先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

夏イチゴ本格出荷 「阿寒を産地に育てたい」 夢の杜ファーム6月から

2020-05-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/23 05:00
 「夢の杜ファーム」(釧路市)は6月から、今年栽培を始めた夏イチゴ「ゆめいちご」の出荷を本格的に始める。鮮やかな赤い実とすっきりした甘さが特徴で、同社は「阿寒をイチゴの産地として育てたい」と意気込む。
 夢の杜ファームは建設資材卸の長江建材(同市)の子会社。阿寒町の所有地の活用策を探り、安定需要が見込めるイチゴに着目。釧路はイチゴ栽培に適した冷涼な気候で、高速道路や空港が近く出荷に便利なことから、事業に乗り出した。
 同社は栽培品種「赤い妖精」を「ゆめいちご」の名前で売る。ビニールハウス内では大きく鮮やかな実をつけ、初収穫した先週は数キロだった収穫量が、22日には20キロに増えた。
 8千株を植えたプランターには、土より養分の吸収効率が良い繊維「ロックウール」を採用。室温や給水、肥料はコンピューター制御で省力化し、少人数で高品質のイチゴを生産する。
 阿寒産をPRするため、同社はロゴやパッケージデザインを市在住のボールペン画家原田カーナさんに頼んだ。キャラクターは笑顔のイチゴで、パックを包むフィルムに雄阿寒岳など地元の名所をちりばめた。パックを詰める段ボールは、アイヌ文様の活用を監修する阿寒アイヌコンサルンなどがデザインを手掛けた。
 夢の杜ファームは6月から市内のケーキ店などに出荷する予定だ。長江文男社長(80)は「甘く大きなイチゴができ、店の反応もいい。他の農家とも連携し、阿寒をイチゴの産地に育てたい」と話している。
 一般向けには中園町の飲食店「ぱらだいすかふぇ」で、22日から数量限定で販売を始めた。200グラムパックで550円。要予約。問い合わせは同店(電)0154・32・2040へ。(光嶋るい)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/423467

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「ゴールデンカムイ」バス6月運行 道南バス、室蘭―札幌で

2020-05-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/22 20:06 更新

【室蘭、登別】道南バス(室蘭)は6月1日から、アイヌ民族の少女らが活躍する漫画「ゴールデンカムイ」のアニメキャラクターを車体に描いたバスを、室蘭―札幌間の高速バス路線で走らせる。
 ゴールデンカムイは野田サトルさん(北広島市出身)作の人気漫画で、今回のバス運行は北海道観光振興機構などが取り組むキャンペーンの一つ。日露戦争の帰還兵、杉元佐一や、アイヌ民族の少女アシリパらを描いたバスを登別市が用意した。同社に無償貸与し、室蘭―札幌間を1日1往復する。
 バスは当初、登別温泉―アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)―新千歳空港などでの運行を計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でウポポイ開業が延期されたため当面、路線を変更する。
 バスは22日に登別市役所前で関係者に披露され、同社の長谷川義郎社長は「地域活性化につなげたい」と述べた。(久保耕平)
★「アシリパ」のリは小文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/423442

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フリーマン・ダイソンさん(物理学者、米プリンストン高等研究所名誉教授) 2月28日死去 96歳 人類の未来 宇宙規模で構想

2020-05-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/22 10:34
 核兵器廃絶をどう実現していくか、宇宙進出も含めて人類の将来はどうあるべきか―。こうした重要テーマを考え抜いた生涯だった。「核兵器と人間」「多様化世界―生命と技術と政治」「ガイアの素顔―科学・人類・宇宙をめぐる29章」など邦訳も多い。
 核廃絶への道筋も米国の奴隷解放の手法にならうべきだとし、道徳面の確信、忍耐、客観性とともにどこかでは妥協も要ると説いた。「実現」を最重視しての現実的なアプローチが真骨頂だった。
 英国出身でケンブリッジ大学卒業後に渡米。1949年に物理学者、朝永振一郎らの理論の意義を示す論文をまとめ、それが朝永のノーベル物理学賞受賞につながったとされる。
 自身は宇宙船の開発計画に携わり、息子のジョージさんは海洋民族アリュートの伝統カヤックの復元に取り組んだ。親子のそれぞれの生きざまは「宇宙船とカヌー」の題名で出版され、映画にもなった。自身は龍村仁監督のドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第3番」にも出演している。
 記者とは本社社会部時代の94年、米ワシントン州のジョージさんからアイヌ民族の舟の構造について照会を受けたのを機に、父親のフリーマンさんとも手紙やメールのやりとりが始まった。
 当時、一番知りたかった「ソ連の崩壊は民主主義の勝利と言えるか」という問いを投げかけると、手紙で「歴史がどう動くか、将来を見通せるなんてことはありません。私たちは今まで以上に不確実性が増す中にいます。今後数百年の最も重要な要素は中国の発展でしょう」という返答が来た。
 四半世紀たった今、いかに先見の明の持ち主だったか、あらためて感じずにいられない。(編集委員 小坂洋右)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/423242

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コロナ禍から何を学ぶか 厄災を乗り越えてきたアイヌの提言【動画あり】

2020-05-23 | アイヌ民族関連
東京新聞 2020年5月22日 朝刊
 古来、人間に猛威を振るい、社会に不安をまん延させてきた疫病。2019年に日本の法律で初めて「先住民族」と明記されたアイヌ民族は、自然と共に生き、厄災を乗り越えてきた。今、私たちは先行き不透明なコロナ禍にどう向き合えばいいのか。アイヌの人たちの言葉に耳を傾けた。(文・木原育子/写真・木口慎子、松崎浩一)
◆「生き方を変えなければ、ウイルスはもっと人類を襲う」

刺繍(ししゅう)が入ったアイヌの衣装を着る宇梶静江さん=埼玉県白岡市で
 「ワッカウシカムイ(水の神)、アペフチカムイ(火の神)、レラカムイ(風の神)…。アイヌ民族は、全てにカムイ(神様)が宿ると考える」。アイヌ民族の宇梶静江さん(87)=埼玉県白岡市=がアイヌの世界観を語り始めた。「コロナは、ウエンカムイ(悪い神)だ。でも、人間がいかに大地に残酷なことをしてきたのかを知らせるために来たのだろう」
 アイヌは自然を敬う民族だ。全てに宿るカムイは崇拝の対象というより、対話を続ける存在といえる。宇梶さんは「自然と矛盾して生きてきた現代人は多い。今、生き方や考え方を変えなければ、ウイルスはもっと知恵を付けて人類を襲うだろう」と警告する。
◆感染者、医療従事者もアイヌも 差別の根底に国の姿勢の問題
 宇梶さんは北海道の貧しい家庭で育ったが、知識を学びたいと二十歳で札幌の中学校に入学し、卒業後の二十三歳で上京。差別から逃れるため、自身がアイヌということは積極的に公言してこなかった。
 ただ、子育てが落ち着き、詩の創作で言葉と向き合ううちに「アイヌは卑しいわけではないのに、なぜ沈黙したままなのか。出自を明らかにしないで生きることほど存在の否定はない」と思うように。一九七三年に東京ウタリ(同胞)会を設立し、アイヌ差別解放運動の中核を担ってきた。
 一八九九(明治三十二)年制定の差別的な「旧土人保護法」により、アイヌには粗末な土地しか与えられず、戦後も格差に苦しめられ続けてきた。今、コロナの感染者や医療従事者らが差別を受けていることに、宇梶さんは「差別の根っこには国の姿勢の問題がある。国は曖昧な役割しか示せず、偏見は広がった。ひとりひとりが大事にされない構造はアイヌも同じだ」と指摘する。
 「密」を避け孤立を強いるコロナ禍の中で、「真の孤独」を突きつけられてきたアイヌ民族の宇梶さんは訴える。「人間とは何か、人間らしい生き方とは何かが問われている。自然と向き合うアイヌ民族は、地球が抱える困難に光を投げかけることができる。その光は、世界三億人の先住民の光でもある。お互いの立場を理解し、認め合う。そんな未来の始まりにはできないか」
◆「人間も自然の一部」音楽で表現
 アイヌ文化アドバイザーの宇佐照代さん(48)は、娘の瑠依乃(るいの)さん(7つ)=新宿区=と伝統楽器トンコリ(弦楽器)やムックリ(口琴)を奏でながら、終息を待つ日々を送っている。
 雨垂れの音、親グマが子グマを呼ぶ声…。アイヌ音楽が自然の音色を奏でることが多いのは、人間も自然の一部であることを表現するためだ。瑠依乃さんが「ムックリを奏でると、優しい気持ちになるよね」と話しかけると、照代さんはゆっくりうなずいた。
 照代さんの祖母・西村ハツエさん(故人)は、アイヌの権利獲得運動に奔走した。照代さんは十歳で北海道から上京。首都圏のアイヌが集まる会合で、伝統舞踊や楽器に接する中で、自身のルーツを強く意識するようになった。
 照代さんの言葉は力強い。「若い世代が伝承していかなければアイヌ文化は消えてしまう。祖母たちからアイヌ民族としての誇りを受け継いだ。多くの人に理解してもらえるよう活動していきたい」
◆交易盛ん…疫病のリスク 祈りで祓う
 北海道の阿寒湖アイヌシアター運営協議会事務局長の尾田浩さん(64)によると、古くから交易が盛んだったアイヌ民族は、常に疫病のリスクと隣り合わせだった。疫病の神パヨカカムイは旅をしていると考えられており、疫病がはやるとコタン(集落)の入り口にパヨカカムイが嫌う魚の骨や行者ニンニクなどをぶら下げ、村を避けてもらう祈りをささげたという。
 道内では4月からパヨカカムイを祓(はら)う儀式をしている。大正期のスペイン風邪流行時は、政府の同化政策でアイヌ文化が禁止されていたので、150年ぶりの開催になる。屈斜路古丹(くっしゃろこたん)アイヌ文化保存会の豊岡征則会長(74)は「アイヌには共生と循環の思想がある。ウイルスと戦うのではなく、『パヨカカムイ、帰ってください』との願いを込めている」と話した。
動画:アイヌに学ぶコロナ禍
https://www.youtube.com/watch?v=BvLgVU3koqQ&feature=emb_logo
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202005/CK2020052202100108.html

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マオリ語のいまとアイヌ語のこれから web

2020-05-23 | 先住民族関連
NHK 2020年5月23日(土)午前7時51分 更新ウピシカンタ

先住民族が固有の言葉を次の世代に伝えていくためには、どんなことが必要なのでしょうか。ことし2月、ニュージーランドの先住民族マオリの学校をアイヌの若者たちが訪問しました。マオリ語はいまどう話されているのでしょうか?そしてアイヌ語のこれからへのヒントは。web版コンテンツは現場で出会った言葉をつづります。
(放送版の初回放送:2020年5月23日)
マオリ学校OB/マクドナルドマネージャー ソレンソンさん
ソレンソンさんは、マオリ学校のOB(写真左)でマクドナルドのマネージャー(写真右)。facebookで24万回再生された動画の当事者の一人です。その動画とは、マクドナルドのカウンターで、女の子のマオリ語のオーダーに、ソレンソンさんがマオリ語で応える「パイ」をめぐる一幕。「バズった」理由は、聞く機会の少ない、マオリ語の日常の会話だったからと現地ではとらえられていました。
マオリ語で教育を受けたソレンソンさんは ——
「マオリ語を話すチャンスがあれば逃しません。マクドナルドでもバーガーキングでも、マオリ語が話されるとすればそれは喜びです」
マオリであることに誇りをもち、チャンスがあればマオリ語での表現を実践したいという若者に出会いました。
前・マオリ開発相 フラベルさん
マオリたちは「このままではマオリ 語は衰退してしまう」と、1980年代からマオリ語で教育を行う幼稚園や学校を作り始めました。このうち5歳から18歳までが通う学校が「クラ」、授業の90%がマオリ語で行われています。
1991年にはニュージーランド政府にマオリ開発省が発足。マオリ語教育を後押ししています。その開発省の前大臣、フラベルさんは ——
「マオリの文化と言語の復興は、20年、30年と続けられてきました。しかし、今も道半ばなのです。それは大きなメッセージです。一晩でできることではない。国を変えていくには時間がかかります」
マオリたちが粘り強く進めてきたマオリ語教育の仕組みは、いま、店先でマオリ語を使って接客するソレンソンさんのような若者を育てています。
マオリ語教室に通い始めた クラークさん
大人向けのマオリ語の講座で出会ったクラークさんは、61歳のいま、初めてマオリ語を学び始めました。はじめての授業の直後、「とてもワクワクしている」というクラークさんは——
「われわれのように1960年代から80年代にかけて学校へ通った世代はマオリ語を学んでいません。当時の教育制度が許さなかった。簡単なマオリ語は理解できますが、会話に加わることはできません。16歳になる孫とマオリ語で話したいのです」
マオリたちが時間をかけて進めてきたマオリ語教育は、その教育を受ける子どもたちの家族にも広がりを見せていました。
マオリ語教育の第一人者 バードさん
北海道のアイヌの若者たちが訪ねたマオリの学校の校長がペム・バードさんです。ニュージーランド政府で教育の仕事などに携わったあと、20年前、故郷のムルパラにもどって学校を設立、現在も校長を務めています。
マオリ語が話せるということについて、バードさんは ——
「マオリにはそれぞれ、自分たちの山、自分たちの川があります。わたしの山はそこにある(学校から見える小山を指差して)。あの山は英語で話しかけてほしくないと思っています。山はずっとそこにあり、人々はマオリ語で語りかけてきた。そのことはアイデンティティの一部なのです」
マオリの学校教育について、マオリ開発省の担当者ジャレス・フォックスさんも「マオリがどこからやってきたのか、これまでにどんなことが起きてきたのかも学びます」と、カリキュラムを説明していました。マオリの学校は、言語だけでなく、アイデンティティについて学ぶ場になっていました。
平取町出身 この春から大学生 織田瑞希さんマオリの学校を訪問したアイヌの若者のひとり、織田瑞希さんには「アイヌの学校を作りたい」という夢があります。織田さん自身は、平取町でアイヌ語教室に通ってアイヌ語を学んできました。この春からは、札幌の大学でアイヌ語、アイヌ文化について学びます。マオリ語教育の現場を見た織田さんは ——
「子どもたちは前向きに活動しているというか、マオリであるということに誇りを持って学んでいるなと。アイヌにも学校が必要だと改めて思いました」
織田さんは、校長のバードさんから、「1人ではできない。志をもった仲間をつくりなさい。われわれもあなたを助けるために、いつでもここにいる」とアドバイスと激励の言葉を受け取りました。
web版動画はこちら
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-nf3a194751822

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城めぐり初心者におすすめのお城ランキング!愛好家1000人がチョイス

2020-05-23 | アイヌ民族関連
ダイヤモンドオンライン 5/23(土) 6:01配信
 海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、城めぐり初心者の旅行先におすすめのお城ランキングを紹介します。日本の「城」をテーマにしたサイト『攻城団』が発表した「全国の城好き1000人が選んだ、城めぐり初心者の旅行先におすすめのお城ランキング」を紹介します。「東日本の城」「西日本の城」「チャシとグスク」の3エリア(部門)に分け、実際に全国各地の城めぐりをされている城好きな人の投票によりランキングされています。数ある日本の城のうち、ランキング1位に輝いたのは、はたしてどこの城でしょうか。(文/攻城団 写真/攻城団、©iStock)
● 東日本エリアの第1位は、松本城
 まずは、東日本(北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海)エリアのランキングです。なお、以下で紹介するランキングは、『攻城団』がウェブサイトの利用者に「これから城めぐりをはじめようと考えている身近な人(初心者)におすすめする」ならどこがよいか調査し、1055人の回答を集計したものです。
 ●1位:松本城(長野県松本市) 300票 ※国宝、現存天守
 ●2位:犬山城(愛知県犬山市) 95票 ※国宝、現存天守
 ●3位:会津若松城(福島県会津若松市)47票
 ●4位:江戸城(東京都千代田区)  42票
 ●5位:小田原城(神奈川県小田原市) 35票
 ●5位:名古屋城(愛知県名古屋市) 35票
 ●7位:山中城(静岡県三島市) 34票
 ●8位:弘前城(青森県弘前市) 31票 ※現存天守
 ●9位:苗木城(岐阜県中津川市)  30票
 ●10位:岐阜城(岐阜県岐阜市) 29票
 上記の東日本エリアのランキングに入った城について、「地球の歩き方ニュース&レポート」内でさらに詳しい紹介(過去)記事があるものを以下にピックアップしました。
● 2位:犬山城(愛知県犬山市)の詳細
 名古屋・中部地方の玄関、中部国際空港(セントレア)駅から列車で約1時間(名古屋駅からは約25分)の愛知県犬山市。犬山市のランドマークといえば、国宝「犬山城」です。犬山城は、木曽川のほとりの山の上に建てられた名城で、戦国合戦の舞台でもありました。また、木曽川は鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る「鵜飼い」で有名です。国宝「犬山城」と古い町並みが残る城下町の散策、犬山へのアクセス方法などを紹介します。
 ≫≫≫ 天守最上階からの絶景!国宝「犬山城」と城下町の町並み 愛知県・犬山観光とアクセス方法
● 3位:会津若松城(福島県会津若松市)の詳細
 島県の会津若松は、江戸から明治時代への激動の転換期に悲劇の舞台となったところです。1868年に始まった戊辰戦争では、西郷隆盛を擁する薩摩藩に加え、薩摩藩と同盟を結んだ長州藩などの「官軍」と「朝敵」「賊軍」とされた会津藩などの旧幕府軍との間で戦いが繰り広げられました。この悲劇の舞台で、健気に、力強く生きた女性・新島八重を主人公にした大河ドラマ『八重の桜』が2013年に放送され、記憶に残っている方も多いでしょう。悲劇の舞台となった会津地方の中心・会津若松市内の歴史スポットなどを紹介します。
 ≫≫≫ 激動の幕末の舞台! 会津若松のおすすめ観光スポット
● 9位:苗木城(岐阜県中津川市)の詳細
 岐阜県中津川市は、苗木城跡、付知峡などの豊かな自然と美しい景観に恵まれた町です。NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』のロケ地でもあります。さらに、秋のスイーツ「栗きんとん」が有名です。中津川市のおすすめ観光スポットやグルメ情報などを厳選して紹介します。
● 西日本エリアの第1位は、姫路城
 つづいて、西日本(近畿、中国、四国、九州)エリアのランキングです。
 ●1位:姫路城(兵庫県姫路市) 324票 ※世界遺産、国宝、現存天守
 ●2位:彦根城(滋賀県彦根市)  96票 ※国宝、現存天守
 ●3位:備中松山城(岡山県高梁市) 67票 ※現存天守
 ●4位:松山城(愛媛県松山市)  58票 ※現存天守
 ●5位:熊本城(熊本県熊本市)  51票
 ●6位:安土城(滋賀県近江八幡市) 39票
 ●7位:大阪城(大阪府大阪市)  36票
 ●8位:松江城(島根県松江市)  29票 ※国宝、現存天守
 ●9位:高取城(奈良県高取町)  25票
 ●9位:竹田城(兵庫県朝来市)  25票
 上記の西日本エリアのランキングに入った城で、「地球の歩き方ニュース&レポート」内でさらに詳しい紹介(過去)記事がある備中松山城について、以下で紹介します。
● 3位:備中松山城(岡山県高梁市)の詳細
 備中の小京都と呼ばれる岡山県・高梁。美しい山々に囲まれた盆地の中央部を、清流高梁川がゆっくりと流れています。かつて、備中の中心地として栄え、藩政時代の名残をとどめた市内には、日本一高い所に現存する山城・備中松山城をはじめ、頼久寺、武家屋敷など数多くの文化遺産が点在します。
 ≫≫≫ 天空の山城【備中松山城】で人気急上昇!備中の小京都(岡山県高梁市)
● 「チャシとグスク」の第1位は、首里城
 最後に、「チャシとグスク」部門のランキングです。なお、「チャシ」とは北海道のアイヌ民族による城で、「グスク」は沖縄や奄美大島に12~16世紀頃につくられた特殊な遺跡を指します。
 ●1位:首里城(沖縄県那覇市) 273票 ※世界遺産
 ●2位:今帰仁グスク(沖縄県今帰仁村) 167票 ※世界遺産
 ●3位:中城グスク(沖縄県中城村)  59票 ※世界遺産
 ●4位:勝連グスク(沖縄県うるま市) 51票 ※世界遺産
 ●5位:ヲンネモトチャシ(北海道根室市)27票
 ●6位:座喜味グスク(沖縄県読谷村) 18票 ※世界遺産
 ●7位:白老チャシ(北海道白老町) 4票
 ●8位:カムイチャシ(北海道豊浦町) 3票
 ●9位:豊見城グスク(沖縄県豊見城市) 3票
 ●10位:ノツカマフチャシ(北海道根室市) 2票
 1位の首里城は、2019年10月31日に火災が発生、木造3階建ての正殿や北殿、南殿など6棟と奉神門が消失してしまいました。再建を応援したいですね。
 「全国の城好き1000人が選んだ、城めぐり初心者の旅行先におすすめのお城ランキング」いかがでしたか。現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、臨時休館中の城が多く、不要不急の外出を控える時期でもあります。城めぐりができるようになった際には、このランキングを参考に旅に出てはいかがでしょうか。
 ■全国の城好き1000人が選んだ、城めぐり初心者の旅行先におすすめのお城ランキング【2020年版】(攻城団)
https://kojodan.jp/BestCastle/
 ※本記事は『地球の歩き方』からの転載記事です。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200523-00237199-diamond-soci

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「ウポポイ」開業延期、各種施設も休館 「アイヌ文化に触れて」工芸作家がPR動画

2020-05-23 | アイヌ民族関連
毎日新聞 5/23(土) 7:49配信
 アイヌ文化の理解促進にはずみをつけると期待された北海道白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期され、各種施設も休業に追い込まれている。アイヌ文化に触れる機会を少しでも増やそうと、平取町二風(にぶ)谷のアイヌ工芸作家が、インターネットでPR動画の配信を始めた。
 二風谷には、国の伝統的工芸品に指定されているアイヌのお盆「二風谷イタ」や樹皮で作る布「二風谷アットゥシ」などの工芸作家の多くが生活する。企画したのは作家の作品を販売する二風谷工芸館で働く関根真紀さん(52)。自身も伝統的なアイヌの刺しゅうや作品を作るだけにとどまらず、アイヌ文様をモチーフにしたネクタイや携帯ケース、自動販売機のデザインなど新しい分野で作品を生み出している。
 同町では工芸館だけではなく二風谷アイヌ文化博物館など施設が臨時休館し、観光客は激減。そんな中で小さい頃見ていた父・守幸さんが工芸作家として後進の育成に尽力し、地域おこしにも積極的に貢献してきた姿を思い出した。休館中にできる仕事を模索し、「皆が自宅にいる状況で、何とかこの地域を知ってもらい、(新型コロナ)収束後にここに来てもらえるように動画の配信を決めた」と話す。
 関根さんは、町内の二風谷に住む作家や史跡、特産品などを自ら取材し撮影している。手始めに、いとこの貝澤徹さん(61)が経営する「北の工房つとむ」を訪ねてインタビューし、作品を作る様子や道具の説明を一本の動画にまとめた。
 幼少の頃から一緒に時間を過ごし、互いに作家として歩んできただけに、日常会話を織り交ぜながら、ざっくばらんなやりとりをスマートフォンで撮った。「かしこまった動画ではなく、自分にしか撮れないと思うのは職人さんの普段の顔。気さくな姿ややりとりを見てほしい」と関根さん。そんな姿に貝澤さんは「一生懸命、町や文化をPRしようとする姿に協力しようと思った」と笑う。
 関根さんの取材を受け、動画に出演予定の川上満町長(69)は「ウポポイが広くアイヌ文化を伝える玄関口なら、平取はアイヌの生活文化が今も息づく奥座敷。町としても新型コロナの独自の支援策を打とうとしていて、負けないように手を取り合って進んでいきたい」と期待を寄せる。PR動画のタイトルは「アチカラびらとり」。アチカラはアイヌ語の感嘆詞で「あらら」や「おやおや」など驚いたときに使う言葉という。動画は現在、町の紹介など2本だが、徐々に増やしていく。アドレスは、https://www.youtube.com/channel/UC4m4AOiuvMqqhy1WundZqDA 【貝塚太一】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200523-00000004-mai-soci

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