1日付朝日に、大石眞京都大学名誉教授の記事「カルト対策 一過性で終わらせず」「フランスに学ぶこと」が掲載された。
読んだあと、下側に「ひととき」欄があり、「わからんけれど」と読者からの投稿があり、笑ってしまった。
朝に情報番組で「メタバースでアバターの入社式」を聞いて「まったく意味がわからん」と思い息子に尋ねると「調べんかったら時代に取り残されるで」。
その後のやり取りが笑った。
しかし、現代の急速なカタカナ語やアルファベットの略語の氾濫は、私も分からないことが多く、他人ごとではない。
とりわけ、金融などの経済やネット関係はすさまじい。
セキュリティ関係の書籍では、アルファベットの略語が多い。
最新のものは調べないとわからない。
ネットやセキュリティ関係では、会話が成立しないことが多いのではないか。
さらにネットスラングが入ると意味は通じない。
コミュニケーションにとって大きな課題ではないかと思う。
翻って政治の世界はどうか。
安部政治から、言葉と現実の乖離、実態を反映しない抽象的な言葉が非常に増えてきた感じがする。
安部政治の残した負の遺産、あまりにも大きい。