社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

止まらない病床削減

2020-03-30 12:20:35 | 日記

厚労省は、昨年の9月に全国の公立・
公的病院のうち424病院を、再編統
合を進めるよう、名指しで打ち出した。

北海道は、54病院も。
再編統合とは、実際はベッドの廃止を
含む。

医療の「効率」とは何か?
採算が合わなければ、どんどん減らせ、
ということなのか?

そこにどんなに困っている人がいても
だ。弟子屈町の透析患者は、地元が無
くなれば70キロも移動しなければな
らない。(なんと往復140キロ)

しかし、しかしだ。
新型コロナウィルスが広がっているな
か、ベッドが足りなくなり「医療崩壊」
が叫ばれている。

イタリアは、新自由主義が席捲し、医
療に大ナタがふるわれた結果が、困難
な状況をつくり出している。

にもかかわらず、厚労省は公立病院の
再編統合による切り捨てをやめようと
しない。
それどころか、さらに20病院程度追
加することを1月末に発表している。

これが、自民・公明政権の実態だ。
ここに「政治」はない。
ひたすら「効率化」をめざす方針のみ
だ。

いま私たちが「病床削減計画を白紙に
せよ」と声を上げなければ、大変なこ
とになる。

「効率化」の名のもとに、社会の脆弱
化を進めてはならない。


スーパーアプリ

2020-03-27 12:17:23 | 日記

いま、ショッピング、カーナビ、家計
管理、決済・買い物、SNS、証券取
引など、さまざまな機能を統合したス
ーパーアプリの派遣争いが激化してい
る。

いわゆるスマホ利用者の「囲い込み」
である。

SNSのLINEを例に例えると、
上記の機能だけでなく、無料通話、飛
行機やレストランの予約、タクシーを
呼んだり、宅急便、さらにアマゾンの
買い物、支払いはLINE Payで済ますな
ど、あらゆるものがスマホのひとつの
アプリで可能になる。

巨大なプラットフォームが完成し、確
かに「便利」だ。

このスーパーアプリを使い続けると、
その人の生活、人生がすべて把握され
ることになる。

ここに登場するのが、このあらゆる行
動を点数化する「信用スコア」だ。

5年、10年・・・ 使い続けると。

怖くないですか?    こちらも ⇒

この「信用スコア」別名「AIスコア」
とも呼ばれているが、個人のあらゆる
情報が集積され、点数化されていく。

その結果、就職や結婚、住宅など、点
数が低いと相手にされなくなる。
だから必死になってスコアを上げよう
とする。

そして新しい「差別」「格差と貧困」
が生まれる。

2030年までに世界で最大5・4億人の
「バーチャルスラム」が生まれ、15~
64歳の生産年齢人口の6人に1人が貧
困に陥る、という試算がある。

いま中国で、すさまじい「信用スコア」
が浸透している。民主的諸制度が遅れ
ている中国だからこそできるのではな
いか。

これを日本にも根付かせたいと狙って
いる。誰が?

ネット大企業だ。

そこで注目されているのが、ヨーロッ
パEUの一般データ保護規則(GDPR)
だ。

かなり厳しい「規制」がはじまってい
る。
当然に彼らは抵抗するが、要は政治と
国民の力だ。

日本は、アメリカと財界・大企業いい
なりの自民・公明政権が続き、GAF
Aには、ほとんど無力ではないのか?

私たち、私たちの子どもの未来を左右
しかねない重大問題だと思っている。

以上は、赤旗3月25~27日の3回にわ
たって掲載された「怖い信用スコア」
を読んでの感想。


ストロング系 危険!

2020-03-26 07:36:01 | 日記

29日付の赤旗日曜版に、最近人気の
アルコール飲料「ストロング系」の危
険性を訴える記事が掲載された。

コンビニで気軽に買え、安くてレモン
味など、お酒を飲んでいる感覚がない!

アルコール度数は9~12%とビール
より、かなり高い。(2倍以上)

500ミリリットル缶で、日本酒2合
から2合半とのこと。

毎日飲むと、男性で10年、女性で6年
で依存症となるといわれ、もちろん個
人差はあるが。

このストロング系のアルコール飲料に
注目したきっかけを話しているのが、
国立精神・神経医療研究センター病院
医師である松本俊彦さん。

「近年、患者さんがつらい気持ちや薬
物を使いたい気持ちを紛らわすために
飲むという話が増えた。酔って意識を
飛ばすために。ストロング系の愛飲
者の間で『飲む福祉』と呼ばれている」

酔って逃れたいほど人を苦しめる現実
こそ問題ですとお話していいます。

東日本大震災での避難所のアルコール
問題が深刻になったといわれるが、今
度は新型コロナウィルスでの家庭のな
かの「巣ごもり」も。

ストレスなどで、アルコールとともに
「虐待」も顕在化するのでは?

ストロング系は、さらにエナジードリ
ンクのカフェインと一緒に飲むと、酔
っている自覚がしにくくなり、いっそ
う危険とのこと。

せめて1日350ミリリットル缶1本に
とどめることが必要だ。もちろん週休
2日の休肝日も。

私の過去のアルコールのブログ
        こちら ⇒


真冬の兵站訓練 ノーザンヴァイパー

2020-03-24 07:35:16 | 日記

1月末から2月初めまで矢臼別演習場
で行われた日米共同訓練(ノーザンヴ
ァイパー・北の毒蛇)の内容の一部が
アメリカのDVIDSで報道された。

沖縄の米海兵隊の「兵站戦闘部隊」
(LCE、Logistics Combat Element)が、
広大な矢臼別演習場で、最前線の戦闘
地域に燃料や弾薬などの物資、負傷兵
への医療を届ける訓練だ。

記事では「ロール2医療施設」を提供
したとある。
記事のなかの説明では「ロール2とは
死傷者の歯科、外科および一時的な入
院、ケアなど基本的な医療」とある。

戦闘地域から一歩引いた場所での、兵
士への緊急医療なのだろう。

ロール1は「第一線救護」で戦闘地域
で戦闘を継続するための医療で、気道
確保や止血などとある。衛生兵の役割
だが、近年、海兵隊員全員ができるよ
うに訓練しているようだ。

さらに記事では「バルク燃料」や真冬
で使うウールの靴下も届けたと。

ノーザンヴァオパーでは、大砲やヘリ
ボーン作戦だけではなく、まさに戦場
での実践的訓練が行われていた。

共同訓練なので、自衛隊はどのような
役割をはたしていたのだろうか。

いまや、海外の戦争で、米軍の「一部
隊」として訓練が行われている疑いが
濃厚だ。(安保法=戦争法の実態)

思い出すのが、日本の太平洋戦争だ。
兵站を無視して、若き日本兵をアジア
諸国に出兵させた。

その結果、戦没者の6割近い140万
人が餓死や病死だ。(藤原彰著 餓死
(うえじに)した英霊たち)

さらに、さらに
そもそも米海兵隊は、日本を守るため
に存在するのか?

ノー だ。

1978年に初めて策定された日米軍事協
力の指針(ガイドライン)に関わって、
米国防省が2017年に解禁し発表した歴
史書に、「在沖縄海兵隊を『日本防衛』
から除外する方針を決定」(安保改定
60年、米国言いなりの根源を問う
650円、より)

だから、沖縄からイラク戦争などに海
兵隊が参戦できたのだ。

時代の「大うそ」が。

追記
去年の1月から12月までの「演習場の
どまん中から」第20集が発行された。
1冊カンパ代として500円。

今年の1月からのノーザンヴァイパー
の監視行動も掲載された。

最近の特徴は、演習規模がますます大
きくなっていることだ。


修行=神秘主義へのわな

2020-03-23 07:36:49 | 日記

地下鉄サリン事件から25年。
追悼のニュースとともに、オウム事件
を振り返る記事も目立つ。

25年前、東京の地下鉄で化学兵器であ
るサリンが、オウム真理教によってま
かれた。
14人が死亡し、6000人以上の被害者が
発生した。

そして、いまなおサリン被害に苦しん
でいる多くの人たちがいる。

国による被害者の救済を求める声は強
く、国は応えなければならない。

テレビや新聞で触れていない問題は、
行政と警察の責任だ。

地下鉄サリン事件の前に、松本サリン
事件が発生している。
93年11月~94年12月サリン製造プラン
ト建設
94年5月9日滝本弁護士サリン襲撃
94年6月27日松本サリン事件
94年12月2日水野さんVXガス襲撃
94年12月12日浜口さんVX殺害
95年1月4日永岡さんVX襲撃
95年3月20日地下鉄サリン事件

10ヶ月間に、これほどの事件が発生
している。

上九一色村では、サリンプラントの
建設(当時は何の施設か不明)をめ
ぐって、住民との争いが起き、草地
が枯れるという事件もおきている。

当時、区長であった竹内精一さんた
ちが、行政や警察による立ち入りを
要請しても、ほとんど動かなかった。

坂本一家殺害事件も、単なる行方不
明として、警察は動かなかった。

そこには「政治的」な思惑がなかっ
たのか?

公安もつかんでいたのではないかと
いう疑惑も言われている。

その結果が、地下鉄サリン事件へと
つながってしまった。

もっと早く捜査をしてくれれば、と
の思いは強い。

これほどの残虐な事件が、なぜひき起
こされたのか。

キーワードは、カルト、修行、超能力
などであろう。

朝日新聞が、3回にわたって掲載された
記事の最後に「再び暴走」信徒の危機
感、「カルト、SNSで勧誘」と書か
れている。

カルト集団は、息を吹き返しているの
ではないか。

社会が行き詰まり、格差と貧困が拡大
し、若者の未来が見えない状況が浸
しているのでは。

そこに忍びよるのがカルトだ。

とりわけ、仏教の「悟り・修行」「神
通力(超能力)」が、本来の意味をね
じ曲げ悪用されていると思うのは、私
だけではない。

認識論の哲学が必要ではないか。

白か黒か、1か0か、ではなく、人間
の「認識」は個人でも集団でも歴史的
に発展していく。

「真理」とは、我々の意識が客観的実
在に一致したものをいう。
だから心理はいつも具体的だ。
けっして「真理」=「神秘」を求める
「神秘主義」に陥ってはならない。神
秘は楽しむものとして扱ってほしい。

発展の哲学ともいわれる弁証法的唯物
論の思考も重要だ。

人は意識するしないに関わらず、自然
と人間社会のなかに入っていく。

その客観的実在をどう認識し、深めて
いくか。

格差と貧困の拡大、戦争・・・
社会をつかむうえでも、若い人たちに
は、ぜひ「資本論」を学んでほしいと
思う。


ディープフェイク テレビドラマ

2020-03-21 12:23:30 | 日記

相棒シーズン18の第20話(最終回)は、
いま話題の「ディープフェイク」だっ
た。

ユーチューブにアメリカのオバマ前大
統領の演説が、巧妙に作られたニセモ
ノだという映像が掲載されている。
演説内容はとんでもないもののようだ。

ほとんど分からない。

こうした本物と見分けのつかないほど、
巧妙に作られた動画を「ディープフェ
イク」と呼んでいる。

相棒のドラマのように、そこまで進化
し、映像の分析でもわからないとなる
と、映像の「証拠能力」がなくなっ
てしまう。

ITやネット技術の進歩は止どまるこ
とをしらない。
スノーデンが所属していたアメリカの
NSA。日本も真似をして、さまざま
な国家組織をつくっている。

ドラマは近未来の日本を描いているの
ではないか。

政府はマイナンバーで、国民一人をす
べて把握しようとしている。「便利」
という甘い言葉で。

さらに政府が進めるSociety 5.0(ソサ
エテイ 5.0)はもっとすごい。

自治体もプラットフォーム化し、職員
を半分にできるなどと。

そして、AIスコアが生活に浸透しは
じめている。

いまある人間ではなく、過去から記録
され積み上げてきたものだけで人間が
評価されてしまう。
それも特定の立場からみた、特定の立
場の利益につながるもので、評価して
いく。

そうしたアルゴリズムではないか。

ディープフェイク:AIによるディー
プラーニングとフェイク(偽物)をか
け合わせた合成語だ。

ネットにフェイクがまん延していく。
検証がますます難しくなっていく。そしてエコーチェンバーだ。

ドラマの題名の「エクスペリメント」
にとどまってほしい。これは願望だ。

やはり早急な「民主的規制」が求めら
れている。


森友公文書改ざん、再び!

2020-03-20 07:32:44 | 日記

これほど人の痛みを知らない人たちが
国のトップや政界にまん延していると
は・・・

公文書の改ざんを指示され、悩みうつ
病となって自殺した職員の手記が公開
され、国と佐川氏に損害賠償の訴訟を
起こした。

手記では「すべて佐川局長の指示」と
明確に書かれている。

命じた側は誰も責任をとっていないど
ころか、みんな出世していく。逆に前
川元文科事務次官のように、逆らうと
疑惑をつくられ放逐されていく。
これを「不条理」といわず何というの
か。

安倍首相は「改ざんは二度とあっては
ならない」とまったく他人事だ。

「情」がない人間は政治家になっては
ならない。この言葉を残した政治家は
よく人をみているなと思った。

すべては安倍首相と昭恵氏が発端だ。

戦前の教育勅語を教える、「愛国」を
教える小学校を建てる。そのため不正
な便宜をはかっていく。

そして国の土地をただ同然に売却する
という不正が発覚し、安倍首相が「私
や妻がかかわっていたなら議員を辞職
する」と述べたことから、当時の記録
から「削除」「改ざん」「隠ぺい」が
はじまった。

公文書の隠ぺい、改ざん、削除は常態
化し、「加計学園」や「桜を見る会」、
今回の新型コロナウィルス問題にまで
ひろがっている。

まさに民主主義国家の危機だ。

ウソ、偽り、隠ぺいがまん延し、権力
の力で「ないもの」としていく。
権力側の栄耀栄華とともに国民のなか
での貧困の広がり。

人類の歴史からみても、まさに社会変
革のときだ。

公文書の改ざん、隠ぺいを強制され、
自殺に追い込まれた職員の心の叫びに
私たちは応えなくては。


また無権利の高齢者をつくりだすのか!

2020-03-18 08:16:19 | 日記

新型コロナウィルスにより、社会の脆弱
性があらわになった。

自民・公明の政策で非正規労働が4割も
占めることになってしまった日本社会。
フリーランスも今回のコロナ騒動で多く
が仕事を奪われている。

生活そのものが成り立たなくなる恐れが
いっきに噴き出てきた。

労働法制による保護から外れて働く国民
が増えると災害による社会の脆弱性が深
刻になる。

リーマンショックによる「派遣村」はま
だ記憶に新しい。

今、国会で、働き方改革のひとつとして、
高齢者の雇用をより不安定にする法律が
審議されている。
「高年法改定審議」だ。

高年齢者雇用安定法等改定案

就業確保措置として新設の努力義務
①労働者をフリーランス等に切り替え
 業務委託契約を結ぶ制度
②事業主が関係する社会貢献事業に
 従事させる制度

これは雇用契約ではないため、健康保険
にも入れず、労働時間の規制も、最低賃
金の規制もない、労災保険の適用もない。

これではケガと弁当は手前もちの時代に
逆戻りだ。

まさに使い捨ての労働として考えている。
           こちらも ⇒

いったん導入されれば、次は年齢の引き
下げが待っている。

安倍首相がねらっている「自由な働き方」
の典型例ではないか。

「非正規」から「非雇用」へ。

時代を逆戻りさせてはならない。
国会や地域から、労働組合から、反対の
声が広がっている。


司法まで支配しようとするのか

2020-03-17 12:09:17 | 日記

国会は東京高検検事長の定年延長を
めぐって、安倍首相による法律の勝
手な解釈で「延長」するという暴挙
に出たことでもめた。

この時、森法相の答弁がデタラメで
安倍首相の忖度だらけだった。
無理が通れば道理が引っ込むの例え
通りだ。

さらに、法律の解釈を変更し「定年
延長」を強行しようとしている最中、
今度は定年延長の法律改正まで提案
してきた。

「解釈変更」は何だったのか。
呆れたとしかいえない。

ところが、この法律改正は単なる定
年延長63歳から65歳ではなかっ
た。

昨日の国会で日本共産党の山添拓議
員の質問で、恐るべきことがわかっ
た。

「内閣が定める事由があると認める
とき」は検事長などの役職の延長も、
再延長も可能となる規定が盛り込ま
れていることが判明した。

なんと検事長等の人事を安倍官邸が
握ることになる。

完全に「司法の独立」がなくなって
しまうではないか。

安倍首相の答弁は「判断は適正にな
されていく」だ。まともな答弁では
ない。

安倍首相は、すでに霞が関の人事を
手中に収めた。

国会は自公、維新の多数を握ってい
る。
安倍首相自身が国会で「私は立法府
の長」発言を何回かしている。三権分立をまったく無視した発言だ。

そして今度は司法まで掌中しようと
している。

近代国家の「三権分立」の実態が危
うくなっている。

安倍政権の「暴走」を食い止めなけ
れば!


等身大の女刑事

2020-03-16 07:31:37 | 日記

先週の暴風雪がなかったかのように雪がか
なり融けってしまった。

JRの運休で札幌から帰れなくなった時、文
庫本を買って読んだ。

乃南アサ著「未練」
女刑事 音道貴子が主人公だ。

表題の「未練」をはじめ、6つの短編が並
んでいる。

読んでみておもしろいが、解決できない深
刻な問題や悲惨な人間関係、そして主人公
のやりきれない思いが伝わってくる。

音道貴子像は、刑事としてスーパーマンで
もないし、弱さやPTSDで仕事を離れたりと
等身大の女性を描いている。

さらに乃南アサ流の心の動きのえがき方が
すごい。

「聖夜まで」に登場する模範的な、尊敬す
る女性警官が登場するが・・・

ネタバレするのであまり書けないが、まさ
に現代の「虐待」の原因のひとつを描いて
いるのではと思う。

最後に近い「よいお年を」は、親子のほん
のりとした関係で、読んでいてほっとする。


もっと自由を!

2020-03-12 07:50:10 | 日記

これは、私たちの、国民の言葉ではな
い。権力者、安倍首相の心の声ではな
いのか?。

「特措法改定案」がたいした議論もな
く、衆議院で可決してしまった。

問題なのは、「私権」を制限する「緊
急事態宣言」を安倍首相に一任できる
ことだ。

国会の付帯決議で国会への報告を付け
たが、どれほどのブレーキになるのか。

もし安倍首相が「緊急事態宣言」を行
えば、憲法の保障する言論・集会の自
由、財産権や経済活動の自由を制限す
ることが可能だ。
さらに何度も延長が可能となっている。

いわゆる国のトップに「全権委任法」
を与える恐れがある。

安倍首相は日本国憲法の改正を行おう
としているが、彼が欲しているのが
9条改正とともに「緊急事態宣言」だ。

人類の歴史は、個人に全権を与えるこ
とが、どれほどの悲劇を招くか十分な
経験を積んでいるはずだ。
とりわけドイツのヒットラー時代を思
い起こせばわかるのではないか。

しかし、権力者は常にこれを求める。
「もっと自由を!」と。

安倍首相は、新型コロナ対策として、
突然に全国の小中学校の休校、中国・
韓国からの入国制限の強化を専門家と
の協議もなしに、政治的判断を行った。
検察官の定年延長など法律の勝手な解
釈を繰り返す安倍首相に、このような
権限を与える不安が広がっている。

新型コロナウィルス対策として、いま
求められているのは「予算」ではない
のか。

安倍首相のデタラメ的なばらまきがひ
どい。下からの意見をよく聞き、練ら
れていないため、場当たり的だ。

「特措法改定案」の人権制約の歯止め
をもっとしっかりとするべきだ。

でなければ、安倍首相の「暴走」がも
っとひどくなってしまう。


東日本大震災から9年

2020-03-11 12:27:26 | 日記

今日で9年目。
当時、私は市議会の委員会審査中で、
この巨大地震に遭遇した。
いままで体験したことのない、長時間
の地震であった。

その後、テレビで巨大な津波がリアル
タイムで報道され驚いた。

さらに衝撃を与えたのが、原発の爆発、
キノコ雲が立ち上る映像であった。

これは間違いなく「人災」であった。

日本共産党は、志位委員長名で「東日
本大震災から9年を迎えるにあたって」
と題して声明を出した。 こちら ⇒

項目は
①期限を切って、被災者支援、被災地の復興策を打ち切ることは許されない。国は最後まで責任を果たすことを求める。
②原発推進のための“福島切り捨て”を許さない。
③災害から国民の命とくらしを守ることを国政の最重要課題に。

最後に、日本共産党は、東日本大震災の教訓を胸に刻み、災害から国民の命とくらしを守る政治を実現するために、力を尽くしていく決意です。
と結んでいる。

安倍政権は、不十分な震災対策の一部
打ち切りまで示唆している。
そして、来年の10年目で、国の式典も
終りにする意向だ。

被災者の生活再建は、いまだ道半ばと
いう状況だ。

さらに原発事故もいっそう重大になっ
ている。
使用済み燃料プールに、いまだ大量に
保存されている燃料の取り出しがほと
んど進んでいない。

1号機の392本、2号機の615本はいま
だゼロ、3号機でようやく91本を取り
出したが残り566本だ。

ましてや格納容器の底に溶融した核燃
料デブリは手つかずだ。常に水で冷や
し続けて1141トンもの高放射能を帯び
ているものを、どう処理していくのか。

チェルノブイリは石棺と巨大シェルター
で、封印した。

日本のように多量の高レベル放射性廃
棄物を取り出し処理した国はどこもな
い。

数十年と気の遠くなる計画だ。
その間、融けた核燃料デブリを冷却し
ている放射能を帯びた水がどんどん溜
まっていく。

放射能で汚染され、故郷に帰れない多
くの住民がいる。

原発事故は、広大な地域的に、数十年
もの時間的に、まさに未曾有な事故だ。

災害列島日本。どう考えても原発はゼ
ロにしなければ。

安倍首相は、原発の再稼働に躍起だ。
原発を国策として進めてきた東芝は倒
産寸前に追い込まれた。日立もイギリ
スの原発建設の失敗で巨額な欠損を出
している。

みな安倍首相の国策にのって大失敗を
している。

もう目を覚ますときだ。


感染症対策体制を弱体化させたのは

2020-03-10 07:48:57 | 日記

自民・公明政権である。
安倍首相は、国の防衛として「軍事力」
ばかりを、さらにアメリカの兵器の爆
買いこそ「防衛」だと思っているので
はないか。

昨日の田村智子参議員は、感染症対策
体制がボロボロにされている事実を突
きつけた。     記事はこちら⇒

  国立感染症研究所の研究費、研究者数

アメリカのCDC(アメリカ疫病対策セ
ンター)の人員体制は1万4千人の常
勤職員、年間予算は1兆3千億円とい
われている。

日本の研究者数は、昨年は328人、来
年度の予算は307人と減らす予算を組
んでいる。

アメリカは日本と比べると、なんと
40倍、200倍の規模だ。

安倍首相は国を守るというが、本当は
ここにこそ予算と人員をつぎ込むべき
ではないのか。

新コロナ対策費も、相変わらず「予備
費」で対応すると述べ、変えようとし
ない。

人口560万人のシンガポールは、新
型コロナ対策費として所得補償も入れ
て、5千億円の予算を作成したと報道
されている。

日本はあまりにもお粗末な予算だ。

やはり、安倍首相の思い付き、場当た
り的な、パフォーマンス優先の政策姿
勢が如実にあらわれている。


後手後手の次は「思いつき」!

2020-03-09 07:06:46 | 日記

安倍晋三という一人の人間を頂点に、
すっかり変わってしまった国家、行
政、国会、司法・・・

改ざんや法の無視、忖度のまん延。

新コロナウィルスをめぐって、いっ
たい日本はどうなってしまったのか、
と思う人が増えている。

全国一律休校の次は、突然の入国制
限。

安倍首相の新コロナウィルス対策は
「後手後手」。
国民の批判が高まると突然「全国一
律休校」、「中国・韓国からの入国
制限」と、突然前面に出て、リーダ
ーシップを発揮したように見せるが、
ほとんど「思いつき!」

それぞれ専門家会議も開かず、意見
も聞かない。安倍首相は、「リーダ
ーシップ」を発揮しているようにマ
スコミに見せかけるためだけではな
いか。

そのため、学校現場や親は大混乱!
また突然の入国制限も、両国を往復
する経済人や企業も大混乱。
ネットでは「デマ」が拡散していく。

各省庁に準備すらないまま、事実上
の安倍首相の「暴走」で進んでおり、
霞が関や現場はたまったものではな
い。

非正規、フリーランスなど、複雑に
なった労働形態のなか、専門家や現
場の声をよく聞き、方針を出してい
く。

いま、このことが政治家にもっとも
求められているのではないか。

トランプと財界のことにだけ耳を傾
け、ひたすらマスコミ向けをねらっ
たパフォーマンス。それに協力する
大手マスコミ。

新コロナ対策の一番の対策は、安倍
首相を辞任させることではないだろ
うか。


積雪70センチの暴風雪

2020-03-07 08:26:29 | 日記

道東地方の暴風雪で、JRは2日間運休。
札幌に足止めとなり、都市間バスで、
夕方に何とか帰宅した。
家の駐車場が、かまくら状態!

  7日朝

今日は朝から雪かき、いや雪堀りか。

7年前の暴風雪で、中標津町をはじ
め、8人が亡くなっている。
今回もひどいホワイトアウトの暴風
雪だったが、大丈夫なようだった。

何にしても、命は守らねば。