「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「仮想アース」の進展

2020年09月01日 | オーディオ談義

14年間に亘ってコツコツと2日に1回のペースで更新を続けているこのブログ。

長く継続しているだけが取り柄で(笑)、プロ野球で3割バッターが少ないのと同様に、ヒットする記事ともなるとおよそ3割程度ぐらいに落ちる。

中でも意気込んで投稿した割には読者の反応(アクセス数)がサッパリだったり、その一方、あまり時間をかけずに適当に仕上げた内容のものが反応が良かったりで作者にとって「予測不可能」という点が実に面白くて、これがブログを止められない理由の一つになっている(笑)。

そういう中で、今年(2020年)に入って上半期最大のヒット作といえるのが「仮想アースの効果」である。

なにしろ投稿(2020.2.29)してからおよそ半年になるのに、いまだに常に過去記事ランキングの上位に入っているのだから驚く。こういうロングランの記事は筆者にとっても初めてだ。

それだけ持続して興味のある方が多いのだろう。投資額も極めてリーズナブルだしね~(笑)。

そもそものきっかけは同じ九州は長崎県の方からのメールだった。

「仮想アース」について、これほど簡にして要を得た内容を知らないので再掲してみよう。

「仮想アースの件でメールさせていただきました。アースラインノイズの吸収効果等があるそうです。オカルトかと思いましたが、廉価で手軽に試せることから、ステンレスタワシ数個で試作したところ、思いのほかの効果がありました。

ガラスケース等にステンレスタワシと銅板の電極を詰め込み、アース線などで機器のシャーシやアース端子に接続するだけです。

現在、DACのUSBアースとパワーアンプのSP端子(マイナス)に接続しています。

ウッドベースが「ボン・ボン」から「グオン・グオン」に、シンバルが「チン・チン」から「シャン・シャン」に化けました。稚拙な表現ですみません。

数千円程度でできますので、チャンデバのGND等に試されてはいかがでしょうか。また、真空管アンプで効果が確認できれば仮想アースの理解が進みます。

これらの一連の仮想アースは、安全アース(地球の地中)作用の代用ではございません。ただ、音質アップを狙った試行錯誤によるアイデア品です。  

測定値、理論などには全く行き届いておりません。純粋に、なぜか音が良くなる的な ”ユニーク発想品” です(それもお使い機材や環境により、必ずのお約束は出来ません)。

以上のとおりで、ご厚意によってつくっていただき毎日感謝しながら愛用していたものの、2か月前ぐらいにオーディオ仲間のYさんがスケールアップして作ったのがこれ。



右側の仮想アースがそれで、プリアンプの空いた端子に差し込んで使ってみたところ効果が歴然としていた。

そのうち1台の機器ごとに使った方がいいでしょうというわけで、このほどご厚意によって2個作っていただいた。



結局、1個回収されたものの2個追加ということになったが、材料費代だけで済ませていただいたのはありがたい~。

これで「仮想アース」が単独で我が家の2系統のシステムに常時使えるようになった。その2系統とやらは次のとおり。

 電源「200Vから100Vの降圧電源」→ DAC「エルガープラス」→プリアンプ「マランツ7型」

 電源「リチウムイオン式電池」→ DAC「フェーズメーション」→プリアンプ「安井式」

このうち、それぞれ2台のプリアンプの空いた入力端子に仮想アースの単線を接続して完了。

心なしか以前よりも音がずっと澄み切った感じがしてきたのは錯覚かな・・(笑)。

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