社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

WWW

2016-04-30 07:32:25 | 日記

WWW といえばネット上のウェブサイト。
今日、4月30日が、世界で無料公開された
日となっている。1993年。
(WWW=ワールド・ワイド・ウェブ)

いまやネット上で、企業や個人がホームペ
ージで情報発信していることが当たり前と
なった。

わずか四半世紀。インターネットの発展は
驚異的なスピードだ。人間が追いつけなく
なっているのではないか。

ネット上に無数のサーバー(コンピュータ
のこと)が置かれ、クライアント・サーバ
ーモデルが、地球上を多いつくしている感
がある。

これに対して、P2Pモデルのように、クラ
イアントとサーバーが同じになってしまっ
たモデルが現れた。
すでに亡くなられた「47氏」が有名で、情
報流出が盛んに取りざたされるようになっ
た。
マイクロソフトは「スカイプ」を標準装備
している。これが動くと1日何百件も送受
信が勝手に行われている。

そして「クラウド」だ。
ネット上に、データも、ソフトも置かれい
る。利用者は、パソコンでホームページを
見ることができればOK。そのサーバーが
世界のどこにあるかは問われない。
ホームページから、高額なあらゆるソフト
が利用できるようになる。
そういえば、私の「ブログ」もクラウドだ。

先日、クラウドによる給与計算ソフトの利
用状況調査が行われた。
中小企業の12.5%が使用してる。
高いソフトと人を雇わなくてもよい。企業
として経費節減のモデルになりつつある。

フェイスブックやラインの登場は、多くの
人間が「距離」を失って、24時間、常に隣
に存在することになった。
(私は息苦しい世界だと思うが?)

サイバーパンク小説が世に出て久しい。
インターネットの急速な発達は、こうした
世界が近づきつつあるのだろうか。
とても人間的とは思えないのだが。

しかし、好むと好まざるとにかかわらず、
発展していくのだろう。


春の風雪

2016-04-29 08:01:21 | 日記

予報通り、朝から雪。
まだ風雪だが、これから「暴風雪」か?

 積もった雪! (2016年4月29日)

連休初日が雪とは・・・

しかし、1日のメーデーは大丈夫とのこと。
今年のメーデーは、「戦争法廃止」、「立憲
主義をとりもどそう」、「TPP法案廃案」
「最賃1000円」などなど・・・

アベノミクスの破たんが、いよいよはっきり
してきた。

安倍首相と自公と補完勢力の「暴走」を食い
止める大きな力が育っている。

さらに追いつめよう!!


ようやくタンポポが・・・

2016-04-28 07:37:41 | 日記

今朝の車のフロントが凍っていた。
天気予報では、今夜から「暴風雪」が出さ
れている。
寒いはずだ。

公園のタンポポはまだだが、道端にポツリ
と咲いていた。


タンポポのじゅうたんができるまで、あとわ
ずかだ。

ところで釧路も外来タンポポばかりだ。
外来タンポポは、なぜこんなにまで広がった
か。
そのなぞは、クローン種子と受粉にあるとの
こと。

外来タンポポは、受粉しなくても種子をつく
れる、クローン種子だ。これでどんどん領地
を拡大していく。

在来タンポポは、受粉しなければ種子ができ
ない。
これでは勝負あったといわざるをえない。

人と植物の関係で、クローンもある。
桜は、その美しさで枝を使って人間が増やし
ている。

もうひとつ、曼珠沙華(ヒガンバナ)も。
この植物は「三倍体」で種子はできない。
(三倍体といえば、魚のいわなが有名)
この花の妖しい美しさは人を引きつけ、球根
を人間が広げていった。

このヒガンバナをみていると、昔の半村良氏
の小説「楽園伝説」を思い出す。

最初はハードボイルドか、秘密結社、あやし
い宗教団体か、と思ったらもっとすごい展開
になっていく。

アガルタとは何か?
人類にとって恐ろしい結末がまっている。

タンポポ、桜、ヒガンバナと連想し、「楽園
伝説」まで行きついてしまった。

春のおぼろの一夜・・・


アリさんの法則

2016-04-27 08:14:19 | 日記

2:6:2の法則、8:2のパレートの法則
など、集団や組織に対しての調査・分析がよ
く話題にのぼる。

今週の赤旗日曜版に北大准教授も長谷川栄祐
さんの「働かないアリにも価値あり」の記事
が掲載されている。

アリを1匹ずつ色分けして観察、コンピュー
ターによるシミュレーションも行い、全員が
いっせいに働くアリと働かないアリがいる集
団とを比較。
その結果、働くアリだけの集団は早く滅んで
しまうとのこと。

機械やシステムにも余分なものを付け加えて
「冗長性」を持たせている。
メモリにおけるパリティビットやハッシュ関
数、ハードディスクにおけるRAIDは当た
り前のように普及している。

人間の経済、とりわけ資本主義における企業
という資本形態は、かぎりなく利潤を求めて
「効率化」をはかる。
「強欲資本主義」、「カジノ資本主義」、さ
らには、ショックドクトリン(惨事便乗型資
本主義)という言葉さえ生まれている。
そして地球環境さえ破壊し、はたらく人々の
人間らしささえ奪おうとしている。
時間泥棒の「モモ」の世界はやはり現実的な
ものだ。

このシステムは、人間界や生物界にとって異
質なのではないかと思うときがある。
いや社会全体ではうまくいっているよ、とい
う考えもある。いわゆる「見えざる神の手」
である。

しかし格差の拡大、貧困の増大、若者のワー
キングプアなどをみていると、資本主義経済
そのものが人間の顔をした経済からどんどん
離れつつある。

アリさんの法則から、人間社会を見直すこと
も必要ではないか。

そして社会の仕組みを解明するには、やはり
資本論だ。

若い人たちには、ぜひ挑戦してほしい。

 

追記
  好蟻性生物(昆虫)⇒

 


大きな一歩

2016-04-26 07:42:33 | 日記

衆院5区の補欠選挙が終わった。
結果は残念であったが、「大きな一歩」で
あった。

新党大地(鈴木宗男)も自民党側に加わっ
た。
当初は自民党が圧勝といわれていた。

結果は、ぎりぎりまで追い詰めたといえる。
札幌市厚別、石狩、江別、北広島など、大
どころは池田氏が勝っている。
無党派の7割が池田氏に。

もう一つの特徴として、自民党側は政策論
争を徹底的に回避した。
とりわけ争点であった「戦争法=安保法」
「TPP」など、ほとんど話さない。
農林部会長の小泉氏が2回も応援に入って
、戦争法とTPPは一言も話さなかったと
報道されている。

安倍首相は「強行採決」後、ていねいな説
明をしていくと表明したが、これはまった
く実行されていない。
事実上の「だんまり」を決め込んでいる。

次は7月の参院選だ。

市民の共同、野党の共闘はさらに進む。
安倍暴走政権をストップさせるために。


NHKを政府広報放送へ

2016-04-24 07:47:17 | 日記

NHK会長が災害対策本部会議で原発報道
を「公式発表をベースに」と発言し、物議
をかもしている。

この人には、ジャーナリズムのイロハがまっ
たく分かっていない。

東日本大震災の福島原発事故でのテレビ放
送のあまりのひどさは、まだ私たちの記憶
に残っている。

電波は誰のものか。
当然、国民のものである。

そこにジャーナリズムの精神がある。

「公式発表」=電力会社の公報
ということは、都合の悪いことは報道され
ないことである。
電波は電力会社のものでもなければ、政府
のものでもない。

NHKの変質がいわれて久しい。

これでは、NHKが政府公報となってしま
う。
こうしたとんでも発言する会長は一日も早
い退任が必要だ。


投機マネーと金融商品、カジノの危険性

2016-04-22 07:46:19 | 日記

雑誌「経済」の5月号は学生にとっての
経済入門書。
そのなかの「投機マネーと金融商品、カ
ジノの危険性」(桜田照雄著)がおもし
ろい。

中国の汚職取り締まりの強化で、マカオ
のカジノ業者の売り上げがいっきに激減。
4割減で経営不振とのこと。

投機マネーの分析とともに、カジノによ
る地方創生を批判している。

いまだに国会では自民党を中心に、カジ
ノ解禁へ執拗な策動を強めている。

 本来の「投資」は、地域経済の発展に重
要な働きとなる。「投資」はまだまだ人
間的なものだ。

ところが「投資」が「投機」になっている。

投機マネーは、「貪欲」に儲けを求めて、
世界をさまよっている。
投機マネーは「臆病」だという。危ないと
感じたらすぐ逃げる。人にどんな迷惑をか
けようと考慮しない。

パナマ文書が話題になっているが、「投機
マネー」そのものの世界的規制が必要にな
っている。


報道の自由の大幅な後退!

2016-04-21 06:40:57 | 日記

日本は180国中、61位から72位に報道の
自由度が後退した。
国際ジャーナリスト団体「国境なき記者
団」の2016年度の調査結果だ。

特定秘密保護法の施行や安倍政権の報道
機関への圧力が影響しているとのこと。
戦争法など疑問を呈したテレビキャスタ
が交替させられていることをみても分か
ることだ。

とりわけ高市総務相の「放送電波の停止」
発言にみられるように、むき出しの攻撃
があまりにも露骨である。

自由と民主主義を抑圧し、後退させてい
るこうした人たちが、日本共産党にむかっ
て「民主主義が危ない」と攻撃している。

なんのことはない。
安倍首相の「いいなり」を隠し、さらに
自分たちの姿勢=多国籍大企業の「ボロ
儲け」を隠そうとしているだけだ。
秘密保護法、戦争法、TPPしかり。

24日の日曜版に、前日本医師会会長の
原中勝征さんの談話が掲載されている。
自民党は国民を大切にしなくなってし
まった、と述べている。
そしてTPPのISD条項を批判して
いる。(原中さんはTPP違憲訴訟の
原告)

その裁判で裁判長に訴えた。
「あなたが最高裁長官だとして、最高
裁で決定したことが、アメリカの企業
に訴えられ、賠償金を支払うことにな
る。これが正しい司法のあり方か」

国の主権さえ、投げ出そうとしている。
国民の自由と民主主義があらゆる面で
圧力がかかり、後退し続けている。
それを進めているのが自民・公明や大
阪維新、大地である。

安倍政権の暴走政治をストップさせる
一大政治決戦が北海道5区補選だ。

投票日まで、あと3日!


人格的な依存諸関係

2016-04-20 07:51:25 | 日記

さぶ~~

夕方には雪が降ってきた。寒いはずだ。
寒さにもめげず、釧路駅前では「戦争法廃
止」の大合唱。
4・19総がかり行動は意気軒高だ。

衆院5区補選も、自民・公明とその補完勢
力(大地)の候補と市民+野党の候補が、
大接戦!

戦争法推進、TPP推進の候補か!
それとも戦争法廃止、TPPに反対の候補か!

争点ははっきりしている。

暴走する安倍政権にストップを!
新しい歴史を切り開こう!!!

さて、選挙になると一昨日書いた「個性の発
展」のなかでの「人格的な依存諸関係」が問
題になる。

封建時代に照応するというが、その名残りは
資本主義にもひきつがれている。
「物象的依存性の上に築かれた人格的独立性」
簡単にいえば経済的従属性、とりわけ労働者
は弱い立場にたたされる。

それプラス「人格的な依存諸関係」がないだ
ろうか?

いわゆる業界、企業の陰に陽にわたるしめつ
けである。これは両方がからみあっているの
ではないか。

ぜひ自由な人格、自由な個性・個人に脱皮で
きるようがんばってほしい。

いま自らの考えで、政治に声をあげはじめて
いる人たちが大きくふくれあがっている。

歴史的変化がはじまろうとしている。


個性の発展

2016-04-18 07:46:11 | 日記

自民・公明など、追い詰められると必ず
出てくるのが「共産主義は独裁」、「自
由と民主主義を抑圧」という攻撃である。

独裁と弾圧を繰り返してきたのが、もと
もと資本主義の社会であった。

現代では・・・
「ブラック企業」、「社畜」などと言わ
れる今の状況。「もの言えば唇寒し」、
これは「自由と民主主義」の後退である。
会社を辞めれば、貧困や生活苦が待って
いる。

「保育園落ちた」に代表されるように、
個人の力では、みずからの自由が大幅に
制限されている。

現代のこうしたもとで、個人・個性の発
展は大きな壁につきあたっている。

マルクスは、人間一人ひとりの個性の発
展に重大な関心をよせていた。

170年前に執筆した「経済学・哲学草稿」
は、資本主義社会を分析した鋭い批判の
書である。そしてこれが「資本論」へと
結実した。

個人・個性の発展を、歴史的に三段階に
分析している。
①人格的な依存諸関係
②物象的依存性の上に築かれた人格的独
 立性
③諸個人の普遍的な発展の上に築かれた
 また諸個人の共同体的、社会的生産性
 を諸個人の社会的力能として服属させ
 ることの上に築かれた自由な個体性

①は封建時代まで。②が資本主義時代
であり、③が社会主義・共産主義の時
代となる。

「第2段階は第3段階の諸条件をつくり
だす」と述べている。

日本国憲法第13条は「すべて国民は、
個人として尊重される。」と規定されて
いる。まさに第2段階である。
この憲法の規定、「個人として尊重」
本当に花開くにはど
うしたらよいのか。
私たち現代人に問わ
れている課題だ。

自民党の憲法草案は、この「個人」を
「人」と置き換えている。みごとなす
り替えである。
「人一般」にして、「公益」に従属さ
せようとする魂胆がみえみえである。

自民・公明が、「自由と民主主義」を
叫ぶが、その抽象的な、中身のない言
葉を現実から鋭く射抜かなければなら
ない。

戦前、「自由と民主主義」を弾圧して
きた自民党の先輩たち。いままた、そ
れを「美しい日本」として復活させよ
うとしている。

かれらの反共主義は「自由と民主主義」
の反対物であることを、理性をもって
批判していかなければならない。


水芭蕉が・・・

2016-04-17 07:08:37 | 日記

雪もとけたので、今年はじめて武佐の
森を散策した。

 水芭蕉(2016年4月16日武佐の森にて)

咲き始めたばかりのようだ。しかし
昔と比べて数が減ったようだ。
鹿は水芭蕉を食べるというが、その
せいだろうか??

木の食害が随分と目立った。

 皮がなくなり真っ白に!

あちこちに、まるで「白樺」か「さ
るすべり」のようになっている。
ずいぶんと食べられている。

皮がなくなると、葉でつくられた養
分が根にいかなくなる。

木道もかなり傷んでおり、高齢者の
散策は危なくなっている。
整備がいそがれる。


地震列島

2016-04-16 07:49:05 | 日記

あいつぐ震度6、そして土砂崩れ、
2日も続いての大地震は、日本列島
があらためて「地震列島」であるこ
とを示している。

一にも二にも支援の手を。

そして、私たち自身も、突然の地震
対策の見直しを。

 


-温故知新-

2016-04-14 08:17:50 | 日記


  北大通にオープンする「なつかし館」

いよいよ、明日15日にオープン!

まだ準備中でしたが、木の香が・・・

駅 ⇔ 北大通 ⇔ MOO と、3店セット

目の前に「郷土資料館」が出来上がれば、
点が線に、線が面に、とひろがる・・・

2階のアイヌ資料なども見どころ!

今の私を知る上でも
・・・「温故知新」・・・


カジノ解禁は絶対にダメ!

2016-04-13 07:41:12 | 日記

バトミントンのオリンピック選手が、
闇カジノにはまり大騒ぎになっている。

「カジノ」の恐ろしさがわかったので
はないか。

報道では「依存症」が疑われている。

人は「依存症」という病気になるまで、
何年間もかかるといわれているが、カ
ジノは掛け金が天井知らずにあがるた
め、一気にのめり込むようだ。
60回1000万円と報道されているが、
多くの人は、そんなものではないと
疑っている。

「依存症」は別名「否認の病気」とも
いわれる。
・・やっていない。・・少しだけだ。
これが口癖になり、金を求めて平気で
ウソをつくようになる。

今日の新聞に、コンビニ強盗未遂の若
き道職員はパチンコで金がなくなった
ためと報道されている。

釧路に「カジノ」を誘致しようと、市
長を先頭に予算もつけて取り組んでい
る。北海道知事も誘致に熱心だ。議員
にも熱心な人がいる。

衰退する地方経済。なんとかしようと
まじめに取り組んでいる方々に、「カ
ジノ」が来れば活性化するのでは、と
の思いこみがある。

こうした方々と、国レベルでカジノ解
禁に熱心に取り組んでいる政治家、経
済界の人とは区別しなければならない
と考える。

カジノ解禁は巨大な利権がからんでい
る。強欲な人々の前には、ギャンブル
依存症で破滅した人やその家族の苦し
みはみえない。
「対策をとれば大丈夫」、「後は自己
責任だ」とささやいている。

阿寒湖畔にカジノができれば、釧路市
の市街地がいっそう衰退する。(アメ
リカでは周辺の自治体が衰退)

地域経済循環からも逆行する施策だ。

家庭でのトランプ遊びで、笑いがわき
おこる家族、その家族を破壊し、破滅
に追いやるカジノは絶対に認めてはな
らない。


書家「金澤翔子」 本の出版

2016-04-12 07:50:10 | 日記

書道展をみると読めないものが多く、私のよう
に芸術的センスがない者にはイマイチであった。
ところが金澤翔子さんは違った。

釧路市でも障がい者の絵画などの展示会があり、
金澤翔子さんの書を見ているだけで、不思議な
思いが浮かび上がってきた経験がある。

翔子さんのお母さんが文を書いた本がでた。

新日本出版社(1500円税別)

もちろん「書」も満載だ。
見ていて楽しくなる。
54ページから金澤泰子さんインタビューが掲載
されている。そのなかに、
「私は翔子と一緒に苦しんできたと思ってたけ
ど、実は違ってました。苦しかったのは世間体
だの、これからの心配にとらわれていた親の私
だけでした。翔子は自分がダウン症だというこ
とをまったく嘆いていなかった。
『一緒に苦しかったね」なんて思ってたけど、
翔子はずっと明るくて、いつも私を救ってくれ
ました。」

すごいと思った。

今年の2月にNHKで、ETV特集「書家・金澤
翔子30歳~娘と母 新たな旅立ち~」
が放映された。

見て元気になる本でもある。
ぜひ一読を!

以前、釧路の芸術館で放浪の画家「山下清」展が
開かれ、鑑賞した。札幌では、草間彌生さんの作
品展も開かれていた。

障がいがあっても、人間の可能性はほんとうにす
ばらしいと感じるひとときであった。