社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

新緑の木漏れ日のなかで

2023-05-31 07:08:18 | 日記


 早朝の柳町公園

桜が終わり、新緑の季節に移っている。
昨夜の雨があがり真っ青な空の下、早朝の柳町公園は木々の呼吸が聞こえるてくるようだ。
木漏れ日がさわやかだ。

釧路はこれから霧の季節をむかえる。

街のなかにある春採湖も散策路が整備され、散歩も多い。

早朝配達が終わり帰宅すると、カッコウが鳴いていた。
今年はじめて聞く。

映画「カッコウの巣の上で」を思い出した。
半世紀も前のアメリカ映画だ。

個人の尊厳、人権がないがしろにされていた時代でもあった。

日本でも40年前に「宇都宮病院事件」が起きている。
こうした非人道的な状況から、「精神衛生法」が「精神保健法」、そして「精神保健福祉法」へ大きく変わってきた。

しかし、まだまだ「途上」だ。

いま釧路では医者不足、それも精神科医が極端に少なくなっている。
半年待ちでは救える命も救えなくなってしまう。

いまこそ医療・福祉の充実が求められている。

なぜ医者が少ないか こちら ⇒


摘果メロン

2023-05-30 07:45:00 | 日記

夕張メロンの子っこ、摘果メロンが手に入った。
さっそく浅漬けにした。

 かなり薄めためんつゆに一晩

うまい!!
ほんのり甘みがあり、さわやかな味だ。
初競りで350万円もの価格で落札した夕張メロンを思うと・・・ふふふ

一株あたり3~4個を残して、あとは摘果したもの。
道の駅などで販売している。
夕張農協ではネット販売も。

今が旬である。


金融侵略 苦悩する東芝 2

2023-05-29 07:04:57 | 日記

5月7日からしんぶん赤旗に掲載された経済記事「金融侵略 苦悩する東芝」(9回連載)が反響を呼んでいる。

日経や大手紙では絶対に書けない記事だ。

日本共産党のホームページから再読できる。

「金融侵略」と入力し検索すると1~9までの連載が表示される。
 こちら ⇒

なぜ東芝という名だたる大企業が倒産寸前に追い込まれているのか。
製造現場で何が起きているのか。

自・公政治の本質、その売国的本質が見えてくるのでは。

アメリカによる「対日要求」・・・
その多くが自・公政治によって強行され、実現していく。

巨額の「儲け」をあげる者。その反面、現場で働く人たちが犠牲になっていく。
そして「自己責任」のもと、あきらめさせていく。

金融資本主義という言葉がある。

1900年代に入って世界の分割が終わり、産業資本の日陰にいた金融資本が巨大になり、表舞台に登場してきた。
列強の国々による世界再分割の争いが激しくなり、帝国主義論や金融資本主義論がさかんになった。日本も再分割に割り込み、中国やアジア諸国を侵略していった。
レーニンの「帝国主義論」、ヒルファディングの「金融資本論」が有名だ。

その後、1945年の第二次世界大戦終了後、植民地国が続々と独立をはたしていった。
あからさまな植民地はなくなり、金融などによる「新植民地主義」が台頭していった。

現在は「生産」の目的ではない、行先のない巨額な「マネー」が問題になっている。
利率だけではなく、証券の売買で巨額な利益を求めてさまよっている。

その巨額な投資マネーが、儲けに邪魔な規制を撤廃させ、日本の政治を変え、大企業さえ飲み込んでいく。

気候変動など、地球そのものさえ壊していく時代だ。
まさに資本主義の異様な形態に突入している。

こうした流れに対して、「人間の顔をした経済」「持続可能な社会」など、反撃がはじまっている。

日本共産党の「綱領」路線である。
いま「民主的規制」を旗印に、社会的連帯を強めようとしている。

ぜひ日本共産党の「綱領」を読んでいただきたい。


ウィルス感染警告と詐欺メール

2023-05-26 07:26:28 | 日記

手をかえ品をかえての「詐欺メール」
2日に1回ほど来るようになった。

 楽天e-NAVI
 ETC利用照会サービス事務局
 横浜銀行
 大和ネクスト銀行
 エポスカード
 ソニー銀行
 三菱UFJ信託銀行
 秋田銀行
 みなと銀行

それぞれ
 プライバシーポリシーの変更とセキュリティ保護のために
 解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス
 入金制限のお知らせ
 直近の取引の重要な確認
 アカウントのセキュリティ
 ソニー銀行が不正ログインを検知
 お客さまのお取引を規制させていただきました
 振込(出金)、ATMのご利用(出金)利用停止のお知らせ

毎回違う内容で、工夫されている。
あまりにも巧妙な内容で、このままでは私もいつか引っかかるような不安を覚える。

メールの「ドメイン認証」を確認すると
SPF、DKIM、DMARK は、当初はHardfail、failであったが、直近のものは「none」が増えてきた。
そのうち偽の「pass」も・・・不安だ。認証を突破される可能性は?

これも詐欺メールの「進化」ではないか。

すでに日本語の文章も、おかしなところが見られないビジネス文書そのものだ。


パソコンがウィルスに感染したので、指示にしたがってコンビニで5万円を支払う。コンビニ店員の機転で詐欺が食い止められたとのニュースが増えている。

これは、「ウィルス感染」表示のパソコンの画面が消せない。右上の×をクリックしても消えない、さらに警報音が鳴りやまない、というところから焦って電話をしてしまう。

対処法は、Windows10 なら下のタスクバーを右クリックして、windows11ならばスタートボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を起動し、目的のブラウザを強制終了を行えば消える。
もちろん強制的なシャットダウンでもOKだ。

それにしても次から次へと考えるものだ、
詐欺は「浜の真砂はつきるとも・・・」の世界だ。

ネット・・・膨大な情報量とダークウェブを代表とする「闇の世界」も底が知れない。

ネットから政治の世界に目を転じれば。

大手新聞やテレビが、天までもちあげた「広島ビジョン」。
中身をよく読めば、核兵器は防衛目的で「抑止」に役立っていると。

こんなはずかしい文書を被爆地の広島でよく発表したものだ。

核兵器廃絶の「詐欺」といってもよいのでは?


Re 畠山和也

2023-05-24 07:03:56 | 日記

日本共産党は23日、衆議院比例北海道ブロックの候補として畠山和也元衆議院を決定した。
 「はたログ」はこちら ⇒

比例の定数は8、投票は政党名のみだ。畠山和也と書けば無効となってしまう。
まさに政党が責任をもって推薦する「政党選挙」となっている。

畠山和也元衆議の実績は、北海道の1次産業の声をまっすぐ届けてきたことだ。現場からの声を大切にし、大企業の横暴やアメリカからの押しつけには忖度しない。

一番の例が農産物の輸入自由化の「TPP」問題であった。
自民党から共産党まで「オール釧根」での「断固反対」を貫いてきた。

安部元首相が、アメリカのイエスマンとしてTPPを進めてきたため、「断固反対」からいっきに「推進」となってしまった。

旧民主党から衆議になった議員もTPPや「戦争法」に「断固反対」を主張してきたが、自民党に変わり「推進」に。

自民党の、政府の、言うこと聞かなければ「国会議員になれない」。

小選挙区制の「弊害」である。

5月8日に現代ビジネスから「なぜいまの自民党議員は小物ばかりなのか」が配信された。

自民党国会議員のリアルさがよくわかる記事だ。
このなかで特に強調しているのが「小選挙区制」による問題である。

地域の声より、政府の声が優先する。
自民党議員はどんなに地域の声を取り上げても政府に逆らえない。

政治の「劣化」の原因のひとつだ。

さらに「小選挙区制」は、少数意見を切り捨てる非民主的制度であることだ。
1990年代に衆議院選挙に導入されたが、当時のメディアの熱狂はすごいものがあった。「政権交代」の選挙になると大騒ぎであった。

しかし日本はイギリスやアメリカと全く違う社会風土であった。

当時日本共産党は、少数意見が切り捨てられ、「4割の得票で8割の議席」となる非民主的制度であることを強調し、反対運動を行ってきた。そして「戦争への道」であることも主張してきた。

政党助成金制度も国民の声が反映しない仕組みをつくりあげている。

残念ながら現状はその通りになってきている。

少数政党は「比例」で議席をとることしかできなくなり、小選挙区では「野党連合」の方向しかない。

最近の得票率の低下は、この選挙制度との関係も深い。

いずれにしても私たちは「比例」が主戦場である。

投票用紙に「日本共産党」と書いていただく人を増やし、畠山和也元衆議を再び国会へ送り出さなければ!


「核抑止力論」から抜け出せない人たち

2023-05-23 07:33:22 | 日記

G7の「広島ビジョン」の議論がテレビでも盛んに行われている。

被爆地広島の市民団体が批判しているのは「核兵器は防衛目的」「究極的」な廃絶をもりこんだからだ。

そしてこれを批判する人たちを「現実をみない」「理想ばかりではダメ」と言いたい放題だ。

核兵器「廃絶」の歴史的議論がまったくわかっていない。
私はどちらが「現実をみていない」のかと言いたい。

ロシアが核兵器使用の脅しを行った。
これは言語道断の主張だ。

そしてこれが「核抑止力論」の結果だ。
言葉に出すか出さないかの違いで、核兵器によって破滅的結果をもたらす「MAD理論」の姿だ。

巨大な軍事力に包囲された北朝鮮が「防衛」目的に核兵器とICBMを開発していることと、どこが違うのか。

このままでは第2の、第3の「北朝鮮」が現れる危険がある。
第2の「ロシア」が現れる危険がある。

「広島ビジョン」のいう「核兵器は防衛目的(serve defensive purposes,deter・・・)」「究極的(ultimate goal)」などの考えこそ、核廃絶への「非現実的」なアプローチではないか。

いや、「核兵器固執論」そのものだ。

世界は、G7という一部の国に任せられなくなっている。
国連に加盟している多くの国が「核兵器禁止条約」に賛成し、条約として発効したのだ。

ブラジル大統領が「国連の場で」と言ったことこそ真っ当な主張ではないか。

自・公の「究極的」「橋渡し」論をのり越えるために。
維新のいう「核共有論」は論外だ。


被爆地から「核抑止力」を発信か!

2023-05-20 07:07:27 | 日記

G7が広島で開催され、バイデン大統領をはじめG7首脳が原爆資料館を訪れた。

これ自体は歓迎することだが、G7は「核兵器大国」「核の傘」による「核兵器抑止力論」を確固としている国である。

同時に、「核軍縮」「核のない世界」を繰り返し出している国でもある。

メディアの報道は後者を強調し、あたかも日本が核廃絶の先頭にたっているような「錯覚」をあたえていないだろうか。

さらに日本は「核兵器禁止条約」に反対している国でもある。

報道によると資料館視察に先立つ18日の日米首脳会談では日米同盟による「抑止力・対処力の一層の強化」で一致し、「拡大抑止」の重要性を強調し、「核抑止」の固執している。

要は「核拡散」には反対するが、核兵器による抑止力を強化していくことだ。

このままでは、被爆地から「核抑止力」を発信をしてしまうことになる。
被災地広島の願いを否定することだ。

国民向けメッセージと彼らの本音をしっかりつかまねければ。

核兵器によって、核の傘によって、国の安全は守られる。
抜きがたい「核抑止力論」であり「MAD理論」である。

核兵器生産の需要は国家のみである。
国家を「核兵器廃絶」の非核の政府にすることだ。やはり国民の力だ。

国際法として発効した「核兵器禁止条約」への態度こそ問われる。

追 記
外務省に「広島ビジョン」の英語版と仮訳が掲載された。
 こちら⇒

核兵器は「防衛の目的」「抑止」に役立つ!
核兵器のない世界は「究極的」

なんと核兵器は必要であり、廃絶は「究極的」だということ。

「究極的」は、日本政府が繰り返して使ってきた言葉だ。
被爆者は「究極」をやめてほしいと繰り返し要請してきた。

外務省の仮訳は「究極」という ultimate の訳を「最終」と弱めている。訳は間違いではないが巧妙にゴマ化しているのではないか?

「広島ビジョン」は被爆国としてアメリカに譲歩した恥ずかしい文書となった。


医療保険証があっても病院にかかれない

2023-05-19 07:15:39 | 日記

いま釧路では精神科の休止・廃院が進み、保険証があっても精神科にかかれない事態が起きている。

メンタル不調で具合が悪くても、3~5カ月待ちは当たり前。こうしたことが何年も続いている。
それがさらなる休診・閉院でいっそうの困難におちいっている。
精神科医療の崩壊と述べる人もいる。

総合支援法による相談機関も1~2週間の予約待ちとなっている。
とにかく忙しい。そして医療と結びつかなければどうしようもない。

今の時代は、うつなどの気分障害や適応障害、発達障害、摂食障害など様々なメンタル問題を抱えている。

適切な医療につながる必要があるのに、それが半年もかかるとなると・・・

多くの問題が指摘されるが、その土台にあるのが医師不足だ。
OECDのなかでも常に低い。

ところが自公政権は「不足」を「偏在」に言いかえてごまかしてきた。
国民の批判でいっとき大学の定員を増やしたが、いままた元にもどした。「2022年には医師は充足する」とのことで。

広島でG7が開かれているが、はずかしい限りだ。

自公政権の中心は医療費の削減だ。
いまだに地方の病院名まで名指して減らそうとする「地域医療構想」が撤回されていない。
道議会も与党多数のため、そのまま通ってしまう。

当面の緊急課題とともに、より根本的には「自公政治」があることをしっかりみきわめなければ。


電気料金の大幅値上げ

2023-05-17 07:32:06 | 日記

全国の電力会社が、いっせいに2~3割の値上げ申請を行った。

ギリギリの生活をしている人、電力を使う製造業や小売業などの中小企業への打撃ははかりしれない。

もともと電力会社は半官半民でスタートし、法律で守られた地域独占企業であった。

ところが、官と民の悪いところだけが増幅されているようだ。

自然エネなどの再生エネルギーへの不正閲覧、価格のカルテル、原発推進へのわいろ攻勢など、「悪行」の数々が暴露されてきた。

再生エネを敵視していると思わざるをえない原発に固執する姿勢はすごい。

当初、40年であった原発が60年、70年も稼働できるようにする。
新型原発は安全なものとして新設まで推進しようとしている。
核燃料サイクルが破綻しているにもかかわらず。巨大地震がせまっているというのに。

停止している原発の安全対策と称した設備投資にいったいいくらかけているのか。さらに停止している維持費にいくらかかっているのか。
この巨額な維持費も料金値上げの原因だ。

将来の採算性を担保にした無謀な原発政策だ。
そして事故が起きれば途方もないお金がかかり、地域が破壊される。
とても将来にわたって「採算性」がとれるものではない。

 「原発村」の闇 ⇒

電力会社への民主的規制が必要だ。
ところが自民党など、政治とズブズブではないか?

今回の電気料金の大幅な値上げは、政治の問題だ。


16日は「アカデミー賞」の創立日

2023-05-16 07:36:27 | 日記

今日の5月16日は、第1回アカデミー賞の日。1929年のことで94年前だ。

3回目が「西部戦線異状なし」で、戦争における兵士の悲惨さを描いている。
とりわけ、塹壕戦のリアルさ、そして敵兵にも家族がいるという衝撃。
 過去のブログでもふれた ⇒

現在のウクライナ戦争そのものではないか。

最近の映画は戦争映画ではなく「戦場映画」が多い。
映像技術の発展で、見たこともない衝撃的な映像を作れる。

だからといって悲惨さが、戦争の本質が伝わってこないのはどういうことか。
「西部戦線異状なし」よりリアルさがない。

日本では「戦争と人間」三部作がある。
予算と会社の都合で短縮されたとのことだが、十分に見ごたえはある。

戦争は違法であり、戦争を禁止する。
人類の長年の努力で国連憲章に結実している。
しかし、まだ未完の過程でもある。

攻めてくる、攻撃されたらどうするのか。
この言葉が独り歩きし、過去に日本が侵略戦争を引き起こしたことなどまったくふれない。

憲法9条が、世界で名だたる「平和憲法」ができたことにも触れようとしない。

ひたすら「戦争できる日本」に突き進んでいる。
今のメディアが、映画で「愛国心」を強調する教師となっていないか?

この流れを変えていかなければ。


正鵠を得る「タイム」誌

2023-05-14 06:31:49 | 日記

正鵠を得る
最近は使われていない言葉のようだが・・・
米誌「タイム」が岸田首相を表紙に「岸田氏は数十年にわたる平和主義を放棄し、日本を真の軍事大国にすることを望んでいる」は、まさに「正鵠を得る」だ。

岸田首相の言っていることは「強い」ものに引かれ、コロコロ変わるが、一貫しているのが「軍事大国」への道だ。

口では「平和」や「核軍縮」を繰り返すが、今国会での43兆円の軍事予算、トマホークなど他国を攻撃できる兵器の購入など、今まで安部元首相さえ出来なかったことを平然とやろうとしている。

自民党の派閥である宏池会は穏健派であり平和・護憲派ともいわれていた。その宏池会出身の岸田首相は、完全にタカ派の主張を飲み込んだ。

43兆円の軍事予算で世界第3位の軍事大国となる。
空母、トマホークなどを持ち、他国を攻撃でき日本=まさにタイム誌が指摘している通りではないか。

外務省があわてて否定し、タイム誌を非難すること事態が異常だ。

人は「正鵠を得た」批判には、いきりたつ習性があるようだ。包摂力のない権力者ほど。

日本を本来の「平和の流れ」に引き戻す。
日本共産党はいっかんして訴えている。

戦争は政治家が引き金をひき、メディアが煽る。
その歯止めが日本国憲法だ。

追 記
本日の、14日付け北海道新聞のオピニオンコラム「風」は秀逸だ。
・・・「置き土産を捨て去る時」

国会は入管法の改悪で与野党対決になっている。
その入管は戦前の、特高警察や内務官僚の「置き土産」とした。

その通り!
これも「正鵠を得る」だ。
ぜひ一読を!


「悪法」承認国会!

2023-05-13 07:47:57 | 日記

よくまあ次々と・・・
衆議院で「悪法」がどんどん可決されている。
自・公、維新、国民の4党連合だ。

健康保険証の廃止は、あまりにも拙速で、すでに現場ではさまざまな問題が発生している。

7500人もマイナ保険証が他人など間違っていたと。
厚労省は「入力ミス」と説明しているが本当にそうなのか。また「入力ミス」を起こすことは設計ミスでもある。

医者も薬局も他人の情報で治療してしまう。他人の処方薬だと命に係わる。えらいことだ。

現場の病院では困った事例が起きている。
さらにランサムウェア対策などセキュリティ対策は遅々としている。

現場の声が政治に届いていない。
自・公、維新、国民の国会議員は単なる政府の「賛成要員」ではないか?

予算を軍拡にむける「軍拡財源法案」
世界第三位の軍事大国化へ。
アメリカの「タイム」誌、表紙に岸田首相をすえ、「岸田氏は数十年にわたる平和主義を放棄し、日本を真の軍事大国にすることを望んでいる」と述べた。

その通りではないか。
しかし、政府はこのタイム誌に猛抗議。日本のメディアへのやり方と同じだ。

止まっている原発をすべて復活し、新規の原発まで進める「原発推進法案」、そして「入管法改悪法案」だ。
強制送還してしまえば問題は起こらないとばかりに。

国際的人道に反することを平然とやってのける。
その政府が「法治主義、自由と人権」を主張する。

なんと二枚舌なのか。
メディアの動きがあまりにも弱い。

舞台は参議院に移っている。
徹底審議を!

来週の国会が見逃せない。


金融侵略 苦悩する東芝

2023-05-09 07:11:48 | 日記

今朝の釧路は冷え込み、車のフロントガラスがガチガチに凍っていた。溶かすのに一苦労。やはり雪になってもおかしくない天候であった。

しんぶん赤旗で「金融侵略 苦悩する東芝」の連載がはじまった。(9回の連載)

去年は「あの東芝が倒産!」と驚いたものだ。
政府の原子力政策にのって失敗、金融でも追い詰められた。
いま「上場廃止」にむけて、さらなるリストラを進めているようだ。

連載は、ある若手技術者の「自死」からはじまった。
そこには大規模なリストラと技術者の軽視があったのではないか。

日本の技術力の低下がいわれて久しい。
自公政権の歪んだ大学改革、大企業の金融へのシフト、ものをいう投資家の問題など、人が人として大切にされない社会になりつつある。

連載は「金融資本主義」の行き着いた姿が明らかになっていくのではないか。

金が金を生む。それもネットによる一瞬の売買で巨額の利益を手に入れる。
資本の「物神性」がさらに進化している。

もうけをあげて暮らしを豊かにする。
いわゆる「商いの精神」は、金融には存在しなくなっているのでは。単なる「儲け」ではガマンできない。ひたすら「ボロ儲け」にむかって突き進んでいく。

「資本主義の限界」が言われている。
資本論を書いたマルクスは未来の設計図は書いていない。書けば経済の動向であっという間に古くなってしまうから。

資本主義を越えた次の社会、「人間の顔をそた経済」をつくるのは現在進行形の私たちだ。

そのヒントは「資本論」のなかにある。

5月、大学生活のはじまる時にこそ、「資本論」に挑戦してほしい。

大企業の「金融化」は過去のブログで
 本業から金融収益重視へ ⇒
 人と技術・・・電機産業 ⇒


珠洲市と釧路市

2023-05-08 07:03:35 | 日記

震度6強
能登半島の珠洲市で大きな地震があった。
家が崩壊し死傷者も出ている、救出、避難、復興に全力を挙げなければ。
余震と大雨による新たな被害も予想される。
安全確保とともに、一日も早い復興を願う。

釧路市も地震の多い地域であり、千島海溝の巨大地震の可能性を抱えている。
他人ごとではない。

さて話は変わるが、珠洲市と釧路市の接点として「珠洲焼(すずやき)」がある。

釧路市出身の陶芸の大家である「小野寺玄」氏は、平安・室町時代に栄え、その後廃絶となったしまった幻の「珠洲焼」の500年ぶりの復興に大きな貢献を果たした。
(釧路を彩る作家たち:釧路新書より)

珠洲焼資料館には小野寺玄氏の作品の常設展がある。

子ども時代の原風景として石炭の黒と雪の白があるという。
そしてあの有名な北大路魯山人の書生として住み込む。
それが幻の珠洲焼と出会った。
まさに「ドラマ」ではないか。NHKの朝ドラのテーマにふさわしい。

氏の作品には、シンプルさと黒と白のグラデーションにより心が引き込まれる感覚がある。

こうした釧路市とのつながりが復興の手助けになればと思う。


スマホ幽霊

2023-05-06 07:04:48 | 日記

昨日の神戸新聞の「まいどなニュース」は、笑うどころか深刻な問題であるととらえた。

表題は、
GWに増える”スマホを持っている幽霊”…「私は公園で」「スーパーでも」「家にいる」 目撃談が相次ぐ、その正体は?
である。

GWは家族連れで子どもと一緒に遊ぶ父親の姿が多くみられる。
ところが親は子どもよりスマホばかりみている。
それが”スマホを持っている幽霊”に見える。

GWだけではなく、人が集まるところもだ。
十年ほど前になるが札幌の駅の食堂に入っていたとき、高校生が8人ほど一緒にいた。全員スマホを見ていて会話はいっさいない。
私は不気味さを感じた。

小児科の待合室が静かになったと聞く。子どもがスマホ、タブレットをみているからだ。

このままでは、笑い話ではすまされない深刻な将来が来るのでは?

「スマホ依存症」が子どもたちに広がっている。そして親も・・・

人間同士の交流が希薄化していく。
生身の人間同士の喜怒哀楽が、対ネットの世界に移っている。

この子たちが大人になり、社会の中心になると・・・

心配はつきない。

今、自公、維新、国民の四重奏の政治で、戦争できる日本に一気に近づきつつある。

戦争も画面を通した感覚になっているのでは?

そこには憲法9条の精神もなければ、人類の多大な悲惨な歴史の重みもない。

スマホとの付き合い方を真剣に考えなければならないときがきている。
スマホによって”幽霊”にされていないかどうか。

追 記
おぎゃーと生まれて人間として成長していく。
スマホはそれを阻害していくのではないか?

人間は人間関係のなかで人間として成長していく。
”スマホ幽霊”が心配だ。

私の過去のブログも
 ⇒スマホに子守をさせないで