「ソクラテスのカフェ」というのは、札幌市西区琴似にある「古本と珈琲のブックカフェ」である。厚別区大谷地に移転してしまった「くすみ書房」という書店があったところ。いまもくすみ書房さんが運営していて、ときどき、イベントを開催している。
8月9日(土)18:30から「原武史が語る生活の中の政治」というトークイベントがあったので聴きにいった。新刊『知の訓練:日本にとって政治とは何か』をもとに語るという案内だったが、主題を「女性と政治」それも皇室論にしぼった内容で、非常に面白かった。会場が狭いので、講師の顔の見えないテーブルで声だけを拝聴する2時間(ラジオ講座みたい)だったが飽きなかった。旧著『昭和天皇』や『松本清張の「遺言」』を思い出しながら聴いた。
札幌に暮らし始めてから、何度かこうしたトークイベントに足を運んでいるが、いつも参加者の年齢層が高いという印象が強い。今回は、大学生くらいの若者の姿もあって、よかった。
耳より情報(だと私が思ったこと)を書きとめておく。
・来月、宮内庁から『昭和天皇実録』が公開される。(おお!)
・12月か1月に原先生の『皇后考』(雑誌「群像」連載)が講談社から刊行される。(わーい!)
・東大社会科学研究所の助手時代に、初めて大正天皇研究の報告をしたときの反応はボロクソだった。「なぜあんな馬鹿天皇を…」と言われた。(笑)
・(女性皇族に注目したきっかけは?と問われて)結婚して、うちの奥さんと一緒に暮らして、女性って分からない生き物だなあと思ったことから。ふだんは優しくても、突然、荒れ狂ったように攻撃的になるとか。失敗しても、ケロッと過去を忘れて立ち直るとか。(笑)
包み隠さず、率直なお話(笑)をありがとうございました。
参加費は、ドリンク(ソフトドリンクまたは缶ビール)とクッキーつきで2,000円。機会があれば、また行きたい。
8月9日(土)18:30から「原武史が語る生活の中の政治」というトークイベントがあったので聴きにいった。新刊『知の訓練:日本にとって政治とは何か』をもとに語るという案内だったが、主題を「女性と政治」それも皇室論にしぼった内容で、非常に面白かった。会場が狭いので、講師の顔の見えないテーブルで声だけを拝聴する2時間(ラジオ講座みたい)だったが飽きなかった。旧著『昭和天皇』や『松本清張の「遺言」』を思い出しながら聴いた。
札幌に暮らし始めてから、何度かこうしたトークイベントに足を運んでいるが、いつも参加者の年齢層が高いという印象が強い。今回は、大学生くらいの若者の姿もあって、よかった。
耳より情報(だと私が思ったこと)を書きとめておく。
・来月、宮内庁から『昭和天皇実録』が公開される。(おお!)
・12月か1月に原先生の『皇后考』(雑誌「群像」連載)が講談社から刊行される。(わーい!)
・東大社会科学研究所の助手時代に、初めて大正天皇研究の報告をしたときの反応はボロクソだった。「なぜあんな馬鹿天皇を…」と言われた。(笑)
・(女性皇族に注目したきっかけは?と問われて)結婚して、うちの奥さんと一緒に暮らして、女性って分からない生き物だなあと思ったことから。ふだんは優しくても、突然、荒れ狂ったように攻撃的になるとか。失敗しても、ケロッと過去を忘れて立ち直るとか。(笑)
包み隠さず、率直なお話(笑)をありがとうございました。
参加費は、ドリンク(ソフトドリンクまたは缶ビール)とクッキーつきで2,000円。機会があれば、また行きたい。
