社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

緊張をあおってどうするのか!

2022-11-05 07:29:26 | 日記

外交なき「軍事対軍事」のエスカレート。
日本のニュースは「北朝鮮の挑発行為」と流し、元自衛隊の幹部に軍事状況を語らせ、結果的に軍事力増強の世論をあおっていないか。

この問題の中心は、北朝鮮のミサイルや核兵器開発の「国連決議違反」にあり、その暴挙を批判しなければならない。

同時に、日本は敵基地攻撃能力の大軍拡で対抗していけば、まさに「軍事対軍事」のエスカレートで、再び「来た道」だ。
安部元首相や自民党からは「軍事国債」まで出ている。

ミサイル発射に対抗して米韓合同演習の延長を決めれば、北朝鮮は戦闘機を多数飛ばし、さらに韓国も戦闘機を飛ばす。

こうした軍事エスカレートは偶発事故などにより、いっきに最悪の事態に突入する危険が高まる。

外交がない。仲裁者がいない。

ロシアのウクライナ侵略も大きな影を落としている。
アメリカの対中国包囲網も影を落としている。

世界的な軍拡とともに、日本も負けずとばかりに大軍拡の道に踏み出している。

第2次世界大戦という人類史上未曾有な悲惨な結果から生み出された「国連憲章」。いまこの精神にたつことほど重要なことなはい。

自民・公明政権、野党の維新などは、憲法などどこ吹く風とばかりに敵基地反撃能力の大合唱だ。
ついにトマホークの保有までいいだした。

アメリカのイラク戦争の火ぶたを切ったのが、トマホークのいっせい攻撃であった。
ロシアのウクライナ侵略もミサイル攻撃だ。

「敵基地反撃能力」は、相手国からみれば「攻撃能力」そのものだ。

軍事的エスカーレートをただちにストップさせるためにも冷静な論調と国連憲章による粘り強い一致点の追及こそ求められる。

いまこそ「平和国家」日本の外交こそ求められる。
いつまでもアメリカのイエスマン外交ではダメだ。