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サケの神に豊漁願う アイヌ民族の伝統儀式、釧路・千代ノ浦漁港で29年ぶり

2024-09-29 | アイヌ民族関連

三島七海 有料記事

北海道新聞2024年9月28日 21:48

29年ぶりに千代ノ浦漁港で行われたカムイチェプ祭で祈りをささげるアイヌ民族関係者(小川正成撮影)

 釧路アイヌ協会は28日、サケの神を迎えて豊漁を願うアイヌ民族の伝統儀式「第43回カムイチェプ祭」を釧路市千代ノ浦漁港で行った。同漁港での開催は29年ぶりで、民族衣装を身につけた会員や関係者ら計95人が祈りをささげた。

 カムイチェプは伝統的に同漁港内で行われてきたが、港の整備工事のため、会場を新釧路川に移していた。

 今年は同漁港にヌサ(祭壇)を設置。神への祈りの儀式「カムイノミ」では秋サケや野菜、果物などを供え、モシリコロカムイ(村の神)や雌阿寒岳、雄阿寒岳などの地域にまつわる神々に礼拝した。

 イチャルパ(先祖供養)後には、春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会が「フッタレチュイ(黒髪の踊り)」や・・・・・

※「カムイチェプ」の「プ」、「イチャルパ」の「ル」、「リムセ」の「ム」、「サロルンリムセ」の「ム」はそれぞれ小さい字。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1068607/

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