公園がタンポポに占領されている。
一面の綿毛。きれいだな、と思うか。
それとも・・・
子どもが遊びまわっていれば、ここま
でにはならないのでは?
外来タンポポの繁殖力はすさまじい。
小さくてもすぐに花をつけ、種を飛ば
す。刈っても刈っても芽を出す。
外来タンポポは受粉しなくても、種を
つくれる「クローン種子」とのこと。
人間がつくりだした造成地に、いち早
く進出する。
人が歩くところには進出できない。
公園に子どもが少なくなった結果か。
筑摩書房から出版されて「身近な雑草
の愉快な生きかた」(稲垣栄作著)が
おもしろい。
さまざまな雑草を紹介し、なにやら人
間臭い世界を重ね合わせている。
いっぷくの休憩に。