「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

独り言~今冬、一番の寒波が襲来~

2012年01月27日 | 独り言

26日(木)はこの冬一番の寒波が襲来。

あまりの寒さに震え上がってしまい、一日中、家に閉じこもったままで「小人、閑居して不善」(?)をなしてみた。

この一日の経過を追ってみることにしよう。
まずは早朝からオーディオで一仕事。

このところ、ブログに登場することの多い我が家のJBLのシステムだがまだまだ大切なことをやり残していた。

それは各SPユニットの前後の位置の「振動板合わせ」。

市販のスピーカーシステムをそのまま利用している方は、メーカーのほうで各ユニットの振動板をきちんと合わせているのでまったく縁のない話だが、自作派にとっては(3ウェイシステムの場合)低音、中音、高音のユニットの振動板の位置を合わせることは「いい音」を得るための大切な要件の一つ。

なぜかといえば、音声信号が入ったときに各ユニットの振動板が同時に同じ位置で動いた方が音が濁らず”スッキリ”するわけだからまずは当たり前の話。

ただし、低音と中音のユニットの振動板の位置合わせについては、そりゃあ合わせるに越したことはないが、クロス1000ヘルツの場合で34cm近くの波長になる(音速340m/sec÷周波数1000ヘルツ)のであまり神経質になる必要はないものの、中音と高音のユニットばかりは「cm単位」で合わせることが必要。

この辺は基本的な事項としてオーディオをやり始めたころに仲間から口を酸っぱくして教えてもらった。


とにかく我が家の場合は中音ユニット(JBL-LE85ドライバー)と高音ユニット(JBL-075ツィーター)の位置合わせをまだやってなかったが、まあ、それほど音が大きく変わることはないだろうと”たか”をくくっていたこともある。

とにかく、「075ツィーター」に専用の台を作り前後に動かせるようにして簡単に調整ができるようにしていたので、まずLE85の位置決めをしてから、075を適当に前後に動かして調整し左右両チャンネルについて30分ほどで終了。

                   

これで聴いてみると、普通の音量で聴く分には以前と変わりがないような気がするが、「ガツン」と大きなアタック音が入ったときに音がまとまってスッキリ抜けていく感じがなかなかよろしくて、やはり明らかに”効果あり”だった。

こんなことなら、もっと早くやっておくべきだった。やはりオーディオはズボラはいけない!

☆ 由紀さおりのテレビ番組

音が良くなったところで、昨晩(25日)録画しておいた「由紀さおり」のテレビ番組を試聴。

NHK総合テレビの「SONGS」という午後10:55~11:25の30分番組で、「欧米でも人気沸騰!由紀さおりニューヨークでライブ」の解説があったのを目ざとく見つけて録画予約しておいたもの。

彼女のニューアルバム「1969」については、以前のブログでも触れたが、朝日新聞の12月初旬の「人」欄の記事により12月12日からアメリカ公演とあったので、その模様をかねてから知りたいと思っていたのでまさにグッドタイミング。

                    

ニューヨークのタウン・ホールで行われた実況ライブと彼女のこれまでの歌手としての歩みを織り交ぜた非常に見ごたえのある内容だった。

63歳という年齢を感じさせない歌声(ハイの伸びがもっと欲しい気もするが年齢からして贅沢は言えない!)と場馴れした堂々たる態度に”さすが”と唸ったが、共演の「ピンク・マルティーニ」という楽団もすごくうまくて、これはまさに絶妙のコンビ。

           

公演終了後、帰途に就くアメリカの観客数人にインタビューをしていたがいずれも大好評で、彼女の面目躍如といったところだろう。

番組の終わり頃のインタビューで「これからも、このエネルギーに満ち溢れたニューヨークでもっと攻勢をかけたい」という趣旨のことを言っていたが、世界的に大ブレークした彼女の今後の活躍が楽しみで、おそらく2枚目のアルバムも発売されることだろうが、その時はすぐに「買い」!

☆ 「幸福な生活」百田 尚樹(ひゃくた なおき)著

                      

午後は、もっぱら読書三昧。

本を購入すると狭い我が家では置き場所に困るので(お金もないが!)4か所の図書館から借りてきた新刊を中心に、毎日ざっと目を通していく感じだが、始めの10頁ほど読み進むとおよそ自分と相性のいい著者かどうか分かるので時間が節約できて大いに助かる。

「幸福な生活」は短編集だが、ちょっと読んだだけで「これは面白い」とすぐに惹きこまれた。いずれも幸福な夫婦生活を題材にしながらも、最後の”どんでん返し”というか「ブラック・ユーモア」が強烈で、ものすごく印象的。

「百田尚樹」という作家はどうしてこうも、うまいんだろう!

☆ 夜の会合

夜の7時からは地元自治会の毎月の定例役員会議。何かと忙しい「会計」事務を担当してからもう丸4年にもなる。懇意にしている方から説得されて仕方なく引き受けたが、もう義理は十分果たした。

任期は今年の3月までで現在、役員の改選手続き中だから絶対に辞めさせてもらう決意でいるが、はたして後任がうまく見つかることやら、ちょっと不安~。
 

 

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