赤旗 2024年9月29日(日)
国土の2割を占める北海道は、自民党政治の矛盾が集中しています。はたやま氏は、切実さを増す住民の要求を聞くため、広大な北海道を駆けめぐってきました。
JR路線は廃線が進み、運転手不足で公共交通や輸送に大きな影響が出はじめ、地域の過疎化や人口減少が進んでいます。医療・介護・福祉など命や健康を守る土台でも、命の源を育む農林漁業の担い手も深刻な事態。こうした現状をみるたび、「大企業ばかり潤う政治を進めてきた自民党の責任だ」と憤ってきました。
2014年の初当選時の初質問は、農林水産委員会で乳価について。当選した喜びに浸る間もなく道内の酪農家を訪ね、その声を国会へ届けました。輸入優先の自民党農政の弊害を追及し、「農家を支える政策を」と繰り返し求めてきました。今、「米が買えない」との声を聞くたびに国会で再び追及したい思いを募らせています。
「アイヌや千島問題、軍事演習、核ごみ、ラピダス(半導体工場)など、北海道の独自課題を国会に届ける議席がどうしても必要です」と語ります。この間、平和、人権、立憲主義を守る活動を通じて憲法学者や女性支援に携わる人たちからも激励が寄せられています。
「平和・人権・金権腐敗の自民党政治を変えるには、共産党の議席が伸びてこそ。誰もが希望のもてる北海道、日本に変えるため、なんとしても国会へ戻り、7年前の質問の続きを」と決意しています。
畠山・かずや 1971年生まれ。宮城教育大学教育学部。元中学校教諭。元衆院議員(1期)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-09-29/2024092903_01_0.html