ブログを17年も続けていると、作者もそして読者もどうしてもマンネリ気味になるのは否めない、で、なるべくあの手この手で目先を変えているものの、やはり限界があるようで近年は明らかに「アクセス」が伸び悩みあるいはジリ貧気味~。
対象が「音楽&オーディオ」という極めてマイナーな分野なので、ま、いっか~(笑)。
そういう中で「救世主」ともいえる存在が、南スコットランド在住の「ウマさん便り」だ。

この画像は「ある日あるとき」の「アクセス解析」だけど、「ウマさん便り」の人気のほどが知れますね。
言い換えると、他人のふんどしで相撲をとっているようなものだけどね(笑)。
さて、その新風を吹き込んでくれる「ウマさん」から先日の「音楽は楽譜で読むものなのか?」についてお便りをいただいた。
タイトルは「音楽家は音楽を聴かない」。
「音楽家の友人が多い僕の個人的な感慨だけど、彼らの多くは普段あまり音楽を聴いていないなあ。
対象が「音楽&オーディオ」という極めてマイナーな分野なので、ま、いっか~(笑)。
そういう中で「救世主」ともいえる存在が、南スコットランド在住の「ウマさん便り」だ。

この画像は「ある日あるとき」の「アクセス解析」だけど、「ウマさん便り」の人気のほどが知れますね。
言い換えると、他人のふんどしで相撲をとっているようなものだけどね(笑)。
さて、その新風を吹き込んでくれる「ウマさん」から先日の「音楽は楽譜で読むものなのか?」についてお便りをいただいた。
タイトルは「音楽家は音楽を聴かない」。
「音楽家の友人が多い僕の個人的な感慨だけど、彼らの多くは普段あまり音楽を聴いていないなあ。
昔、岩城宏之さんが、飛行機内に流れる音楽を止めてくれと、スッチーのお姉さんに頼んだことがあった。
あの中村紘子さんも、神戸のポートピアホテル最上階のラウンジで、ピアニストのお姉さんに「ピアノを弾くのを止めてくださる?」とおっしゃった。そのピアニストは僕の友人で、彼女から直接その話を聞いた。
僕の長女もミュージシャンで、コンサートツアーでしょっちゅう世界中を回ってるけど、たまに家に帰って来ても音楽を聞いてるのを見たことない。
ロンドンに住む、かなり有名な音楽家の家を訪ねても、ごく普通のコンポはあるけど、ほとんど鳴らさないって言ってた。音楽家の友人で、まともなオーディオ装置を持ってるのは一人もいない。
ロンドンに住む、かなり有名な音楽家の家を訪ねても、ごく普通のコンポはあるけど、ほとんど鳴らさないって言ってた。音楽家の友人で、まともなオーディオ装置を持ってるのは一人もいない。
シェーンベルク曰く「音楽というのは楽譜で観念として読むもので実際の音は邪魔だ」
ブログの主曰く「楽譜を読みながら音楽を頭の中で想像することができれば実にいいことに違いない」
ところが、楽譜を見ながら音楽を聴くのが楽しいって言う奴がいるよ。どこに?
ここに…

まったくの盲点を突かれて、恐れ入りました!(笑)
そういえば、ウマさんはピアニストだしハーモニカもお上手でしたよね。
そして、日をおいて次のお便りもいただいた。タイトルは「修辞力」。
「村上春樹さんの小説は、どちらかと言うと、苦手だけど、彼の音楽に関する表現力、いや、修辞力に、何度膝を叩いたことだろう。ちょっと常人には考えられない素晴らしい能力だと僕は思う。
シェーンベルク「三つのピアノ曲」作品11…ポリーニかグールドか?…
「ポリーニの演奏が、とびっきり鋭利に研ぎ上げた刃物のような切れ味にあるとしたら、グールドの演奏の特徴は、一つの物体をいったん解体して、もう一度新しいやり方で組み合わせたような、コンビネーションの面白さにある」
「ポリーニの提供する刃物の切れ味は、文句のつけようなく見事なものだけど、そこには妖刀のようなあやしさは希薄だからだ」
「グールドのピアニズムには、人の心を構造的に揺さぶる、あるいは惑わせるものが含まれている」…
なるほどなるほど・・。
もし村上さんがオーディオマニアだったら、「オーディオの魅力」についての多彩な修辞力で多くの人に感銘を与え、よって現在のオーディオ人口がもっと増えたかもしれないと思うことが多々ありますよ~。

この内容に共感された方は積極的にクリック →

まったくの盲点を突かれて、恐れ入りました!(笑)
そういえば、ウマさんはピアニストだしハーモニカもお上手でしたよね。
そして、日をおいて次のお便りもいただいた。タイトルは「修辞力」。
「村上春樹さんの小説は、どちらかと言うと、苦手だけど、彼の音楽に関する表現力、いや、修辞力に、何度膝を叩いたことだろう。ちょっと常人には考えられない素晴らしい能力だと僕は思う。
シェーンベルク「三つのピアノ曲」作品11…ポリーニかグールドか?…
「ポリーニの演奏が、とびっきり鋭利に研ぎ上げた刃物のような切れ味にあるとしたら、グールドの演奏の特徴は、一つの物体をいったん解体して、もう一度新しいやり方で組み合わせたような、コンビネーションの面白さにある」
「ポリーニの提供する刃物の切れ味は、文句のつけようなく見事なものだけど、そこには妖刀のようなあやしさは希薄だからだ」
「グールドのピアニズムには、人の心を構造的に揺さぶる、あるいは惑わせるものが含まれている」…
なるほどなるほど・・。
もし村上さんがオーディオマニアだったら、「オーディオの魅力」についての多彩な修辞力で多くの人に感銘を与え、よって現在のオーディオ人口がもっと増えたかもしれないと思うことが多々ありますよ~。

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