「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「わくわくハラハラ」感の演出

2023年07月07日 | オーディオ談義

ある程度年齢がいき社会的な勤めを終えると「毎日が日曜日」になる・・、 するとどうしても毎日の「わくわくハラハラ感」が減退するのは、誰しも同じだろう。

ものの本によると、この「わくわくハラハラ」感は認知症の予防や精神面での健康にも役に立つとある。

そこで日常のマンネリ感をどうやって打破するか・・、誰も面倒なんか見てくれないので意図的に自分から創り出すしかない。

ここでオーディオの登場だ(笑)。

よそ様のオーディオ・ブログをちょくちょく拝読させてもらうけど、一様に努力され工夫されているものの、中には細部にこだわり過ぎるあまり「木を見て森を見失っている気がするけどなあ・・」と、(自分のことは棚に上げて)思うこともあるが、それでも「わくわくハラハラ」感を得るためには仕方がないんだよねえ、といつも微笑ましく眺めている。


そもそも・・、「音楽とオーディオ」は周知のとおり目的と手段の関係にあり、ある程度オーディオに区切りをつけたうえで音楽鑑賞に浸りきることがまっとうな姿だが、オーディオに限っては手段と目的が混同してしまう罠に陥りやすいように思う。

もちろん、こういう「罠」は大歓迎で、どこかをちょっとでもいじると、音が変わるので「わくわくハラハラ」には(オーディオは)実にもってこいの存在。


かくして、我が家では「音を代える」実験道具には事欠かない。

とまあ、あまり大上段に振りかぶって言う資格もないが、話半分で聞いてもらうと助かる(笑)。

たとえば、


 ツィーター(4台)を(システムに)入れたり、外したりする。また、入れるときはコンデンサー(数値の違うもの10個ぐらい)をとっかえひっかえしてローカットの値を調整する。

 サブウーファーを常用しているが、音楽ソースの録音状態によってハイカット「100ヘルツ or 200ヘルツ」を瞬時に変えるために、バナナプラグで簡単に差し替え可能にしている。



左端のSPターミナルにバナナプラグを差し込めばハイカットは「100ヘルツ」(-6db/oct)となり、真ん中のSPターミナルにプラグを差し込めばたちどころにハイカットが「200ヘルツ」となる。これはメチャ便利がいい。

低音域の自由度の確保はオーディオには必須ではあるまいか・・、な~んちゃって。

 ひとつのシステムにプリアンプ2台、パワーアンプ3台(SPユニット3個分)が必要だが、SPユニットを替えるたびに相性のいいアンプを使い分けしている。

で、こればかりは知恵も工夫も要らず数の勝負になるが、
プリアンプ4台、パワーアンプ9台が常時待機中。

 真空管アンプは初段管や、ドライバー管、整流管、そして出力管によってコロッと音が変わるので、いろんな銘柄を挿しかえるためにストックが必須。しかも次第に劣化する消耗品ときているので始末が悪い。



これはほんの一部なので念のため(笑)。


☆ オーディオ・ケーブルも音が変わる要素の一つで、我が家でいちばん出番が多いのは「LANケーブル」で、SPケーブルからRCAケーブルまでいたく重宝している。また、オーディオ電源はすべて「200V→100V」に降圧して使用している。

☆ DAコンバーター3台をその日の気分で使い分けしている

とまあ以上のとおり、だが・・。

システムがかなりいい線をいって「自分好みの音」となり満足感を抱くようになるとあまり”いじる”ところが少なくな
るようで、ちょっと淋しい思いがする。

実は現在のシステムがそういう状況にある。

注目の木製植木鉢の活用・・。 

       


音楽を聴く分には最高だが、オーディオ的にはこのところ毎日の張り合いがなくなって、何だか魂の抜け殻みたいな状況に陥りつつある。

どうやらオーディオは自己採点で70点ぐらいに留めておく方が楽しみが多いようでして・・。

少し”のろけ”すぎたかな(笑)。



人は基本的にブルーが好きだそうですよ。なぜかといえば誰でも「青空」が好きだから~。

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