「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

釣り紀行♯19~秋の大漁~

2007年10月25日 | 釣り紀行

10月24日(水)は、好天に恵まれ潮の状況も良いようで釣りにはベストのコンディション。前回の釣行は18日(木)なので1週間ぶりとなる。

早朝6時に出発して、Y半島T防波堤に到着したのが8時15分。釣り道具を満載した荷車を押して、防波堤の入り口にさしかかったところ「コラッ!立ち入り禁止の看板が目に入らないのか」という大きな怒鳴り声が左斜め後方から聞こえた。

地元の漁師とのトラブルはマズイので「スミマセーン」と一言いって低姿勢で事情を聴いてみると、つい最近他県の人が夜釣りで防波堤から海中に転落して  這い上がれず亡くなってしまい、それ以来立ち入り禁止にしたとのこと。

「死ぬつもりなら釣ってもいい」とのことだが、こちらはそのために最新のエアベストを購入して着用したばかりなので「大丈夫です」と粘ろうかと思ったが、どうも理屈が通りそうもない人の感じで、問答無用と心得てあっさり撤退することにした。

気を取り直して、今度はクルマで10分ほど離れたK防波堤に移動。結果的にはこれが正解だった。

平日なので誰もいない波止に上がって突端に悠然と釣り座を構えてマキエを一投したところ、アジの大群が押し寄せてきた。それも15cm~20cm前後の型で、このクラスのアジは通常、昼間は深く潜っていて海面に浮いてこないはずなのにこんなことは初めての体験。

それにエサ取り名人のおちょぼ口のウマズラハゲの数もすごい。早速、今日はクロ狙いからアジ、ウマズラハゲ狙いに切り換えた。したがって、エサの方もオキアミ小粒から別途用意した大粒サシアミに変更。結果的に大粒サシアミの威力は絶大だった。

当初は「片潮=一つの場所」をモットーに、干潮時の12時24分を境にして場所を移動するつもりだったが、間断なくアジとウマズラハゲ、それに良型のクロもときどき混じって大忙し、これ以上の釣果はどんな場所でも望めないのでずっと居座ることにした。

結局9時から16時40分まで一つの場所で約8時間釣りまくったが、こんなことは珍しい。途中ウキ下を30cmから3mまでいろいろ変えたが、30cmにがん玉8号1個の組み合わせが一番良かった。

釣果はアジが85匹、ウマズラハゲが25匹、クロが16匹、サバ1匹で、アジとウマズラハゲをこんなに釣ったのは生涯で初めてだった。ウマズラハゲは見かけは悪いがタンパクな味なので使い途が多く、焼き魚、味噌汁、吸い物、鍋物などに良く合う。

帰る間際に隣に初老の方が2人サビキ釣りの道具を持ってやってきた。聞くと、隣県の熊本から4時間がかりで夜釣りにやってきたという。

知る人ぞ知るこの人里離れたY半島の釣り場も有名になってきたようだ。オオイタの県南の釣り場は北九州の釣り人が開拓したという話をよく聞くが、熊本も一翼を担っているみたい。かなり残ったマキエを差し上げたところ、大喜びされた。

夕闇迫る中、空きっ腹に羽を生やし飛ばしに飛ばして自宅に到着したのは、すでに夜の帳(とばり)につつまれた18時15分だった。

                            

と     き        2007年10月24日(水) 快晴、海上無風

と  こ  ろ        Y半島K防波堤

釣り時間          9時~16時40分

潮              大潮(干潮12時24分)

ツケエ            大粒サシアミ、オキアミ小粒

マキエ            オキアミ1角、アミ4角、グレパワー、ヌカ、パン粉

釣     果        アジ85匹、ウマズラハゲ25匹、クロ16匹、サバ1匹

メ      モ       仕掛けの準備が足りず、次回には怠りなく。
               秋~冬は、アミ(マキエ)とサシアミ(ツケエ)のコンビで。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする