「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

新しいケーブルの登場

2020年09月06日 | オーディオ談義

風速70mにも及ぶ台風10号の接近に戦々恐々。しかも進行方向の右側に位置しているので被害が思いやられる。

停電とか、送信ケーブルの断線ともなれば当分ブログの更新も出来そうもないのでどうかご承知おきを。

オーディオルームにしても、車庫側と道路側の2か所の雨戸をすべて引っ張り出して防戦体制一方だが、外部からのノイズが減って室内のSN比が良くなり心なしか音楽が美しく聴こえるのには驚いた。

これからいつも雨戸を閉めて聴こうかな(笑)。

閑話休題

オーディオは独りで楽しめる趣味なので「唯我独尊」でもいっこうに構わないが、やはり音質向上のためには仲間同士の人的ネットワークも必要だということをこの度イヤというほど痛感させられた。

その身近で端的な例を挙げてみよう。

つい先日、東海地方にお住いの「I」さんからのメールの一節に次のような記事があった。

「メインのJBLが快調です。理由は、プリからチャンデバの接続をRANケーブル(T式)にしたことと、カートリッジのヤマハMC505とテクニカF7の音色にありそうです。

RANケーブルはCDPからプリへの接続の時は、あまり効果を感じなかったのですが、プリからチャンデバの接続では威力を発揮しました。音像の分離が非常にいいです。」

ホウ~! Tさん式の「RCAケーブル」(線材はRANケーブル)に大いに好奇心を刺激されてさっそく調査開始。

すると、年金生活者にとって一番ネックとなるお値段が極めてリーズナブルであることが判明した(笑)。

さっそく「I」さん経由で、あまり馴染みのない「T」さんに注文してもらい、ご同意のもとに作成していただくこととなった。

「I」さん、「T」さんともに名うてのオーディオ愛好家だしその耳には大いに信頼を置いているので試してみる価値が大いにありそうだ。

ちなみに「T」さん自作のホーン型システム(3部屋)のうちの一つがこれ。



エンクロージャーで)余分な音が付くのを嫌い、
45年前からエンクロージャー(箱)を止められたそうだ。よく分かりますよ!

さて、これまで何度も繰り返し述べてきたようにオーディオは音質に関する変数がメチャ多いので、理論よりも実践を優先するというのが我が家のポリシーである。

つまり「いろいろ理屈をこねてみても実際にやってみなくちゃ分からん!」。

たとえば、その変数というのは「部屋の大きさと形状」「電源事情」「音の入り口の機器」「アンプの個性」「スピーカーのユニットと箱の個性」「これらを繋ぐケーブルの個性」「機器同士の相互の相性」など、もう枚挙にいとまがないほど。

加えて、肝心のリスナー側にも耳の個体差があって、いつぞやのテレビ番組で「耳の内部構造にもそれぞれ個人差があって、聴きとれる音も千差万別だ」と言ってた。

自分では「いい音」だと思っていても、他人が聴くとそれほどでもないという悲喜劇がしょっちゅう繰り返されているのもそれが主因でしょうよ(笑)。

とはいえ、オーディオは五里霧中の世界と言ってしまえば身も蓋もないので、せいぜい「理論4割、実践6割」というところが相場でしょうか~。

そして「T」さんから程なく「RCAケーブル」(1.5m)が到着した。



あまりに細すぎてちょっと見た目が貧弱そう、音もプアじゃなければいいが・・(笑)。

あまり期待感を持たずに試聴してみた。

使用するスピーカーは「AXIOM80」である。

どんなオーディオ機器もこのスピーカーを通すと、たちどころに正体が判明するので我が家のリトマス試験紙のような役割を果たしておりメチャ重宝している。

ところが一聴しただけであまりの「ハイスピード感」に陶然となってしまった。

これは凄い! 近年まれにみる衝撃である。


ただし、いい歳をして「一目惚れ」し、すぐに浮かれても”はしたない”ので(笑)、1日中じっくりと腰を据えてありとあらゆる音楽ソースに耳を傾けてみた。

その結果、Tさんに直接次のようなメールを送信した。

以下、続く。

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