「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

後日談

2019年10月06日 | 独り言

このところのブログで2件ほど「後日談」があるので記載しておこう。

ちなみに、「後日談」とは「ある事件の落着した後、それからどうなったかという話」(広辞苑)という意味である。

「そのくらい知ってるぞ、バカにするな!」と、どうかお腹立ちになりませんように(笑)。

まずは、次のタイトルのブログから。

✰ 「今が良ければすべて良し」かな?(2019.9.30)

「おじちゃんのシステムでぜひクラシックを聴いてみたい」という大学2年生のS子ちゃん(福岡在住:姉の長女の子供)に実際に聴いてもらった話を中心に記載していたところ、一昨日(4日)になって姉から電話があった。

   

「S子ちゃんが手放しで感激していたわよ。おじちゃんの音が凄く良かったって。」

「ほう、それは良かった。ほとんど馴染みがないクラシックなのに最初から目を瞑って聴く子だから、素養があると思っていたよ。聴きたいときはいつでもどうぞと、言っといてね~」

これで、「音楽&オーディオ」のファンが一人誕生かな(笑)。

そういえば若い人たちのオーディオ離れが叫ばれ始めてから久しい。音楽ファンは決して減っていないようだが、今やパソコン絡みの”ちまちま”した音で楽しむ若者たちが大半だと思う。

そんな音でクラシックの良さが分かってもらえれば、それに越したことはないが・・・。

もっと豊かな響きを持ったシステムで聴くと重層的な「ハーモニー」が楽しめてクラシックファンがさらに増えると思うが、実に惜しい。

とはいえ、別にクラシックが好きになっても何も金銭的に得るものはないし、より善人に成れるわけでもないが人生が豊かになるのは間違いない。

あの物理学者「アインシュタイン」は「死ぬということはモーツァルトを聴けなくなることだ」と言ったが、天才と凡人が同じ土俵に上って同じ趣味を楽しめるなんて素晴らしいことだと思いませんか。

それかといってクラシックを普及する具体的な対策はないしねえ。

せいぜい「素(す)隠居」(貧乏な隠居)で出来ることといえば「音楽&オーディオ」の面白さをブログで伝えることぐらいしかないのが悲しい(笑)。

次のブログのタイトルは、

✰ オペラ狂だった「ドナルド・キーン」さん(2019.9.13)

およそ3週間前の話なので読者の記憶がちょっと心配、そこで要点をかいつまんでおこう。

運動ジムの「BGM」でご機嫌なポピュラー音楽にすっかり馴染んでしまい、トレーナーさんへ曲名をお伺いしたところ、チューナーの表示から「テイラー・スウィフト」の最新曲だと分かった。

    

この件をご承知のようにブログのネタにさせてもらったわけだが、折角なのでジムのトレーナーさんに、メモを差し出し「ブログに書いてますので、よろしかったらご覧になっていただきませんか。タイトルは・・」と積極的にアプローチした。

歳を取るといかにも図々しくなる(笑)。

すると、それからブログをご覧になったご様子で、さらには他のトレーナーさんにまでクチコミで伝わった模様。

「凄いですねえ、とても専門的な内容でよくわかりませんがテイラー・スウィフトからクラシックまで実に幅が広いですねえ。」

「ハイ、暇にまかせて毎日投稿しています。よろしかったら好きなCDを持って我が家に聴きに来ませんか、クルマで送迎しますよ」

機会を見つけては「音楽&オーディオ」の普及にせっせと邁進する日々が続いています(笑)。

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