社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

今だけ、金だけ、自分だけ

2019-10-31 07:30:31 | 日記

「今だけ、金だけ、自分だけ」

この言葉はTPPなど農業の貿易自由化に警鐘
乱打を続けている鈴木宣弘先生が農業新聞に
掲載したのがはじまりだと思う。

先日の講演会では、日本はアメリカの余剰農
産物の「廃棄場」とまで厳しい言葉を使って
いる。

いまこの「今だけ、金だけ、自分だけ」があ
らゆる分野に広がっているのではないか。

大学の英語の試験に「民間参入」と称して、
民間試験の導入を進めている。

ところがあまりにもお粗末な導入で、北海道
のように広大な地域では移動にお金がかかる、
さらに試験に約2万円もかかるといわれてい
る。
そして「公平性」が保てるのか。

萩生田文科大臣の「身の丈」発言が衝撃を与
えている。

要は金がなければ試験を受けるなということ
だ。

新自由主義の発想そのものだ。

英語検定の「民間」の儲けにつながるものを
どんどん取り入れていく。その見返りに格差
の拡大は当然とみなす。

そいえば20数年前に財界と自民党は、人間を
「天才」 「能才」「異才」「凡人」「非才」
と分類 し、凡人は「それなりに」などと能力
別の「棲み分け」型競争を主張し進めてきた。

まさに同じ発想だ。

萩生田文科大臣は、日本国憲法、教育基本法
を読んでいるのだろうか。

教育のトップである文科大臣大臣失格である。


保育士の評価、日本は最下位

2019-10-29 07:03:13 | 日記

乳幼児を育てる。社会的に重要な仕事なの
に日本は社会的評価が低い。そんな結果が
OECDの調査で明らかになった。
              こちら⇒

「質の高い幼児教育とケアの提供」という
調査であり、121ページを見てほしい。
(Staff feelings of being valued by children, families and society)
比較する国の数は少ないが、子供、家族、
社会から評価されているというグラフでは
最低となっている。

昔は、保育の多くは公的なものが中心であ
った。賃金も公務員に準ずるものであった。

それが自民・公明による「新自由主義」の
政策的影響で、どんどん民営化されていっ
た。

さらには「幼保一元」という美名のもとで、
法律が変えられ、C型の保育は専門の保育士
ゼロでも運営可能に。
子育て経験者が2週間程度の講習を受けれ
ば、保育に携われることになってしまった。

何のために、2年間も専門学校に通って保
育士の資格を得たのか。真っ向から否定す
る法律であった。

保育士という専門性を否定する自民・公明
の政治家のなせるわざではなかったのか。

民営化と非正規労働の促進という政策で、
保育の労働現場はボロボロにされていった。

その結果が、今回のOECDの調査にあらわ
れたのではないか。

他産業の賃金より月4万円も低い保育労働
の賃金。
まずはこれを引き上げることだ。

政治の責任が、自民・公明政権が問われて
いる。


ウソにウソを重ねる日米貿易協定

2019-10-28 12:30:20 | 日記


27日 釧路市で行われた鈴木亘弘氏の講演

安倍政権の強行している貿易協定のデタラ
メさが、これでもかとよく分かる内容だっ
た。

国家として、これほど自国の食料生産をな
いがしろにする国は日本以外ないのではな
いか。

TPPで、TPP11、日欧EPA・・・
さらに今回の日米FTAだ。ついこの前まで
はTAGと呼んでいたが、今は誰もいわない。

事実上の日米FTAも、TPP水準を超えない
というウソもはっきりしてきた。
完全に超えている。

中国へのトウモロコシ300万トンが輸出で
きなくなり、その分を日本が買うと安倍首
相は約束してきた。

さらに農薬まみれの小麦やトウモロコシ、
欧州でも、中国でも禁止されているにもか
かわらず、日本はフリーパスだ。

エストロゲン600倍の米国産赤身肉は輸出
できないので、日本へはフリーで入ってく
る。
日本の乳がんの増加も関係しているといわ
れている。(何十年も「食事の欧米化」と
いうことは止めるべきではないか)

牛や豚の成長ホルモンのラクトパミンは、
中国やロシアでは禁止だ。日本でも許可さ
れていないが、輸入はフリーパス(えっ!)

次から次へと日本の貿易の「異常さ」が、
鈴木氏から事実として述べられていく。

安倍政権が日本国民の命と健康に配慮せず、
ひたすらアメリカの利益に奉仕することを、
トランプ大統領ファーストを貫いているこ
とが原因だ。

これって「売国」ではないか! と思った。

日本の海も、森林も、水道も、外国に売ら
りはらう法律が国会の数の力で通っていっ
た。

安倍政権のもと、恐ろしい事態が進行して
いる。


調査・研究という名の「派兵」

2019-10-25 06:57:58 | 日記

安倍首相のひどさ・でたらめさは、言葉で
事実をごまかしてしまうことだ。マスコミ
も、それを無批判に流してしまう。

トランプ大統領によるイランへの圧力のた
めに「有志連合」が呼びかけられたが、日
本は集団的自衛権行使のため参加できない。

しかし安倍首相はトランプ大統領の要請に
は応えなければならない。

苦肉の策が防衛省設置法による「調査・研
究」であった。しかしこれは事務方のもの
で、実力部隊にあてはめることに無理があ
る。

法律や憲法を無視して、これを平然と押し
通すことに安倍政権の「強権」ぶりがあら
われている。

今回の台風19号災害にも活躍した自衛隊員
をアメリカのために、アメリカの戦争に参
加させることにつながる「調査・研究」を
許してはならない。

このままでは、いつか来た道だ。
日本の防衛とは、まったく無縁のことだ。

日本は「独立国家」なのか?
「平和国家」日本の名が再び地に落ちる。

トランプ大統領に拝跪する安倍首相そのも
のの危険性を訴えていかなければ。


スーツケースより風呂敷に

2019-10-24 07:07:10 | 日記

昨日のしんぶん赤旗日刊紙の「朝の風」は
その通りと思った。

題名は「スーツケースより風呂敷に」。

筆者は不登校の親の会に参加している。
そして「学校のあり方が変わらない限り不
登校は増え続けるだろうと強く感じる」と
述べている。

休み時間に他のクラスの教室に行ってはい
けない。

教室に入れない生徒が廊下で授業を受けた
いといっても、来客に悪印象を与えるから
ダメ。

私も現場の先生から聞くと、ルール、ルー
ルの規則づくめ。何のためにルールが作ら
れたのか忘れ去られ、形だけが押し付けら
れる。
がんじがらめで、自由な発想ができなくさ
れているのではないか。

「朝の風」の筆者は、スーツケースに収め
るためには長い棒は折らなければならない。
大きなボールは空気を抜かなければならな
い。(世界11月号の木村素子さんから)

風呂敷ならば、そのまま納めることができ
る。だから”風呂敷に”と述べている。

まさに的確な表現ではないか。

昔の学校は、生徒も先生も、もっと自由で
伸び伸びしていたと思う。

 おかしくなったのは第一次安倍政権で教
育基本法が改正されてから顕著になったの
では。

教育の目的から「自主的精神」が、方針か
らは「自発的精神」が削除された。そのか
わりに、やたらと「公共の精神」や「伝統」
が登場している。

安倍首相は、さらに「秘密保護法」や集団
的自衛権を認める「安保法制」、「共謀罪」
など憲法違反の法律を数の力で強行してき
た。

このままでは、電波も通さない分厚いステ
ィールケースになるのではないか。

子どもの自由な未来を守るためにも安倍政
権の早い退陣こそもっとも必要なことだ。


西山美香さん無罪確定へ

2019-10-23 07:42:43 | 日記

湖東記念病院人工呼吸器事件をご存知だろ
うか。          こちら ⇒

滋賀県の湖東記念病院において、看護助手
の西山美香さんが入院患者の人工呼吸器を
はずして死亡させたとして、懲役12年の
服役をした事件だ。すでに服役を終えてい
る。

西山美香さんは無実を繰り返し訴え、今年
の3月に再審の門が開かれた。

そして昨日、検察が有罪立証を断念した。
これから開かれる公判で無罪が確定する。

今年の3月には「松橋事件」が無罪となっ
た。

まさに犯罪は「取調室」で生まれるという、
そのものであった。

有罪率99.9%・・・誇ることなのか。
この中に、どれほどのえん罪が・・・
             こちら ⇒

やっていない、無実の罪で逮捕・起訴され
困ったいる方は国民救援会へ!

再審の扉が開いた ⇒

事件は取調室で起きている ⇒


3人全員当選、釧路町議選

2019-10-22 07:16:34 | 日記


 左から佐藤昭平、中家はる子、中田おさむ

定数16を17人で争った釧路町議会選挙。
任期途中で亡くなられた三浦議員の意思を
ついで立候補を決意した中家はる子。

みごと全員当選で3議席を回復した。

子どもの医療費を中学卒業まで無料化を!
この訴えは多くの子育て世代に通じた。

 


寒くなったね~

2019-10-18 06:21:54 | 日記

今朝も「寒くなったね~」があいさつになっ
た。

今までが、10月中旬の釧路としては異常な
暖かさだったが、やはり季節はめぐってく
る。

ブログのテンンプレートに使った釧路川の
朝やけの映像だ。(早朝の5時)
川面が鏡のように静かにたたずみ、雲ひと
つない空の濃紺からオレンジ色へのグラデ
ーションがとてもきれいだ。一瞬見とれて
しまった。

今朝も車のフロントガラスは霜で凍ってい
た。

寒露から霜降へ。
季節は移りゆく。


泥に覆われた町

2019-10-17 06:41:55 | 日記

堤防決壊や越水で広範な地域が水害にみま
われた。住宅、施設、お店、そして農業地
域。

昔、床下浸水した地域の泥のかき出しのボ
ランティアに参加したが、泥水の細かい粒
子が積もるとスコップがなかなか入らない。
ましてや床下は大変だった。

床上浸水では畳やじゅうたんは使い物にな
らない。テレビなど電気製品も。

そうしたことを思い出すと被災された方は
本当に大変だ。

去年の堤防の決壊で、岡山県倉敷市真備町
では地域の約3割が浸水し多くの犠牲者を
出した。町では以前から堤防の危険性を訴
えていたという。

今回もそんな場所があったのではないか。

日本の国土は急峻な山、多くの河川、そし
て複雑な海岸線を有している。豊かな恵み
とともに、甚大な災害も起きる。

治山治水。

遠い昔から江戸時代も含め、政治の大き
な課題となっている。

問題は公共事業の「中身」だ。
私たちは「自民党型」の公共事業の問題
点を常に指摘してきた。

現場からの声こそ重要だ。

まもなく冬になる。
被災者の救援が急がれている。


これほど広範な災害は・・・

2019-10-16 06:20:35 | 日記

1日、2日と日が経つにつれて、台風19号
の被害の実態が明らかになっていく。

台風による、これほど広範囲で大規模な災
害があったろうか。

52河川73ヵ所の堤防の決壊、200以
上の河川で越水や排水不良。

亡くなられた方もどんどん増えていく。

今、政治が問われている。
国会を休止し災害対策に全力を、という野
党側の要求が一蹴された。

ここに安倍首相の本質があるのではないか。

多くの被災された方々への支援こそ求めら
れている。


冬が近づいている。

今朝の釧路市の街頭の温度計がマイナス0.6度
を示していた。
車のフロントガラスは霜が降りて凍ってい
た。

救援活動が急がれる。
なお、共産党も募金を呼びかけている。
           こちら ⇒


桜を見る会 ビックリするほどの私物化

2019-10-11 12:34:10 | 日記

これを国政の私物化といわず何というのか。

13日付しんぶん赤旗日曜版がトップ記事で
特集をしている。

「桜を見る会」の本来の目的は、各界の功
労者などを招待するとして多額の税金を使
って開かれている。これ自体いかがなもの
かと思うが、各界の功労者どころか、安倍
首相のおひざ元の山口県の地元後援会関係
者を数百人も招待されていることが判明し
た。

参加者は新宿御苑から手荷物検査を受けて
入るようだが、この下関組のバス17台は、
バス駐車場のある裏口からまとめてチェッ
クイン、検査なしとの証言がある。

さらに「首相夫人枠」まであり、「前夜祭」
も行われている。この「前夜祭」には5000
円を払ったというが、政治資金規正法による
記載はないとのこと。

「首相」という肩書で、あまりにもひどい
「私物化」ではないか。

にも関わらず、来年度の予算は3倍化して、
5729万円。

今年の資料はすでに「破棄」したという国
会答弁もひどい。税金の使い道の検証すら
できない。       こちら ⇒

消費税の大増税を強行しながら、自分の利
益には予算を3倍化。徹底的な追及が求め
られている。


沖縄米海兵隊のりゅう弾砲が西港に

2019-10-10 12:22:08 | 日記

15日から砲撃が始まる「沖縄県道104
号線越え実弾射撃訓練」の車両やりゅう弾
砲などが9日、釧路西港に陸揚げされた。

 陸揚げされた車両やりゅう弾砲

今年は4月が北富士、7月が王城寺原、そ
して今月が矢臼別演習場だ。
 規模:大隊レベル
 人員:約 500 名
 車両:約 100 両
 砲種及び砲数:155 ミリ榴弾砲 12 門

500名は過去最大ではないか。
小型MLRSのハイマースはよくわからな
い。
沖縄海兵隊のりゅう弾砲の部隊に所属し
ているので入ってきていると思うのだが。
これ自体、演習の拡大であることは間違
いのない事実だ。

今回の輸送は日本通運が、予定価格の
86%で落札。金額は3億5772万円、す
べて日本の税金だ。
すでに矢臼別演習場だけで60~70億円の
税金が使われている。

今回で18回目だが、これはすでに「固定
化」といえる。
沖縄の「負担軽減」が名目上の理由だが、
実態は「演習の拡大」そのものだ。
矢臼別で訓練した部隊は、中東を含め世
界の紛争地帯に出撃する。いわゆる「な
ぐりこみ部隊」だ。日本の防衛とは無縁
である。

もうそろそろ「廃止」すべき演習ではな
いのか。


 


表現の自由を守った!

2019-10-09 07:17:03 | 日記

「表現の不自由展・その後」がようやく再開
された。

事の本質は、暴力で展示会が中止されたこと
だ。

安倍首相は「テロには屈しない」と勇ましい
ことを何度も発言している。
しかし、今回の「あいちトリエンナーレ20
19」の展示にあたって「テロ予告」に対し
て何ら動いていない。
というより、補助金の不支給の決定など、開
催自体に「反対」しているとしか思えない。

さすが展示の文化的内容に反対だからと不支
給の理由にはできないので「手続き」問題で
ごまかした。

国家権力が芸術の内容に干渉するという前代
未聞の事件のはずだが、事の本質の報道が弱
い。

名古屋市長が開催反対の座り込みをしたとい
う報道があったが、公的立場の人が自らの
「慰安婦」問題の考えから表現の自由に抗議
することは異常なことだ。

開催に抗議することは自由だ。ただし「暴力」
はけっしてあってはならない。

「表現の自由」という民主主義の根源にかか
わる問題が、戦前に近づいている不安を感じ
ている。

日本国憲法第21条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

憲法を改正して戦争ができる国造りをめざす
安倍政権の影が社会全体を覆う前に・・・
私たちができることは・・・


完全自立型AI兵器

2019-10-07 08:28:26 | 日記

AI兵器、LAWS、殺人ロボットの禁止条約
をめぐって、国際的な議論が盛り上がってい
る。

米国防省は、この兵器を「完全自立型」「監
督下自立型」「準自立型」に分類している。

「完全自立型」は人間とのコミュニケーショ
ンがない。いったん実行を開始すれば人間の
監視はない。

「監督下」は、コンピューターそのものが
1000分の1秒という超高速で判断する。
人間の判断をはるかに超える時間だ。
ほとんど介入できない。
この型はすでにイラク戦争で実用化されてい
る。MQ-1 プレデターなど。

「準自立型」は、最終判断を人間がする。

コンピューターの時間は人間をはるかに超え
る時間軸にいるので、米国をはじめ「完全自
立型」の開発にしのぎをけずっている。

今日の「しんぶん赤旗」にロボット工学の研
究者である小金澤鋼一東海大学教授のお話が
掲載されている。

やはり「AI兵器」の禁止条約しかない。
兵器が完成する前に禁止条約を何としても実
現しないと核兵器と同様に、将来の歴史家か
らは「おろかな人間たち」としか評価されな
いだろう。

軍事プレゼンスやパワーバランス論(勢力均
衡論)、核抑止力論、MAD理論におかされた
政治家があまりにも多い。

外務省はLAWSに対しての提案を行おうとし
ているが、「監督下自立型」を容認している。
禁止の言葉はない。     こちら ⇒

当然のように、アメリカに配慮した文言だ。

軍拡を進める安倍政権。
とりわけ憲法違反の「戦争法」を強行した安
倍政権、トランプ第一の安倍首相を退陣に追
い込むことが喫緊にもとめられている。

          LAWSはこちら ⇒


旧ソ連化する安倍政権

2019-10-04 06:57:08 | 日記

「あいちトリエンナーレ2019」への補
助金の不交付を決めてしまった。それも審
査委員会にもはからず萩生田文科相が決め
てしまった。

ここには国民の文化芸術に対して、気にく
わないものへの国としての「制裁」という
意識がある。

表現の不自由展は、さまざまな理由で抑圧
され、圧力をかけられて表現ができなくな
ったものを考えさせる機会であった。

暴力や権力の圧力で「表現の自由」が圧殺
されていく。

そもそも一度決めた文化芸術への補助金を
権力側が気に入らないとして「中止」を決
めたことなどあったろうか。

これは戦前の日本の姿であり、旧ソ連など
の自称「社会主義」の国々であった。

安倍政権は、同じことを繰り返そうとして
いる。

戦前・戦後の日本の歴史において、自由と
民主主義が危機にさらされたときに命をか
けて反対をつらぬいてきたのが日本共産党
だと自負している。    私のHP ⇒

「表現の自由展」の再開は大歓迎する。
引き続き「暴力に屈するな」「権力の圧力
に屈するな」の声を上げていかなければ。