「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

ブログ記事「モーツァルトの音楽効果」の後日談

2021年03月15日 | 独り言

1週間ほど前に搭載した記事「モーツァルトの音楽効果」について、とても興味深い現象が見られたので触れてみよう。

「そんな過去記事のことなんてどうでもいい」という読者が大半だろうが、どうかそう言わずに~(笑)。

さて、せっかくブログを投稿する以上どれだけの人たちが興味深く読んでくれているかについては、発信元としてやはり無関心ではおられない。誰でもそうだと思う。

このブログが所属しているのは「グーブログ」(NTT系)だが、現在およそ300万件あたりが加入しており、前日の投稿結果の順位が翌朝公表される。

そこで、この「モーツァルト・・」の記事の順位についてだが初日の「3月7日」が394位、次いで「8日」が323位、そして3日目が「273位」と、なんと尻上がりに順位が上がっていったのである!

しかも「200番台」への上位突入となると、1週間に1度ぐらいの快挙である。

さすがに4日目は375位に順位を落としたが、それでも初日を上回っている。

こういう現象はブログを開始してから14年余りにもなるが初めてのことである。

興味津々になってその推移を見守るためにしばらく(新たなブログの)更新を控えたほどだった。

一部の読者には「いつも二日おきに更新するのに、この人もしかして病気かな?」と心配された向きがあったかもしれない。(まあ、それほど関心があってご親切な方は滅多におられまいが・・笑)

それにしても、これまですべての記事が日を追って鮮度を失い、みるみる色褪せていくのに今回ばかりは「尻上がり」に伸びたのはいったい何故?

暇つぶしのつもりで(笑)、自分なりに考えてみた。

1 記事の内容

このブログはご承知の通り、オーディオがらみの記事が大半を占めているのだが、どうも内容が専門過ぎて分かりづらいという読者が多いのではあるまいか。

その点、音楽関係の記事は親しみやすく何度繰り返して読んでも飽きないということなんだろう。

そもそも、このブログはオペラ「魔笛」(モーツァルト)に感激して、どっぷり嵌り込んだので全国的な「魔笛倶楽部」を作りたいという趣旨から始めたものである。

「初心忘れず」といきたいところだが、音楽ネタはすぐに尽きるしねえ(笑)。

その点、オーディオのネタは山ほどあるし、それに自らの興味の的だし、いつの間にか引きずられてしまった。

さらに付け加えると、おそらくどなたでもそうだとは思うが、年齢を重ねるにつれ感性が衰えてきて昔ほど音楽を聴いても瑞々しい感動を覚えなくなった。これは、音楽愛好家にとってとても悲しく寂しいことである。

昔は名演に対して感涙に咽ぶことがたびたびあったのに、今ではさっぱり。

さらにはどんな名曲であろうと何回も聴いていると、さすがに倦(う)んできて鮮度が薄くなってくるのも事実。

そこで、音楽に対する感性の衰えやマンネリ化を「オーディオ=良質の音」で何とかカバーしようという焦りにも似た感覚がどこかにあるような気がする、少なくとも自分はそう。

言い換えると、オーディオを音楽の召使いではなく「対等の立場」に引き上げようとしているのかもしれない、無駄な抵抗ですけどね(笑)。音楽に「神」は居るけど、オーディオにはいない。

2 量と質の問題

一般的に量と質は相反関係にあり、量が増えれば質は落ちる。ほら「粗製濫造」という言葉があるでしょうが(笑)。

ブログも似たようなもので、これまで次から次に「闇夜に鉄砲を撃つ」みたいにあれやこれや更新を続けてきたが、やや筆力がマンネリ化してきたのも否めない。

その一方、読者側からすれば「当たり前感覚」が浸透してきてブログの「希少価値」が薄くなったともいえるだろう。

3 二つのタイプに分かれる読者

現在、所属している「グーブログ」のランキングのほかにも、余分に「クラシック・ランキング」に応募している。ブログの末尾に次のようなバナーを張り付けているので既にご承知のことだろう。

この内容に共感された方は励ましのクリックを →      

おかげさまでいつも上位にランクさせていただいているが、実はこれにもいささか疑問が残っている。

現在、1日当たり平均して「1000件」ほどのアクセスがあるのだが、このランキングの獲得するポイントはせいぜい200件前後(初日)である。

つまり割合からいくと5人に1人ぐらいが筆者のお願いに真面目に応えて「
バナー」をクリックされているが、その一方では8割方の読者が知らん顔して無視しているのだ!

筆者に対して誠実な姿勢を見せる読者には感謝の至りだが、その一方で、自己中心的で身勝手な連中との比率が「1:4」とはこれいかに~(笑)。

たしかに面倒くさいのはわかるが、こういう輩にはブログの更新意欲を失うだけなので「いっさい目を通して欲しくない」のがホンネだが、いちいち区別して戸は立てられないしねえ。何せネットだから~。

以上、3点ほどざっと思いついたことを忖度なしに羅列してみたが、視点を変えて読者側からご教示いただければ幸いです。

期待せずにお待ちします(笑)。


この内容に共感された方は励ましのクリックを →      


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする