日本は役職が上にいくほど、イスが立派になっていく慣習がある。
ひじ掛けの部分の擦れきれは経年劣化が大きい。
しかしそうでない場合がある。
いわゆる「イスにしがみつく」結果、ボロボロに。
ポストに執着する意味だ。
直前まで辞めないと言っていた寺田総務大臣が更迭された。なんと1カ月で3人目だ。
統一協会とズブズブだった山際大臣、ハンコ失言の葉梨法相、そして政治資金の所管大臣が、政治資金疑惑を追及され答えられない。
ここまできたら総辞職しかない。
なんのために大臣になったのか。誰のために政治家になったのか。
そこには金と地位の名誉しかないのでは?
自・公政治から、国民の生活の困難さを思う姿が見えてこない。
自民党の国会議員の育成過程から、出自から「政治と金」の問題がつきまとうっている。
企業や団体の人たちは、自民党を支持して入っているわけではない。そこには憲法上の政治信条の自由があるからだ。
そもそも企業団体献金は大本から違反となる。
政治献金は個人に限定すべきである。
また国民の税金である政党助成金も、国民一人ひとりと政党を遠ざける仕組みとなっている。
「政治と金」の抜本的解決のためには、完全な企業団体禁止と政党い助成金の廃止しかない。
日本共産党は、みずから規制し実践している。