社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

直前の通告:オスプレイ

2022-09-30 07:53:18 | 日記

いよいよレゾリュート・ドラゴン(日米共同演習)が始まる。
オスプレイが丘珠空港に突然来たと思ったら、29日に矢臼別演習場に飛来すると、直前の28日に連絡がきた。
昨日は、1日延期し、今日になると。

昨年のルートは厚岸上空だったが、今年も同じか?
いっさい秘密のままだ。

問題なのは、飛行高度を150メートルから90メートルに引き下げげたこと。日米政府の合意というが、岸田首相のいう「弔問外交」の成果か?

航空法では市街地で300メートル以下、それ以外は150メートル以下は禁止だ。

期間限定や街の上では飛行しないなど条件をつけているが、最初だけだ。いずれ自由にやるだろう。
そもそもアメリカでは禁止され、やっていない。

道東は広大な酪農地帯だ。オスプレイの大騒音は牛にとって危険だ。何かあっては遅い。

自公政府のアメリカ言いなりの姿勢に「ノー」をつきつけなければ。

明日1日から、日米共同訓練が始まる。
道東全域での監視が必要だ。


列島騒然の「国葬」

2022-09-28 07:55:51 | 日記

「国葬」反対の声が日増しに多くなり、国民の過半数が反対しているにも関わらず、「国民の声を聞く」岸田首相は「国葬」を強行した。
安部政治賛美の大合唱であった。

釧路をはじめ、全国津々浦々のまちで「国葬反対」の集会やデモが広がった。国会前では1万5千人が集まった。

そもそも「国葬」は大日本帝国の遺物である。
今の日本国憲法のもとで「廃止」されたものだ。

歴史上、「帝国」を経験した国は、この大帝国が忘れられない政治家たちが必ずいる。自民党になんと多いことか。

今のロシアのプーチンも「ロシア大帝国」に囚われている。
中国も、ヨーロッパも、そして日本も。
アメリカは現在進行形の「大国」意識だ。

「国葬」は終わったが、この問題は引き続き大きな政治問題として追及するべきものだ。

とりわけ「統一協会」とのかかわりで中心にいた元安倍首相や自民党の幹部たちの実態解明が求められている。

自民党は、党としてのかかわりをいっさい否定している。
国民の被害を見ると、まったくの無責任政党だ。

ところで今日のしんぶん赤旗の「朝の風」に、作家の木村友祐氏のことが書かれている。

なんと学生時代にに統一協会に入会しかかったとのこと。
その時のマインドコントロールの流れをウェブマガジン「情報・知識&オピニオン imidas」(8月25日)に記している。
 (信仰とカルトのはざまで)  こちら⇒

氏は2日、4日の合宿まで参加していった。そのあと長期合宿に参加しようとしたが、家族と相談して思いとどまった。
その後もサタンではないかという「不安感」に襲われたとのこと。
恐るべし統一協会のマインドコントロール

氏はマインドコントロールへの流れを3つの分岐点としている。

分岐点1/お人よしの心に付け込まれる
分岐点2/自分の批判的思考への過信
分岐点3/芸術系の大学にいたぼくは、『ブラザー・サン シスター・ムーン』に抱いた信頼と、その映画をぼくに示した団体への信頼をどこかで重ねた

いわゆる詐欺商法で「俺は騙されない、大丈夫だ」と思っている人ほど詐欺にひっかかることと共通している。

この手記は非常に参考になる。
ぜひ一読を。


国民の反対のなか、「国葬」の強行

2022-09-27 08:28:37 | 日記

今日の午後から故安倍晋三氏の「国葬」がはじまる。

マスコミは「賛否両論のなか」「多様な考えがあっていいのでは」
なかには「故人に対して静かに見送るべき、それが日本」などと、心情に訴える人もいる。
意図的に、「国葬」の問題をぼかしている。

そもそも、すでに「葬儀」は終わっている。
そして「国葬」は、なんら法的に決められておらず、規則もない。
日本国憲法にてらしても、違法である。

岸田首相は「丁寧な説明」を繰り返しているが、まともな説明をおこなっていない。安部氏自身の政治、実績に対して多くの国民が「疑義」をつきつけている。

時がたてばたつほど「反対」が増えていったことを考えてほしい。とりわけ統一協会問題が大きくなっているからだ。

ではなぜ強行するのか。

政治的な問題だ。故人の政治利用であり、自民党は金を出さないで済む。さらに自民党の支持をアップさせようとするねらいが。
外国要人の来日を含め、テレビジャックができる。

岸田首相は、途中で自民党葬に切り替えれば、これほど反対は起きなかったであろう。

日本の民主主義にとって、大きな歴史的汚点となってしまうだろう。


縄文先祖まで「解怨」献金

2022-09-26 08:15:03 | 日記

縄文先祖まで「解怨」献金
今日のしんぶん赤旗の一面の記事。

統一協会の「先祖解怨・祝福受付ガイドブック第5版」(2007年4月発刊)には、
供養が必要な先祖は、210代前まで(現在は430代前まで)。

1世代20年とすると、なんと縄文時代にまでさかのぼってしまう。

先祖の苦しみ、恨みを消滅させるため「先祖解怨式」の儀式が必要で、だから献金を。
ほとんど「脅し」の献金だ。
恐るべき「ガイドブック」であり、献金マニュアルだ。

これはもうキリスト教ではない!
仏教の「業(ごう)」と輪廻転生の考えだ。
そこにお金が絡んでくると「ビジネス」となり、もはや宗教ではない。

先祖の「宿業」があなたを不幸にしている。だから入信し、献金を、というのは、他の新興宗教でも、よく使っている手口だ。

輪廻転生は、インドの古代バラモン教、ヒンズー教、そして仏教へと引き継がれ、長い年月とマンパワーで精緻で複雑な教義になっていった。

輪廻転生は長い歴史のなかで、庶民にとっては善を行いなさいという道徳規律となり、また国家や教団による「支配」にも使われてきた。

天国や地獄、サタンなどの言語は、現実世界の、人間世界の反映である。

ウクライナでは戦場という地獄が生まれている。
第二次世界大戦では、6000万人ともいわれる途方もない殺人が行われた。

二度と戦争をしない。
その人類の到達点が国連憲章だ。これをしっかり守り抜く各国の努力こそ求められている。

経済ブロックが再び強められ、軍事ブロックも強化されている。軍事対軍事という悪循環が広がっている。

だからこそ、政治の流れを変えることが求められている。


宗教とは?

2022-09-25 08:06:49 | 日記

お彼岸の三連休は今日で終わり。大雨など大変であったが、今日は晴れがひろがった。

私は「中日」に、お彼岸の入りにお供えした供物の片付けに行ってきた。

寺院、仏教は間違いなく「宗教」である。

現在、「統一協会」(家庭連合)の反社会的なことが大きく取り上げられている。
それは霊感商法などの詐欺やマインドコントロールなどによって、家族を、個人を破壊していくことへの批判だ。
それが「宗教」と一体になっており、「信教の自由」が隠れみのになっているからだ。

「宗教ビジネス」などが平然と語られている。

少し前には、無差別殺人まで引き起こした「オウム真理教」事件もあった。

「信教の自由」のもとの「反社会的行為」が問題なのだ。
今回の「統一協会」の問題は「信教の自由」の問題ではない。

人の幸せを願いながら「宗教」の名で、壊していく。

「宗教」とは何か、家族や友人と考えるときではないだろうか。

「宗教」という言葉は、明治に入ってからの翻訳語である。
religion(レリジョン)の語源はラテン語の religio(レリギオ)から。

明治以前の日本では、仏、神、観音様、権現様など、具体的な信仰であった。

辞典の「知恵蔵」では、
「神仏などの超自然的存在に対する信仰、教義、儀礼、組織などをもって宗教と定義」

社会科学辞典では、
「上部構造としての社会的意識諸形態の1つ。その本質的特徴は、神や仏など超自然的なものが実在し、そのふしぎな力が自然や人間を支配する、という信仰にあり、それに直接むすびついた思想・感情・行為の総体と定義することができる。それは、さまざまな観念論とむすびついた神話や神学(教学)をもち、おそれ・あがめるなどの宗教情操や、おがむ・いのる・まつるなどの宗教儀礼をともなう。宗教は、原始社会にめばえ、社会のそれぞれの発展段階における階級関係を反映して変化してきた。苦悩・不安を脱し、幸福・安心を得ようとする大衆の切実な要求をとらえるが、反動勢力とむすびつく場合には、人民に幻想をあたえ社会進歩に否定的な影響をあたえる。逆に歴史上積極的な役割をはたした場合もある。・・・」

いずれにしても、学者の数だけ「宗教」の規定があるといわれるぐらいなので、あまり「宗教」という細かい規定にこだわらないほうが良いと思う。

自由と民主主義の歴史の発展過程で、大きな障害のひとつに「政教一致」があった。

権力と宗教が結びつくことにより、他宗教への抑圧・弾圧が行われてきたのが人間の歴史だ。

今回の「統一協会」問題は、自らの反社会的行為を権力の力でごまかそうとしてきたこと。同時に「安部首相も応援している」として信者の獲得に利用してきた。
自民党の議員はズブズブの関係になっていた。

そこに国民の生活を見ない政治家の、いや、政治屋の姿があらわになったのではないか。

宗教の問題を考える上で、
私の過去のブログを・・・

 秋分の日とヒガンバナ

 般若心経とは

 宗教と習俗

 大学生は必見、カルト対策

 オウム事件の7人の死刑執行

 修行=神秘主義へのわな

 

 

 


統一協会、開き直り会見!

2022-09-23 08:06:51 | 日記

まったく反省が見られない上目線の「開き直り会見」であった。
信仰の自由なのに、マスコミから批判され、自分たちこそ「被害者」だと。

2009年のコンプライアンス確立後は「霊感商法」はないといいきっている。
迷惑をかけた自民党の国会議員には謝罪したが、国民や被害者にはまったくない。よくやる「世間を騒がせた」ことへの謝罪というごまかしだ。

事実とむきあえない、自分たちに都合のいいように言う「マインドコントロール」そのものだと思った。

やはり教団への「解散命令」を一番恐れているのではないか。
今ある法律でも、今までの事実を積み上げれば「解散」可能である。その最大の障害は自民党の国会議員だ。

自民党は関係した国会議員を公表したが、もっとも中心的であった安部元首相や細田議長への「点検」はやろうとしていない。
また、発表後も続々と新たな関りがでてきている。

まったく自らを改革できない自民党だ。

釧路でも市議会議員のかかわりが、今日の道新釧路版に掲載された。
すでにネットでは写真で明らかにされた市議だ。

全国の地方議会での自民系議員へのつながりが続々と明らかになってきている。

統一協会の目的ははっきりしている。政府、地方行政などからの追及を免れられるし、広告塔として利用し新たな信者獲得の手段にもなる。

はっきりさせなくてはならないのが「信教の自由」の問題ではなく、詐欺的商法で金儲け、金集めの問題だ。まさに「宗教ビジネス」そのものであり、「反共」で自民党に食い込んでいった。
その点で安部元首相の責任はあまりにも大きい。

政治家として、国民へ被害を及ぼしたことへの反省が求められている。
残念ながら、そこまで至っていないし、無理であろう。

元信者から「しんぶん赤旗」はサタン中のサタンであり、読むと目がつぶれると。

この間、自民党とのつながり、霊感商法などの詐欺の追及、マインドコントロール、2世の問題など、追及をしてきた赤旗がおもしろい。
ぜひ読んでいただければ。


党創立100周年記念講演

2022-09-19 07:13:41 | 日記

日本共産党創立100周年記念講演会 2022.9.17

100年の歴史の重み、それも国民の苦難をともに解決していく。科学的社会主義に立脚したぶれない路線。
先人たちの苦闘の歴史に感動しかない。

2時間30分、長いとはいえない。

自民党と統一教会との癒着、国民の不幸をまったく見ようとしない自民党。そして東京オリンピックの底知れない腐敗。

そうしたことを徹底的に追及する日本共産党。
だからこそ自民党や権力からの攻撃、それも巧妙な金と力を使った攻撃。

100年は通過点だ。
歴史はジグザグとしているが、確実に前進している。

党創立100周年記念講演会で勇気と確信をもらった。


宗教法人の解散

2022-09-16 07:27:40 | 日記

宗教法人 統一教会の数々の悪事が明らかになり、「宗教法人の解散」が大きな課題になっている。

政府は、オウム真理教や明覚寺を解散させたが、統一協会は代表が刑罰を受けていないことを理由に拒否している。

もと文科省事次官の前川喜平氏はTwitterで「文科省は前例(オウム真理教と明覚寺)に引きずられているだけだ。代表役員、責任役員が刑罰を受けることは、解散命令請求のための十分条件ではあっても、必要条件ではない。」

これまでの数々の民事・刑事裁判例の蓄積で可能であることを主張している。
あとは政治の決断だ。

解散を決めるのは裁判所だ。統一協会と癒着した自民党が決断できるかである。


月刊誌の「前衛」10月号に宗教ジャーナリストの柿田睦夫氏が「統一協会(現・世界平和統一家庭連合)の正体・本質は何か」を寄稿している。

四つのキーワードで、特異な宗教の集団を明らかにしている。

「祝福」と「万物復帰」です。これが教義の中心。
 祝福とは集団結婚のこと。
 「万物復帰」は正体を隠した詐欺的伝道や霊感商法を合理化する教えのこと。

洗脳とマインドコントロール
 正体を隠して接近し、最後は合宿研修へ。

「勝共」
 反共の共通点で、自民党に選挙の運動員、秘書を送り込んでいった。そして権力の保護のもとに、国民の被害を広げていった。 

「偽装」
 政治部門では国際勝共連合、スパイ防止法制定促進国民会
議、天宙平和連合、学生・大学では原理研(CARP)、CAUSA、世界平和教授アカデミーなど
天地正教という仏教を装った団体、霊感商法をやる経済部門にハッピーワールド(旅行会社)など
韓国の「世界日報」、米国の「ワシントン・タイムズ」など

 

最後に、少し長いが、寄稿文の終わりを引用する、
「第二は社会的無関心です。被害者たちの苦しみは常に他人事としてしか見られてきませんでした。それをつくり出してきた原因はメディアの「不報の罪」だと思います。
 これまで何度か霊感商法が話題になりましたが、メディアの関心は常に一時的なものでした。「赤旗」は七九年七月一九日付に見開き特集を組むなど、七〇年代後半からこの問題をとりあげてきましたが社会的に広く注目されたのは八〇年代に入ってからで、メディアもいっせいにこれを報じました。
 このとき統一協会はメディアにたいする抗議を組織的に展開しました。例えばNHKが朝のニュースで霊感商法をとりあげると、一日だけで四〇〇〇本の抗議電話が集中し、業務マヒになる部署もでました(『放送レポート』八七年七月号)。それとの因果関係は不明だけれど、まもなくメディアはいっせいに鳴りをひそめました。
 この間、霊感商法対策弁護士連絡会や被害者家族の会などは毎年、集会も開き、記者会見もして惨状を訴えてきました。しかしそれを必ず記事にするのは「赤旗」の他は「仏教タイムス」などの専門紙くらいのものです。野放しにしてきた背景にはそんな事実があったことも知っておいていただきたいと思います。」

以上、非常に分かりやすく実態を明らかにしている。
ぜひ参考に。


統一協会と道議会の自民党

2022-09-14 12:33:17 | 日記

統一協会と自民党の癒着ともいえる問題は国会議員だけではなく、都道府県など地方議員まで広がっている

昨日、日本共産党北海道議団は、安倍元首相の「国葬」問題と道議の統一協会関連団体とのつながりを調査するよう要請した。
 しんぶん赤旗 ⇒

税金である道議の政務活動収支報告を調査したところ、自民党の4人が統一協会関連団体への支出が多数あると告発した。
うち東国幹氏は、現在衆院道6区の国会議員となっている。
HTBニュースによると、日韓トンネルの視察に統一協会関連旅行会社のハッピーワールドに10万円を支払っていた。また選挙スタッフの証言として、1~4人が選挙事務所に応援に来ていたと。

税金を使って、世界平和連合「希望前進大会」や政策関与が強いとされる家庭教育支援条例を促進全国地方議員連絡会議への交通費、宿泊費、会費、日韓トンネル推進北海道民会議の視察に使っている。
明らかになった以上、政務活動費を返還すべきではないか。

さらに統一協会が進めていた「家庭教育」。全国の地方自治体に「家庭教育支援条例」を実現するために、いろいろ自民党議員につながっていた。

自民党の改憲草案のなかの「第24条 家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。」
これが統一協会との関連として疑われている。
戦前の家族制度に逆戻りである。

釧路市議会議員も、伊東良孝国会議員と一緒につながっている。
やはり明らかにすべきだ。


沖縄知事選 玉城デニー候補の圧倒的勝利

2022-09-13 08:09:07 | 日記

辺野古基地は作らせない
「オール沖縄」の玉城デニー候補の圧倒的勝利の意味するもの。

それに対して、茂木幹事長は「建設は進める」と述べている。
毎回同じパターンだ。
自民党候補が勝てば「承認が得られた」と建設を進め、負ければ「粛々と」「建設を進める」と。

なぜ沖縄の人たちは、普天間を廃止、そして辺野古新基地を拒否するのか。

沖縄の歴史からくるものだ。

日本の侵略戦争は、1944年には「敗北必至」になっていた。
年明けのの「近衛上奏」が認められれば、その後の東京大空襲も、沖縄戦も、原爆投下もなかった。
いたずらに延ばされてきた理由は「国体護持」ではなかったのか。

沖縄は本土防衛の最前線に位置付けられ、その結果、唯一の地上戦で4人に1人が亡くなった。
そして豊かな土地をブルドーザーで米軍基地に変えられた。
その後の基地による被害。

沖縄の地方自治の精神はここでいっそう強くなった。

辺野古基地、沖縄にアジアでの最新鋭の米軍基地が完成すれば、いっそうの緊張は避けられない。
それも1兆円ともいわれる日本の巨額な税金によってつくられようとしている。

自公はアメリカの対中国包囲網の戦略、「中国脅威論」をそのまま受け入れ、空母やF35、長距離ミサイルと「敵基地攻撃」能力を進めている。
中国もミサイルの数を増やしているというニュースも。

軍事的緊張は高まるばかりだ。
真っ先に犠牲になるのは沖縄だ。戦中・戦後の悪夢がよみがえる。
ここには日本の「外交」はない。

アメリカのイエスマンと化している自公政府。
きちんと言うべきことを言える政府が求められている。
沖縄の声を聴く政府が。


え! 釧路市の貯金が100億円

2022-09-10 07:22:46 | 日記

釧路市の9月議会が始まり、本会議質問が終わった、
来週からは、委員会審議、決算委員会が始まる。

日本共産党の西村雅人議員は市長の統一教会との関わりをしつもんした。これにはテレビ局のカメラも入り、夕方にはニュースで放映された。答弁は、今後気を付ける程度のものであった。反省がみられない。

市議会には昨年度の決算も提案されている。
梅津則行議員が、釧路市の異常な貯金の増加を質問した。

  決算カードより作成

梅津議員によると、何と一気に増えて100億円に届こうとしている。その前の微増の時期には、市の借金を大きく減らしている。

どう見ても大きな「黒字」が続いている。
蝦名市長は「財政危機」を繰り返し主張し、数多くの市民サービスを削ってきた。その結果だ。
いわば市民の生活の犠牲の上に蓄積されたものだ。

では何に使うのか。
はっきりしているのではないか。

釧路駅の高架化だとしかいえない。

釧路で残された大型公共工事だ。
たしかに駅周辺の整備は必要だ。それが巨額なお金がかかる高架なのか?

ビルを建てれば人が集まるのか。
ではなぜMOOに人が集まらないのか。
こうした疑問には答えない。最近は防災・津波非難を高架の理由に追加している。

花咲線、釧網本線の廃線もそ上に上っているのにだ。

他都市と比べても大きな人口減少下の釧路市。
自民党型の大型公共工事優先、市民サービス切り捨ての従来型の政治の転換が求められている。

追 記
バブル時代の80年代、そしてバブルがはじけた90年代と巨額な大型ハコモノの建設が釧路でも行われた。
本来地方自治体の財源である地方交付税が、チソウサイ(地域総合整備事業債、今は廃止)などにより、国による公共事業促進に変質していった。
国から「何か建てるものはないか、交付税で後年度に面倒をみるから」と地方単独債を発行させていった。
地方の借金が大きくなった原因のひとつだ。

釧路市もその弊害が現れ、合併後も財政の収支が取れなくなるほどであった。基金が底をついてしまった。
 こちらに過去のブログ ⇒

いつも犠牲になるのが市民サービスであり、福祉削減という結果になる。

これが長い間の自民党型の政治だ。


自民党:5割の国会議員が

2022-09-09 12:27:01 | 日記

調査ではなく「点検」という名の自主申告の結果が自民党から出された。
それでも統一協会と接点は179人(47.2%)もいた。

北海道7区(釧路・根室地区)の伊東良孝議員は
①統一教会関連団体の会合への出席「議員本人出席で挨拶あり
②   〃       「議員本人出席で講演
③「旧統一教会及び関連団体に対する会費類の支出」のうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員
の三か所に名前があがっており、相当なズブズブ関係だ。

自主申告で5割なのに茂木幹事長は、「自民党は統一協会と組織的なつながりを一切持っていない」といまだに言い切っている。
すごい断定だ。

昨日の岸田首相を入れた国会の閉会中審査では、相変わらず「丁寧な説明」と言いつつ、記者会見以上のものは話さない。
安部元首相と同じように国会の答弁術と数の力で乗り切っている。

とりわけ、「国葬」における憲法問題はまったく答えない。
法律問題も過去の内閣や国会議論をまったく無視して、内閣で決められるという独断と偏見に満ちている。

要は首相が判断すれば、「国葬」ができることになる。
これほど憲法も、法律も無視した見解はない。

日本共産党は、なぜ元安倍首相と統一教会の関係を調べないのかの質問に岸田首相は「限界がある」と述べるだけで、調査を拒否した。

それでは「限界」まで調査してもらうしかない!
それすらやろうとしない。
ビデオメッセージを出した事実、選挙で統一教会票を割り振ったという証言。統一教会の支援をもらわなかったので立候補を断念した議員まであらわれた。

衆参あわせて3時間の審査では無理がある。
早急に臨時国会の開催が必要だ。

そして「国葬」は今からでも中止し、自民党葬にするべきだ。

最近気になっているのが「右派文化人」のだんまりだ。
あれほど「愛国心」「日本の伝統的文化」など、戦前の日本を「美しい国」と持ち上げ、さんざん「左翼」のレッテルをはり「反日」などと「左翼攻撃」をしてきた人たちだ。

要は、国民が被害にあっても関心をよせず、「反共、金、権力」なら誰でも良いという思想的堕落ではないのか?

週刊誌や東京新聞など「右派文化人」のだんまりの問題が掲載されてきた。


全自衛隊のセクハラ特別防衛監察

2022-09-07 08:10:59 | 日記

ようやく動いた。
在職中に性暴力を受けた元陸上自衛隊員が実名で告発したことに対して、防衛相は「特別防衛監察」を決めた。
ただ「第三者委員会」の設置は否定した。

それにしても勇気ある訴えだ。

五ノ井さんはツイッターで訴えている。
 こちら ⇒

軍隊内での性暴力はアメリカ軍も深刻な事態であり、繰り返し調査や処罰を行っている。
フリー百科事典ウィキペディアでも掲載されている。
 こちら ⇒

とりわけ軍艦など閉じられた環境ではかなり深刻だ。

日本でも二次被害などあり、なかなか表に出てこない状況であった。そうした殻を打ち破ったことは、すごいことだ。

もともと軍隊は秘密の多いところだ。政府は、今回の事件をきっかけに、徹底調査と再発防止に取り組むべきだ。
灰色決着を避けるためにも、とりわけ「第三者委員会」の設置が求められている。


断つことができない

2022-09-06 08:35:38 | 日記

自民党の国会議員は「統一協会」との関係を断ち切れるのか?

マスコミがアンケートをとった。
「断つことができない」との回答が、JNNで75%、読売新聞で72%とのこと。

これほど国民が被害を受けているのに!
情けないとしかいえない。

自民党の多くの国会議員は「国を愛するこころ」「国民の安全」などと述べているが、まったく中身がないことがわかった。
関心があるのは自らの議員としての地位ではないか!

自民党の茂木幹事長は「点検は調査ではない」という迷言を残した。
その結果、自民党が行った議員へのアンケートの結果発表を延期した。
「自浄能力」がまったくない。

もし本気ならば、統一協会との癒着の最大のキーパーソンである安部元首相。ここにきちんと切り込むことが必要だ。
まあ無理だと思う。
自民党という政党は、「政党」のていをなしていない。
政・官・財のうえに長いあいだあぐらをかいてきた結果ではないか。
そこには国民一人ひとりの生活はない。


統一協会の2世の問題がテレビや新聞で取り上げられてきた。
しんぶん赤旗も2世の証言を取り上げている。
そこには結婚の自由もない、お金はどんどん献金し、生活がギリギリに追いこまれている。

宗教的な脅し、「地獄に落ちる」「先祖の業が」など、恐怖を与えて精神的に縛り上げる。
そこには「個人の尊厳」や「人間的成長」もない。ガンジガラメにされている。
いわゆるマインドコントロールである。

宗教2世への社会的ケアが求められている。

追 記
先祖の話はそもそも仏教などであり、ましてや「先祖の業」「先祖のたたり」というのは、教団側の利益追求の道具だ。
よく「盂蘭盆会」のお話を聞いたことがあると思うが、お釈迦様の弟子の目連の母が地獄に落ちて苦しんでいる。どうしたら良いかとお釈迦様に問うたところ、多くの人にほどこしをおこなうこと。その結果母親は地獄から抜け出した、というお話だ。

いわば善行を行う「道徳」をといているのだが、これを教団側が意図的に使うと「支配」の道具に転化する。
カルト教団の使う手口でもある。


説明できず、逃げる自民党

2022-09-05 07:45:25 | 日記

昨日はNHKの日曜討論会が行われた。
テーマは統一協会問題、国葬など。小池晃書記局長が参加した。

自民党は茂木幹事長が参加し、「今後は一切関係を持たない」と述べたが、統一教会の何が問題でどこを反省したのか、具体的に何も語らないどころか「自民党とは関係なかった」と否定した。
とりわけ自民党のトップであった故安部元首相が一番ズブズブの関係であった。ここを調査しなければ問題は解決されない。

野党からも追い詰められ答えられずに、何を思ったか「日本共産党と過激な極左集団と関係がある」など、事実とまったく違うことを持ち出した。

それを言うなら、当時の過激な極左集団(ニセ左翼)の「泳がせ政策」をとっていた自民党、逆に犯罪集団として警察の弱い取り組みを追求していたのが日本共産党であった。
まったくさかさまに、アベコベに描くフェイクをテレビを使って公然と言い放つ節操なき茂木幹事長の姿があからさまになった。

国葬の問題も、なんら答えられない。

・憲法違反の問題
・法的根拠がない問題
・費用はいったいいくらかかるのか、いまだに明らかにしない

など説明しないまま、ひたすら国会の数の力で押し切ろうとするものだ。

今からでも遅くない。自民党葬に切り替えるべきだ。


破壊的カルト、マインドコントロール・・・家族や本人の人生を破壊していく。これは「信教の自由」とはまったく別物だ。

もっと科学的なものの見方・考え方を身につけなければ。

しんぶん赤旗に書籍が紹介された。
〇検証「統一教会」=家庭連合 霊感商法・世界平和家庭連合の実態  緑風出版2500円

〇「勝共連合」日隈威徳著 新日本出版社 近日中に再出版の予定

〇「私は洗脳された」新日本出版社 品切れのためインターネットか図書館で。

「統一協会」という破壊的カルト集団の実態をつかむうえでも読んでいただきたい。