り合いましょう 「教会って敷居が高い。。。」と悩んだこがのある方、ぜひ一度おいでください。教会は平和と笑いと聖霊様の満ちるところ。いつでもご連絡ください213-324-6942 / MUTSUMI
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