伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2018/10/21

2018-10-21 08:40:14 | 一日一章・聖書通読日記
マタイによる福音書 25:1-13

「そこで天国は、十人のおとめがそれぞれあかりを手にして、花婿を迎えに出て行くのに似ている。 その中の五人は思慮が浅く、五人は思慮深い者であった。 思慮の浅い者たちは、あかりは持っていたが、油を用意していなかった。 しかし、思慮深い者たちは、自分たちのあかりと一緒に、入れものの中に油を用意していた。 花婿の来るのがおくれたので、彼らはみな居眠りをして、寝てしまった。 夜中に、『さあ、花婿だ、迎えに出なさい』と呼ぶ声がした。 そのとき、おとめたちはみな起きて、それぞれあかりを整えた。 ところが、思慮の浅い女たちが、思慮深い女たちに言った、『あなたがたの油をわたしたちにわけてください。わたしたちのあかりが消えかかっていますから』。 すると、思慮深い女たちは答えて言った、『わたしたちとあなたがたとに足りるだけは、多分ないでしょう。店に行って、あなたがたの分をお買いになる方がよいでしょう』。 彼らが買いに出ているうちに、花婿が着いた。そこで、用意のできていた女たちは、花婿と一緒に婚宴のへやにはいり、そして戸がしめられた。 そのあとで、ほかのおとめたちもきて、『ご主人様、ご主人様、どうぞ、あけてください』と言った。 しかし彼は答えて、『はっきり言うが、わたしはあなたがたを知らない』と言った。 だから、目をさましていなさい。その日その時が、あなたがたにはわからないからである。」

天の御国に入れていただくためには、天に生きる者に相応しい備えが必要です。婚礼の席で灯火係として呼ばれた10人の乙女たちのうち、思慮の浅い5人はランプだけを備え、思慮深い5人はランプと共に灯すに必要な油を備えて結婚式に臨みました。いざ婚礼が始まるというときになって花嫁と共に入ることができたのは油を用意しておいた5人だけで、あとの5人は尽きかけた油を買いに求めている間に婚礼が始まってしまい、中に入ることができませんでした。この5人は自分に与えられた役割が何だったのかわからなかったのです。ランプだけあっても油がなければ灯火は点せないように、内なる聖霊の油が尽きた信仰の形骸化したクリスチャンは、残念ながら天の御国に入ることはできません。私たちは天において単にボーッと生きるのではなく、永遠に神様をほめたたえて栄光を現す役割があることを忘れてはなりません。

http://bible.com/81/mat.25.1-13.ja1955

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マタイによる福音書 25:14-30

「また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。 すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。 五タラントを渡された者は、すぐに行って、それで商売をして、ほかに五タラントをもうけた。 二タラントの者も同様にして、ほかに二タラントをもうけた。 しかし、一タラントを渡された者は、行って地を掘り、主人の金を隠しておいた。 だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。 すると五タラントを渡された者が進み出て、ほかの五タラントをさし出して言った、『ご主人様、あなたはわたしに五タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに五タラントをもうけました』。 主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。 二タラントの者も進み出て言った、『ご主人様、あなたはわたしに二タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに二タラントをもうけました』。 主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。 一タラントを渡された者も進み出て言った、『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。 そこで恐ろしさのあまり、行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。ごらんください。ここにあなたのお金がございます』。 すると、主人は彼に答えて言った、『悪い怠惰な僕よ、あなたはわたしが、まかない所から刈り、散らさない所から集めることを知っているのか。 それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。そうしたら、わたしは帰ってきて、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。 さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。 おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。 この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。」

この箇所は有名なタラントの譬ですが、タラントとは当時の通貨の単位であっただけでなく、タレントすなわち能力という言葉の語原でもあります。神様は一人一人の器に応じて必要な能力を授けてくださいます。ここで1タラントは6,000デナリ、1デナリは一日分の給料に相当する額ですから、計算を簡単にするために一日の最低賃金を低く見積もって5,000円としても3,000万円と、決して少ない額ではありません。それを少ないと感じるか、あるいは5デナリ預けられた人と比較して不服に思うか、預けられたタラントを神様のために充分に活用しない者は、既にいただいている賜物まで奪われて天国の外に投げ出されてしまいます。私たちは与えられたタラントを更に磨きをかけて何倍にもして、神様の栄光を世に現すために忠実に仕える僕でありたいと願います。

http://bible.com/81/mat.25.14-30.ja1955

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マタイによる福音書 25:31-46

「人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。 そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、 羊を右に、やぎを左におくであろう。 そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。 あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、かわいていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、 裸であったときに着せ、病気のときに見舞い、獄にいたときに尋ねてくれたからである』。 そのとき、正しい者たちは答えて言うであろう、『主よ、いつ、わたしたちは、あなたが空腹であるのを見て食物をめぐみ、かわいているのを見て飲ませましたか。 いつあなたが旅人であるのを見て宿を貸し、裸なのを見て着せましたか。 また、いつあなたが病気をし、獄にいるのを見て、あなたの所に参りましたか』。 すると、王は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』。 それから、左にいる人々にも言うであろう、『のろわれた者どもよ、わたしを離れて、悪魔とその使たちとのために用意されている永遠の火にはいってしまえ。 あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせず、かわいていたときに飲ませず、 旅人であったときに宿を貸さず、裸であったときに着せず、また病気のときや、獄にいたときに、わたしを尋ねてくれなかったからである』。 そのとき、彼らもまた答えて言うであろう、『主よ、いつ、あなたが空腹であり、かわいておられ、旅人であり、裸であり、病気であり、獄におられたのを見て、わたしたちはお世話をしませんでしたか』。 そのとき、彼は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。これらの最も小さい者のひとりにしなかったのは、すなわち、わたしにしなかったのである』。 そして彼らは永遠の刑罰を受け、正しい者は永遠の生命に入るであろう」。

人を偏り見ず限りない愛を注いでくださる神様の僕たる者は、人を見かけで判断せず、分け隔てなく真実を尽くすことが求められています。何事も自分にとって利益になるかどうかで行動する打算的な生き方を送る者、人に対して憐れみの心を持つことなく面倒なことには関わろうとしない怠惰な者は、やがて天の神様の御前で裁きを受けるときに「呪われた者よ」と叱責され、御国に入れていただくことはできません。私たちは天に国籍を持つ者として、神に似る者、天国人に相応しい品性を備えて、主の再臨を待ち望まなければなりません。

http://bible.com/81/mat.25.31-46.ja1955
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【今日の聖句】 2018/10/21

2018-10-21 06:40:44 | 今日の聖句
フィリピの信徒への手紙 4:8 新共同訳

終わりに、兄弟たち、すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。

真実、崇高、正義、きよめ、愛、栄誉、徳の高さを追い求めることは、いと高き神に属する者に相応いことです。心から神を求める信仰により、キリストの徳の高さに至らしめさせていただく私たちでありますように。

http://bible.com/1819/php.4.8.新共同訳
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