「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「将棋と囲碁」そして「有料動画配信」

2020年08月30日 | 独り言

去る28日(金)の午後のこと。

いつものウォーキングコースの途上で逆コースを辿るお隣のご主人とすれ違った。

「あれっ、今日は早く会いましたね」と、お隣さん。

「はい、5時から安倍総理の記者会見があります。日本を左右する一大事なので1時間ほど早く出発しました。」

結局、ご存知のとおり辞任会見だった。8年近い任期中、とりわけ外交面で見るべき功績があったように思うが、安倍さん、長いことお疲れさまでした。ごゆっくり静養されてください。

ちなみに、昨日メル友の「I」さん(東海地方)から次のようなメールをいただいた。

「五大全国紙のうちの一つがなかなか思い浮かばず、やっと出てきました。産経新聞でした。

それにしても、昨日の安倍総理の記者会見でも、ちょっと前の河野防衛大臣の記者会見でも、記者の程度の低さにはあきれます。こんな連中が新聞やTV番組を作っているということは、ある意味読者・視聴者が馬鹿にされているようなものです。

アメリカで警官が容疑者?をパトカーに入れるときに後ろから発砲というのは、確かに怖いことではあるけれど、同時に、どういう状況でのことなのか、また、このような事件(白人、有色)の統計的データなど、すべてすっ飛ばしておいて、ヒステリックに報道する。で、そのうちニュースが「ニュー」でなくなると、次のネタ探しに・・・

私も含めて、一般大衆をいかに馬鹿にしているか。

日本には、ジャーナリズムを批評できるジャーナリストはいないのか!

すみません、また、言ってもしょうもないことを・・・。」

同感です!

閑話休題

今や「将棋界」は空前絶後のフィーバー振りといっていいだろう。

言わずと知れた史上最年少にして二冠を獲得した「藤井聡太」八段の活躍に負うところが大きく、もはや「空前絶後の天才」とまでもてはやされている。いわば「スター誕生!」。

勝利後のインタビューにしても、奢ることなく態度や受け答えが実に素直で変に大人びたところもなく、それかといって幼稚でもなくごく自然体の印象を受けるのも人気がある理由の一つだろう。

そういう中、先日の「日本経済新聞」の記事にこういうのがあった。



「三度の飯より囲碁が好き」というタイトルのもと、昨今の将棋界のフィーバーぶりをうらやまし気に見つめている記事である。

改めて「将棋」と「囲碁」の相剋について考えさせられた。

いったいどちらが人気があるんだろう。

仕方なくネット情報に頼ってみると、競技人口は「将棋」が530万人、「囲碁」が200万人とダブルスコア以上の差があるので勝敗は明らか。

次に競技自体の面白さとなると、ちょっと雲行きが怪しくなる。たとえば「囲碁」をする人は「将棋」もできるが、その一方「将棋」をする人で「囲碁」もできる人はごく一部らしい。

というのも「囲碁」の方がずっと複雑で難しいから。成る程、成る程(笑)。

奥の深さからすると「囲碁」の方に軍配が上がるようだ。それに世界的にも「囲碁」の方が認知度が高い。

以前に、日本囲碁界の第一人者「井山裕太」さんと中国の「第一人者」との対局をテレビで観たことがあるが、残念なことに井山さんの完敗だった。大切な競り合いのところで井山さんが逃げるように緩い手を打った。もうガッカリ。さらに韓国にも凄い実力者がいるらしい。

中国、韓国に負けるのは何につけても絶対ダメ!(笑)

日本囲碁界の人気が将棋と比べてイマイチなのも、その辺に一因があるのかもしれない。

続いて、同じ日経新聞の記事にこういうのがあった。

✰ 有料動画配信サービス



今や「コロナ禍」によって人と人との接触が敬遠される一方で、室内で独りで楽しめる趣味が改めて見直されているようだ。

そのうちの一つがどうやら「有料動画配信」のようだ。

記事の文中に「かって映画はテレビに追いやられて斜陽化していった。いま、そのころつくられた作品が動画配信でよみがえり、テレビの大画面を乗っ取るのだから皮肉なものだ。」とある。

人生と同じで業界の有為転変も計り知れないが、我が家では「ひかりテレビ」(NTT系)で37チャンネル契約(時代劇、洋画、ホームドラマなど)しているので「有料動画配信」は必要ないが、もう一度見たいという映画がないことはない。

たとえば、かって「栗原小巻」ファンだったので「忍ぶ川」などはぜひ(笑)

        

そして、大型テレビで観劇とくれば併せて「自宅シアター」として「音響システム」もぜひ整えたいものだ。

これには、なんといっても低音域のド迫力が鍵を握っている。ドド~ン!

1970年代の「オーディオ全盛期」を知る者にとっては昨今の状況は淋しい限りだが、今後のオーディオの生き残る道としてはこの辺にあるのかもしれないですね。

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