社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

3秒バイオレーション

2018-06-30 07:07:21 | 日記

バスケットのルールに3秒バイオレーショ
ンがある。30秒ルールもある。今は24秒
だが。

サッカーのオフサイドは「待ち伏せ禁止」
と考えるとわかりやすい。

このルールに共通した理念は、卑怯なこと
は止めろということではないか。正々堂々
と全力をあげてぶっつかれ、ということだ。
それがスポーツの醍醐味につながり、感動
も呼ぶ。

日本ーポーランド戦は賛否両論が出ている。

私は「残念」としか思えない。
いくらルールで認められているとはいえ、
違反をしないため、負けるのを覚悟での、
時間稼ぎのサッカーでは、面白味が半減し、
スポーツ本来の精神から離れているのでは
ないか。
負けてもフェアプレイポイントで決勝T進
出では、ブラックユーモアだ。
今回は後味が悪かった。

さらに私は、安倍政治を思い浮かべた。

バイオレーションどころではない。
ファウルを取り、退場させるべきだ。


目線はすべて財界に!

2018-06-29 07:04:59 | 日記

自民・公明は、ついに「働き方関連法案」
を参院の委員会で強行採決した。それも議
会のルールを無視しての強行だ。

データをねつ造し、隠ぺいをはかり、さら
には労働者のニーズがあるという法案後の
後追い調査も暴露されてしまった。

立法事実はまったくなく、すべては「法案
あり」からはじまっている。
あるのは長年の財界の野望だけだ。

自民・公明だけではなく、今回は新しく結
成された「国民民主党」が、審議終了に賛
成した。これは法案に反対しても実態は賛
成という実に姑息なやりかただ。
ブレまくりの政党の流れをくむ悪しき結果
だ。

日本の働き方は世界のなかでも異常だ。
日本は、ILO(国際労働機関)のよる労働
時間規制の条約に1本も批准していない。
そのうえ今回の「高プロ」で、労働時間の
規制の解除である。
歴史を19世紀にもどすことになる。

過労死遺族の声も聞かない、働く人たちと
その家族に心を寄せられない自民・公明、
維新に国会で多数議席を与えてはならない。

非民主的な小選挙区制度の行きつく先では
なかったか。

それでも、変えるには選挙だ。
市民と野党共闘を成功させ、それとともに
日本共産党の議席を増やすしかない。


タンタカ

2018-06-28 09:39:23 | 日記

先月は和商で幻の魚といわれる「タンタカ」
を食べた。高級魚の「マツカワ」のことで、
味はもちろん、口にいれた食感もうまい。

釧路市でも「マツカワ資源増大対策事業」
を漁協に委託し、増殖に取り組んでいる。

なお「タンタカタン」は白糠の焼酎の名前
だ。

昨日はヨーカ堂で根室産の「ホヤ」があっ
たので、さっそく料理し、三倍酢で食べる
とこれまた口の中に幸せがひろがる。
五感を同時に味わえるというすぐれものだ。

テレビで「ホヤ」の紹介があったので、つ
い買ってしまった。
    前のホヤのブログは →

ところで漁業権は地元の漁業協同組合に法
律で位置付けられているが、規制緩和の名
のもとで、これを取り上げる動きが急速に
強まっている。
入り口を少し開けて、その後は・・・
    こちらのブログも ⇒

自民・公明政権のもと、「規制緩和」の名
でどれだけ経済が壊されてきたか。格差と
貧困が広げられてきたか。

酪農も、漁業も、協同組合を中心に「家族」
が頑張ってきた。それを効率が悪いからと、
生産性が低いからと、大企業・グローバ
ル企業の参入が進められようとしている。

国が、政治が、「家族」漁業や農業を豊か
にする施策こそ求められている。
でなければ、地域の衰退は止められない。

政治の責任は重い。


過労死をなんとも思わない政治家たち

2018-06-27 11:53:15 | 日記

労働時間の規制を取り払う「働き方改革法
案」の審議が続いている。

傍聴席に過労死の遺族がいるにも関わらず、
質問に笑っている安倍首相と加藤功労大臣
がいた。
       今日の赤旗 こちら ⇒

まったくの不謹慎だ。
国民の命や家族の幸せに対して「こころが
ない」政治家たち。
その典型的な写真のひとコマではないか。

法案の出発からしてデータがねつ造され、
さらには労働者ニーズも法案作成後の後追
いヒアリングででっち上げたもの。

ねつ造とウソで固め、論拠も破綻し、ボロ
ボロの法案は撤回するしかない。このこと
こそ政治家のつとめではないか。

しかし、安倍首相を先頭に道徳的退廃のき
わみとしか言いようがない。
昔の自民党とは無縁の世界になってしまっ
た。

選挙でこの政治を終わりにしなければ。


ゲーム障害 ICD11

2018-06-26 11:59:50 | 日記

国際的な病気の分類に初めて「ゲーム障害」
が認められ、大きな話題になっている。

WHO(世界保健機関)によるICD11が30
年ぶりに改訂される。

ネットゲームにはまり、生活や仕事上に著
しい困難をもたらしているケースが多く出
ている。そして引きこもりさえ生み出して
いる。

やめたくても止められない、これを病気と
言わずして何というのか。

ネットゲームの中には、ギャンブル的要素
もあり、カジノによるギャンブル依存症と
重なりあう。

ICD11も、分類で、
 6C50 Gambling disorder
 6C51 Gaming disorder  こちら →
と50番、51番と連続している。

日本の国会では、カジノ法案を何としても
可決しようと自民・公明党が会期を大幅に
延長した。

昨日の大門実紀史参議員が「カジノに『公
益性』なし」と質問をしている。こちら ⇒

「公益性」があれば、刑法の賭博行為を免
れるという。
・・・違法性を阻却する8項目

上川法相の答弁がふるっている。
「公益性にてらして収益を配分するのは大
きな要素だ」
ということは、収益の3割を国や自治体に
納めれば、刑法のいう「賭博」ではないと
いうことになる。

これではパチンコや民間企業は税金を納め
れば刑法の「賭博」から逃れることができ
る。

安倍首相は「運営主体は決まっていない」
などと逃げの答弁をしている。

国民がギャンブルやゲーム障害になろうが
知ったことではないというに等しい。

まさに政治の退廃だ。

偽造、隠ぺい、ウソの「モラル破壊」を社
会にまん延させている安倍首相。それを支
える自民・公明党の責任は大きい。

もう一度、ICD11の意味をかみしめてほし
い。


沖縄戦終結73年

2018-06-25 07:27:54 | 日記

沖縄慰霊の日・・・20数万人が亡くなっ
た沖縄戦、本土防衛の「捨て石」とされた
沖縄。その悲劇は未だに語り継がれていな
いのではないか。

安倍首相のあいさつほど心に響かないもの
はない。まるで「空作文」だ。

日本を戦争できる国にするため、憲法違反
の集団的自衛権を強権的に決定し、戦争法
=安全保障法を国民多数の反対を押し切っ
て数の力で可決してしまった。

そのうえ北朝鮮の脅威を煽って「軍拡」に
つきすすんでいる。
・・・イージスアショア、空母化など。

そして沖縄の辺野古基地だ!

アメリカ言いなりの自主的外交のない安倍
首相が読んでもまったく心に響かない。
沖縄戦の事実こそ、彼につきつける必要が
ある。

沖縄 きょう73年「慰霊の日」 →
生きる 相良倫子(さがらりんこ)さん →

7月から映画「沖縄スパイ戦史」が上映開
始となる。14~16歳の少年兵「護郷隊」
の闇に迫る映画。

戦争はいつでも人間を悪魔に変える。

二度と戦争はしない。憲法9条こそ、私た
ちの未来だ。


高プロは採決理由がない!

2018-06-22 07:06:59 | 日記

今日の朝日新聞に「高プロ」を採用する企
業は100社中たったの6社。
需要もない、偽造データでも、そして政府
答弁のウソが明らかになり、立法事実が完
全に崩れ去ってしまった。

この状態で、なぜ採決にこだわるのか。

理由はただひとつ。財界が要求しているか
ら。
どこを見て政治をやっているのか!

労働基準法は相次ぐ改悪でボロボロになっ
ている。その最後のトドメが今回の「働き
方改革」だ。
そもそも労働基準法の立法の精神は何なの
か。まったくわかっていない自民・公明議
員が多すぎることだ。

働くことは人間にとって根本的なものだ。
その労働が「非人間的」になっている。

8時間働けば普通の生活ができること。
このささやかな願いさえも奪おうとするの
か。

自民党の国会議員ががん患者に「暴言」を
はいたとニュースが流れた。
こうした国民に寄り添えない、道徳的退廃
をもたらしている国会議員に対して厳しい
目を向けなければ。
かれは日本会議、神道政治連盟に加入して
いる。教育勅語を賛美する議員のモラルの
崩壊がとまらない。

安倍首相がモラル崩壊の先頭にたっている
からではないのか?

「働き方改革」法案は廃案にするしかない。


平和への戦略がまったくない!

2018-06-20 07:30:53 | 日記

つくづく思う。自民・公明に平和への戦略
がまったくないことが。

すべてアメリカのイエスマンであり、軍事
力の強化しか平和が維持できないと骨の髄
までしみこんでいるのではないか。

軍事組織には、軍事力をコントロールでき
ない。常に「安全」「安心」は軍事力の強
化しかないから。

そこをしっかりとコントロールできるのが
「政治」である。まあ当たり前の話だが、
この間の自民党大臣にはまったく期待でき
ない。

米朝首脳会談から1週間。アメリカは8月
の米韓軍事演習の中止を打ち出した。
さっそく「不安」を持ち出している人たち
がいる。
そして日米、日韓軍事演習は続行するとわ
ざわざ発信している。

トランプ大統領は、「非核化なら平和協定」
を結び、朝鮮戦争の終結を行う方向へ足を
踏み出している。

今からでも遅くはない。日本はしっかりし
た「平和への戦略」を持つべきだ。

改めて日本共産党の平和戦略を こちら→

国会は、いよいよ大詰め。
国民の6~8割が反対している重要法案を
数の力で押し切ろうとしている。

すでに立法事実が崩壊してしまった「働き
方法案」、カジノ法案、そしてTPP11関連
法案など。

答えられなくなると審議打ち切り、採決と
強行していく。
自民・公明に国民の声は届かないのか!

国会を延長しないで、大阪の大地震被害対
策に全力を!


災害列島日本

2018-06-19 07:10:49 | 日記

またもや大都市での直下型地震だ。
小学生の登校途上のブロック塀の事故は痛
ましい。言葉もでない。

釧路でも通学途上の安全点検は行われてい
る。しかし建築物の、とりわけブロック塀
の安全基準はどうなのであろうか。外側か
らだけではわからない。
大阪の倒壊をみると破断面の鉄骨が千切れ
ていた。

大地震のたびにブロック塀の倒壊による死
亡が後をたたない。
徹底的な検証が必要だ。

そして水道管、ガス管などの地震に強いイ
ンフラ整備も急がれる。
釧路沖地震の時、我が家の地域は1ヶ月も
ガスが止まっていた。

日本列島は地震列島ともいわれている。
災害対策にさらなる予算が必要だ。
空母化を予定しているF35に7000億円、
イージスアショアに2000億円もかけよう
としているお金は災害対策に回すべきだ。

もちろん原発そのものも直ちに停止し、全
廃にむかうべきだ。原発輸出に国民の税金
で3兆円もの補償などもってのほかだ。

安倍内閣の政治がどこを向いているか。言
葉のパフォーマンスではなく実態を、しっ
かり見定めなければ。


オオウバユリ

2018-06-18 07:34:48 | 日記

先週の水曜日に久しぶりに札幌に行った。
1週間前にビジネスホテルを予約したが、
どこも満杯で苦労した。

札幌でのよさこいは終わっても、安いビジ
ネスホテルは混んでいるようだ。

列車のイスに置いてあるJRHOKKAIDOの
冊子に知里幸恵さんの特集があった。
その後のページに、アイヌ語の紹介で「オ
オウバユリ」のついての記事が。
アイヌ語で「」。

オオウバユリは、釧路の武佐の森にある。
今はオオバナノエンレイソウが終わり、バ
ンケイソウ(バイケイソウ)が大きく成長
している。
その次がオオウバユリだ。

その根には鱗茎(りんけい)ができ、アイ
ヌの人たちの貴重な食料となっていたこと
が書かれている。
スーパーなどお店にはゆり根があり、煮物
などに入れて食べることがある。食感がお
いしい。
オオウバユリも同じ味なのだろうか?

またオオウバユリは種から成長し、花が咲
くまで6~7年かかる植物とのこと。
これはオオバナノエンレイソウと同じだ。
それぞれ息の長い成長サイクルだ。

自然界の時の流れと比べて、私たち人間界
のなんとせわしいことか。

「早く早く」「結果を出せ」「トップダウ
ンですぐやれ」など・・・

資本主義という経済的仕組みは、資本の回
転を早めるだけでなく、すべてが利益至上
主義に陥っていく。

ここに人間本来の、自然本来の流れとは異
質なものがある。

格差と貧困が異常にひろがっている現代の
日本。
その原因、根本を理解するうえで欠かせな
いのが「資本論」だ。

マルクスが発見した歴史と経済の二大発見
=剰余価値学説と史的唯物論。

悠久の歴史の流れと自然史、その一片とし
ての現代史。揺れる列車の中で思いは広が
る。

追記
植物で思い出すのが、楽園伝説(半村良著)
の小説。SF or 企業小説 or ハードボイルド
・・・いろいろみることができるが、最後
の展開はあっと驚いたことを思い出した。
人類は地球上の一番上に位置する生命体な
のか?

半村良氏は「昭和悪女伝」を書いている。
けっして悪女の話ではない。戦後の歴史か
ら消されたRAAを取り上げている。
当時の権力の、官僚の道徳的退廃のひどさ
を感じた。


再び強行採決=カジノ法案

2018-06-16 18:25:52 | 日記

衆議院内閣委員会を開会後、野党から動議
を提出。本来であれば動議は最優先事項の
はず。しかし委員長は無視し、開会後たっ
た1分で強行採決した。

これが15日金曜日の出来事だ。

数の暴力をどれほど繰り返せばすむのか。
国民の7割も反対を続けているカジノ法案。
自民・公明、維新はこの声を聞く意志がな
い。

今回の審議で明らかになったのが、カジノ
事業者が負けた人に「貸付」が可能となっ
たことだ。
賭博において、この貸付が可能になれば、
底知れないギャンブル地獄になる。

まさに「公序良俗」に反する法律違反だ。

このカジノ法案の担当が公明党の石井国土
交通大臣であることも象徴的なできごとで
はないか。

かたや仏法、かたや教育勅語、ギャンブル
で人を不幸にする教えがどこにあるのか。

自民・公明議員は結局のところ、アメリカ
のカジノ資本のいいなりなのか。

国会の会期を延長させて、カジノ法案を成
立させてはならない。
人の不幸で成り立つカジノに経済成長を求
めることなどもってのほかだ。

再度、過去のカジノ問題のブログを
 カジノで地域の衰退! →
 日本型IRの幻想   →
 パチンコ依存 90万人 →
 カジノは公益か?   →
 カジノと費用便益分析 →
 経済効果の4・7倍  →
 ギャンブルM 421万台 →
 ギャンブル依存症8.8% →
 


TPP11承認:ポリシーなき政治家たち

2018-06-15 07:08:42 | 日記

参議院でTPP11が承認された。自民・公明
による数の力で押し切った。
まだ関連法が成立していない。野党をはじ
め農民団体も最後まであきらめず、反対の
取り組みを強化している。

しかし、「TPP断固反対」を主張していた
自民・公明の国会議員は、現場から遊離し
ている。それとも、いつもの政治で「補助
金」を持ってくるからと旧来通りの利益誘
導的な行動を行おうとしているのか。

TPP11は、TPP以上にひどいことになると
多くの農民や専門家が指摘している。
とりわけトランプ大統領は日米FTAに熱心
だ。
TPP11+日欧EPA+日米FTAとなればTPP
どころの話ではない。

ブレまくりの国会議員は困ったものだ。
まったくポリシーがない。
自民・公明議員の公約違反を問い続けなけ
れば!!
 「断固反対」の過去のブログは →

漁業における養殖に大企業が参入できるよ
うにする漁業権を取り上げる「規制緩和」
が自民党から・・・

どこまでも大企業、それもグローバル大企
業のために働こうとしているのか!


あわてて「日朝対話」

2018-06-14 07:40:19 | 日記

日本共産党は、以前から「圧力一辺倒」は
やめて対話の外交をせよと訴えてきた。

粘り強い「対話」しか拉致問題の解決がな
いからだ。

しかしアメリカのイエスマンのため、独自
外交はゼロ。北朝鮮を利用して戦争法、秘
密保護法などを数の力で強行してきた。
そして危機感を意図的に演出して、すさま
じい軍拡だ。

米朝会談により、平和の道へのチャンスが
うまれた。
いままでの「圧力一辺倒」から転じるべき
だ。独自外交へハンドルを切り替えるべき
だ。

残念ながら安倍首相にはできないだろう。
ウルトラ右翼のポリシーしかないのだから。
さらに憲法9条を変えることに執念しかな
いから。

すでにイージスアショアや「いずも」型護
衛艦の空母化の理由はなくなった。
力と力の対決・エスカレートに、日本の未
来はない。

憲法9条にもとづく新しい、日本の外交に
なる時がきた。
そののためにも安倍内閣を終わらせるとき
だ。


平和を促進する声を!

2018-06-13 07:46:56 | 日記

ひとまずは戦争への危機が遠のいた。
米朝会談のことだ。

北東アジアが火薬庫になることは、あって
はならない。すでに途方もない人命が失わ
れているからだ。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領によ
る朝鮮半島で戦争は起こさせないという気
迫は伝わってきた。
あの朝鮮戦争では何百万人もの死者を出し、
国土が破壊されたのだから。

それに対して、安倍首相はどうであろうか。
平和への戦略、外交の戦略が、まったくな
い。
トランプ大統領が会談中止を言えば、支持
を表明し、再開すると「期待」を表明する
など、外交戦略がない。G7の会議も同じ
ようだと報道されている。
情けないの一言だ。

米朝会談は、平和へのスタートに立った。
これからも多くの対立や意見の違いがある
が、対立や紛争を絶対に戦争にしない固い
決意が今こそ求められている。

米朝会談での党の声明 こちら →

党の北東アジア平和協力構想 こちら→


不当決定 袴田事件

2018-06-12 07:47:47 | 日記

私たち素人が見てもおかしなことが多すぎ
る事件であった。
事件後1年も過ぎて突然に現場から犯行時
の着衣がみそ樽から発見。そして犯行時の
着衣を寝間着からこの発見された着衣に変
更された。さらにこのズボンは小さすぎて
袴田さんがはけないとのこと。これだけで
もおかしい。

さらに警察での調書もほとんどが裁判所で
認められなかったというもの。いかに強引
で長時間による取り調べだったか。
典型的な「冤罪」を生み出すパターンだ。

袴田事件の概要は こちら →

静岡地裁の「これ以上拘束を続けることは
耐え難いほど正義に反する」との再審決定
は踏みにじられた。

DNA鑑定も、足利事件のように冤罪を生み
出している。

免田、財田川、松山、島田事件は、死刑か
ら無罪へ。あまりにもひどい冤罪事件では
ないか。

冤罪を生み出す「司法取引」も国民の批判
の中ではじまった。

冤罪は、冤罪を着せられたものの人生をど
ん底に、そして被害者もいったい誰が真犯
人なのかとさらなる悲しみに落ちてしまう。

警察、検察、そして裁判所、国民の民主的
な監視が求められている。

袴田事件は、いよいよ最高裁へ。