「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

始まった「三つ巴の戦い」

2023年08月06日 | 音楽談義

「子供が新しいおもちゃを手に入れたみたいに、大の大人がはしゃぎ回っている」と、そしられても仕方がないかもしれない(笑)。

不意打ちみたいなテレビの故障に伴いやむなく買い代えたものの、それはたまたま「You Tube」(以下「Y」)が受信できるテレビだった!

そして、およそ1週間余り経つが「音楽の宝庫」ともいえる「Y」の威力に毎日唸るばかり~。

まさに、「ピンチはチャンス」で今ではつくづく故障してよかった!

で、「何を今さらYか・・」といわれそうだが、実はオーディオシステムにテレビを組み込んでいない人は多いので、「それは初耳だぞ」という方もかなりいるみたいですよ。

その証拠に、8月3日付けのブログ「おいおい、今さらY・・」は驚くほどの凄いアクセス数が殺到してぶったまげてしまった。それだけ関心のある方が多かったことになる。

テレビの役割は確実に変わりつつありますな・・。

お互いに時代に取り残されないようにしましょうね~(笑)。

で、実際にその活用の一端をご紹介しよう。

まずは、「Y」のチャンネルを選択し、検索画面に「Mozart」と打ち込んだところズラリといろんなアルバムが勢ぞろい。リラックス系の「名曲100選」とか実に頼もしい!

次に、調子に乗って「まてき」と打ち込んだところ反応なし、そこで「おぺら まてき」(オペラ 魔笛)と打ち込んだところこれが大ヒット!

もう次から次にいろんな指揮者の「魔笛」のアルバムが登場してくるのだからビックリ仰天。

中でもクレンペラー指揮の「魔笛」には驚いた。このアルバムは周知のとおり、珍しくスタジオ録音で「台詞」だけの演奏になるのだが、画面にその台詞が「日本語訳」で出てくるんですよねえ・・。

しばし名演を堪能させてもらった。

そして、さあ・・、いよいよ調子に乗って「おどれよろこべなんじさいわいなるたましいよ」(「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」)と打ち込んでみた。

「K165」だからモーツァルトの20歳前後の作品だが、彼の宗教曲の中では一番好きな曲目で、まあ、長ったらしいタイトルだし無理だろうなと半分諦め気味だったところ見事にヒットしたのには心底驚いた。

ズラリとソプラノ歌手たちのアルバムが登場してきて、まさにより取り見取り・・。



その中でも、この身元不明の歌手が素晴らしかった。

「見てくれ」も「歌いっぷり」も最高で、もうまるで恍惚の世界へ・・。

夢中になって、少なくとも朝昼晩を通じて5回は聴いてますよ~(笑)。

ほかにもこの曲に関する優秀録音が目白押しで、「ソプラノ」歌手のたいへんな充実ぶりに目を見張った。

いかに自分の世界が狭かったか・・、「Y」を通じて痛切に思いしらされました!

まだジャズは試していないが、たとえば「ダイアナ クラール」と検索画面に打ち込めば、アルバムが山ほど出てくるに違いない。

一枚だけならまだしも、数知れぬほど選択の機会に恵まれるのだから、「Yは音楽の宝庫」ですね。

これはもう音楽鑑賞に必須でしょう・・。

こうなると「ミステリー番組」を録画するのが何だか馬鹿らしくなってもはや毎日が「音楽三昧」の状態へ。

しかもこのテレビは「USB端子」が3個もあって「ブルーレイレコーダー」を接続しなくても直接録音出来る仕組みになっている。

そこで、テレビを購入した大型店に再び走った。



何と「4TB」のハードディスクが「1万2千円」と格安の状態だった。ひところは「1TB」でそのくらいのお値段だったのに・・。

これから、大量の番組が録画できますね(Y関連の番組は無理だけど)。

いよいよ「テレビの寿命」、「ハードディスクの寿命」、そして「自分の寿命」の「三つ巴の戦い」が始まった~。

こんなに楽しくて豊かな「音楽ライフ」を手に入れたんだから、先にくたばってたまるか・・(笑)。



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