社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

低投票率での自民の議席

2019-07-31 07:57:32 | 日記

今回の参院選投票率は48.8%と5割を
わった。

自民党は9議席減の過半数を割り、対有権
者比の絶対得票率は16.7%だ。

自民党がボロ負けして野党に転落したとき
の18.1%(2009年衆院選)より、さ
らに低い。

にもかかわらず、安倍首相は憲法改正の信
任を得たと強弁している。
自民・公明、維新で、憲法改正の発議がで
きる3分の2をわったのに。

さらに世論調査でも。

絶対得票率16.9%の3%は・・・

それでも安倍首相は、憲法改正に執念を燃
やし、「憲法審査会」を動かそうとしてい
る。

まともに議論をしない安倍首相が、なぜ憲
法審査会で議論しないのかと野党攻撃をし
かけているが、理由は憲法改正の「発議」
ができるからだ。

それに関連して、安倍首相の側近中の側近
である萩生田氏が、議長後退まで言い出し
た。

三権分立などあってないごとくの発言だ。
ここまで傲慢になっている。

この民意からかけ離れた政権を終りにさせ
るには、市民と野党共闘しかない。

1人区で10選挙区が勝利した。
自民党が総力をあげても勝てなかった。

今度は衆議院の1人区、小選挙区でのたた
かいだ。今回より一層の前進、共闘の進化
こそ、安倍政権を終りにできる。


ボーグ化

2019-07-30 07:05:03 | 日記

先日、高校の先生にお会いした時、18歳選
挙権と主権者教育に関連して、高校生の現
場はどうだったのかを聞いた。

今の時代は、ほとんどが「スマホ」を持ち、
常時LINEやFB、ツイッターでつなが
り、四六時中スマホを離せないでいる。

高校生はどこから情報を得ているか。

教室でいっとき「どこに入れた」と話題が
ひろがり、ネットの「いいね」やLINE
などが話題に。

先生が政策や実績、何に賛成してきたのか、
考えたのかというと「先生、それ古いよ」
「また難しいことを言う」「みんな書いて
いるよ」とのこと。

そこには、政策や実際の何に賛成してきた
かはいっさいない。候補のいっときの話題
性と「ネットに多くかかれているから」、
「いいねが多い」とネットが「世論」のご
とくなっているよう
だと話されていたのに
はびっくりした。

新聞はもちろん読んでいない。

エコーチェンバー現象ではないか。

情報リテラシー教育はどうなっているのか
と聞くと、それはごく一部で身になっては
いないとのこと。

フェイクや個人の意図(悪意や善意)であ
ふれているネット。
何が事実か、検証すらできなくなっている
のではないか。

私は「寒気」を感じた。

スマホを通してしか、事実にふれられなく
なっていることがあまりにも多い。
まさにスマホに支配されている状況ではな
いか。

「スマホ断ち」
1日24時間、あるいは2~3日ができる高
校生はいるのだろうか。

アメリカのSFドラマにスタートレックが
ある。
そこに出てくる「ボーグ」をご存知だろう
か。機会と人間の融合した種族で、個人の
意識が奪われ、ロボット化してしまう。

そのなかにボーグから人間にもどったセブ
ンオブナインという女性がいる。
ボーグからの情報が遮断され、「何も聞こ
えない」という叫びは強烈で、今でも記憶
にある。

スマホ依存の24時間化がさらに進めば、人
間の「個の成長」どころか、逆に「ボーグ
化」に近づいているのではないか。

政府は5Gにより「Society 5.0」に巨額
の予算を投入し進めている。
個人にとって、スマホはその中心でもある。

杞憂は私だけであろうか。


3年・・・やまゆり

2019-07-27 07:14:37 | 日記

25日、国会内で「価値なき者の抹殺 優生
思想ー私たちはどう立ち向かうか」をテー
マに、サマーセミナーが開かれた。主催は
JD(日本障害者協議会)  こちら ⇒

障害者は生きる価値がないと19人を殺し、
26人に重軽傷を負わせた衝撃的な事件から
3年となった。

現地でも追悼集会が開かれた。

自民党の国会議員からも「生産性がない」
人間への批判が飛び出るなど、「優生思想」
がひろがっている。

嫌韓嫌中のヘイトスピーチも相変わらず行
われている。
他民族蔑視も優生思想の裏返しでもある。

分断と差別で喜ぶものは誰なのか。
私たちは「政治」にもっと目を向けなけれ
ばならない。

主権者として、一人の人間として、人間が
大事にされるということが、今の時代が一
番求めていることではないか。

だからこそ、格差と貧困を広げてきた今の
社会に、政治に、正面から立ち向かわなけ
れば。


自民党は勝ったのか?

2019-07-26 18:14:01 | 日記

参院選の結果について。
改憲勢力の自・公、維新で3分の2に届か
なかったが、過半数ををとったので「勝利」
との報道が。

しかし、よく見ると・・・
自民は9議席も減で、単独過半数割れ。

さらに1人区だ。
市民と野党共闘は、32選挙区で10選挙
区で勝利。
問題はその中身だ。

参院選前に、さまざまなテレビを使った安
倍首相の持ち上げ・・・ロシア大統領、G
20の開催、イラン訪問などすさまじいや
りかただった。それに公的資金を使った官
製相場の維持。そのうえで、安倍首相が絶
対負けられないと「総力戦」で取り組んだ
東北6県中4県で敗北。

とりわけイージスアショアの秋田県で敗北。
地元新聞は「総力戦で敗北自民に衝撃」と
報道された。

新潟、長野、滋賀、さらに沖縄でも。

自民党が「重点区」と位置づけ、総力戦を
しかけても敗北したということが大きな特
徴ではないか。

1人区での市民と野党共闘が「本気の共闘」
となればどんなことになるのか。

自民党にとって戦々恐々である。
だからこそ、共闘にクサビを打ち込もうと
必死であった。

その一つが共産党攻撃:自衛隊を違憲とし
ている共産党が入っている、バラバラでは
ないかという攻撃だった。

これも事実上退けての勝利であった。

自公、維新は参院で3分の2を割り、これ
で憲法改正発議はできなくなった。

実態は、市民と野党共闘の大きな前進であ
り勝利であった。

この流れが、次の衆議院選挙の小選挙区制
の1議席だ。

本気の共闘・・・いよいよ、これからだ。

釧路市での得票も掲載しておく。

ウソとごまかしの安倍政権の黄昏が近づい
ている。
さあ、これからだ。

      党の「結果について」はこちら ⇒


月着陸から50年

2019-07-22 12:35:06 | 日記

昨日の21日は参院選の投票日。
もうひとつ、アポロ計画により人類が初め
て月に着陸してから50年の日であった。

当時私は高校3年生で、テレビにくぎ付け
になっていた記憶がある。

これは1人の人間にとっては小さな一歩だ
が、人類にとっては大きな跳躍だ。

月の大地に降りたったアームスロトング船
長の、あまりにも有名な言葉だ。

今日の赤旗に、的川泰宣JAXA名誉教授
のインタビュー記事が掲載された。
「平和のためのプロジェクトに」

宇宙開発という軍事とは別の分野で米ソの
競争がが繰り広げられ、政治目的の計画は
終わった。

この宇宙開発にあたって、月に着陸して地
球にもどるという目標にむけて10年間必
死で働いた人たちによって、人間の技術力
は格段に向上したと述べている。

技術者や科学者が活躍できる舞台をつくり
だした。

日本でも「はやぶさ」の成功にむけて多く
の技術者が集まっている。

その意味でも政治の果たす役割は重要だ。

しかし人類は、戦争の準備、兵器開発に膨
大な資金を投入している。それも大量破壊
と殺戮のために。

もし核兵器のための予算がなくなり、その
資金を宇宙開発に投入したならば、人類は
とうに月に居住し、火星にも到達していた
のではないか。

そして軍事とは違った平和な舞台が数多く
用意されていたのではないか。

空母一隻だけでも途方もない予算を使って
いる。ましてや核兵器は。

死の商人や巨大な軍需産業を潤すために、
税金を使わすなと言いたい。

それには政治が変わらなければ。
F35の爆買いやイージスアショア、いず
もの空母化など、日本の防衛に関係ないも
のを巨額の税金で購入する。
さらに2兆円ともいわれる巨大な米軍基地
=沖縄の辺野古基地までも日本の税金で。

これも安倍政権のなせるわざだ。

この資金があるならば、夢のある「はやぶ
さ」につぐ多くの平和のプロジェクトを立
ち上げることが可能だ。

参院選の次は、いよいよ衆議院選挙だ。


政治をあきらめない

2019-07-20 12:42:27 | 日記

いよいよ明日が投票日。

自民党は長年にわたって、有権者の17%
の支持で過半数の国会議席を維持している。

「戦争法」や「消費税増税」など、6割、
7割が反対しても、短い審議時間が過ぎれ
ば「強行採決」してきた。丁寧な説明をと
何回も釈明してもいつのまにかウヤムヤ。

政治に民意が反映されなくなって久しい。
原因は小選挙区制などの選挙制度と政官財
の鉄のトライアングルによって維持されて
いる。

しかし、政治を変えるには選挙しかない。

今回の参院選は、市民と野党共闘が大きく
前進している。自民による「野党分断」攻
撃を乗りこえて。


事実としっかり向き合う。
このことが私たちに、政治に、求められて
いる。

それは安倍首相による6年間の自画自賛、
言葉によるフェイクがあまりにも多いから
だ。

そしてテレビやネットにおける「エコーチ
ェンバー」現象に負けないためにも。

投票に行こう!
投票に行かなければ何も変わらない。

北海道選挙区は「はたやま」
比例は「日本共産党」に!!!


議論から逃げる・・・

2019-07-18 07:26:55 | 日記

国会で議論から逃げまくっていた安倍首相
が、今回の参院選で野党は憲法論議から逃
げているとさかんに演説している報道がな
されている。
まったくのウソだ。

このひとのフェイクはいまにはじまったこ
とではないが、逆さまに描いて言うことに
はあきれてしまう。

「ごはん論法」にみられるように、国会で
の議論を徹底的に逃げ、審議時間がたった
ので採決強行を繰り返してきたのが安倍内
閣だ。

憲法論議も、国会では「内閣総理大臣」と
して憲法上発言できない、と拒否していた。

ところが、自民党総裁として憲法改正を一
方的に訴えてきた。また日本会議など、仲
間内では繰り返し打訴えていた。

公的な議論になるといっさい口をつぐみ、
話さない。

6年の間での国政選挙では、争点にしなか
ったが、今回の参院選では露骨に9条改正
を言い始めている。

危険だ。

議論する場はあるにも関わらず、何が何で
も「憲法審査会」を動かそうとしている。

私たちは「自衛隊は違憲」が選挙争点では
ないと訴えている。争点は、自衛隊員が国
の防衛ではなく、世界各地のアメリカ軍の
戦争に参加させてはならないと訴えている。

それが憲法違反の「戦争法」であり、「9
条改正」の最大の目的である。

いよいよ投票日は今週の日曜日。

自衛隊員を世界各地のアメリカ軍の戦争に
参加させないために、大事な1票だ。

自民・公明とその補完勢力を少数に。

そのためにも、比例は日本共産党、北海道
選挙区ははたやま和也候補に。


年金の削減=自公は言い訳ばかり

2019-07-17 07:23:58 | 日記

年金の7兆円削減の事実に対して、安倍首
相をはじめ、自民・公明は弁解ばかりだ。

本質は「低い年金」をどう引き上げるのか
が問題なのに、20年後の国民年金は6万
3千円なので、共産党の4万5千円はウソ
だ、というものです。

安倍首相の述べた6万3千円は、実質賃金
が40%も上昇することを前提にした計算だ。
安倍内閣の6年間で実質賃金は14万円も下
がっているのに。
突然に40%も賃金が上がるのか?

さすが安倍首相も言わなくなってしまった
が、公明党がさかんに繰り返している。

 

どうしたら異常に低い年金の底上げをはか
っていくか。

そのために、まず「マクロ経済スライド」
を廃止し、7兆円の削減をやめ、減らない
年金制度にすることだ。

さらに、月4万、5万円の年金で生活して
いる人たちの底上げを考えることこそ、一
番必要なことではないか。

安倍首相の政見放送からは、国民生活の、
庶民の生活が何も聞こえてこない。

自公が過半数との報道が出ている。
しかし、事実をしっかり伝えていくこと
こそが必要だ。
安倍政治を終りにすることここそ、第一歩
であることを訴えていくしかない。

今日の道新では、共産党のはたやま候補が
4位で、きん差で3位を追いかけていると
報道された。
自民党の2議席は多すぎる。
まだ決めていない人は3割もいる。

きん差だ! 追いつき追い越せ!


選挙が終われば、負担増ラッシュ!

2019-07-16 19:03:24 | 日記

安倍首相と三原じゅんこ議員の政見放送を
ラジオで聞いた。

私たちの見る景色とまるで違う世界に生き
ているのだということがはっきりした。

6年間の安倍政権で、経済が力強く前進し、
あれもこれもよくなっている。だから安定
した政治を、という訴えだ。
野党に対して「愚か者」とどなった三原議
員も、安倍政権を天まで持ち上げている。

聞いていて具合が悪くなる。

失われた30年をつくりだし、若者の未来
さえ描けなくなっている。
20歳未満の自殺が過去最悪というニュー
スが流れた。

テストの点数競争を激化させ、先生も振り
回され世界のなかでも異常な長時間労働。

卒業先の企業のイスは、非正規労働の拡大
で劣化の一途。そしてイスの数も少なくさ
せられている。

こうしたなか、選挙が終われば国民の負担
増が目白押し。
医療
・75歳以上の負担が原則2割に
・  〃  の3割負担の対象拡大
・湿布や保湿剤の保険はずし
・入院ベッドの削減
国保
・国保への自治体の繰り入れに罰則
介護
・利用者負担を原則2割に
・要介護1・2の生活援助の保険外し
・生活援助の上限設定、負担増
・多床室の室料の自己負担
・・・・・

これでよくも社会保障を充実すると言
えたものだ。

北海道選挙区では、3議席目を共産党
のはたやま候補と自民党が競っている
と報道されている。

定数3の北海道から自民党2議席は多
すぎる!

自民党・公明党の議席を増やせば、消
費税の10%増税をはじめ、年金は下
がる、負担は増える!!!

何としても比例は「共産党」、北海道
選挙区は「はたやま」

最後の最後まで!


ピンクのブタさん、怒る!

2019-07-12 11:39:42 | 日記

参院選で、日本共産党は「法定1号」のビラ
を出した。          こちら ⇒

そのトップにピンクのブタの貯金箱が大きく
出されている。

安倍政権が報告書を拒否した「老後に備えて
2000万円を」という代物だ。

年金だけでは毎月5万円ふそくするから、今
から200万円を、その運用を、ということ
から「ブタの貯金箱」となった。

そもそも、これは40年勤めあげたサラリー
マンの話だ。

自民・公明政権で「非正規労働」がいっきに
増やされ、すでに5割にせまる勢い。
年収200万円で、どうしたら2000万円
も貯めることができるのか。と怒りの声が広
がりはじめている。

さらに厚生年金に入れない「国民年金」では、
40年も働いて、満額で月6万5千円だ。
ここから介護保険料や国保など容赦なく引か
れる。いまでも、これでは生活できない状況
がある。

安倍首相のいう7兆円の削減は、これが
20年後に4万5千円となる。

いまでも生活できないのに、これでは死ねと
いうのと同じだ、と怒りがひろがっている。

自民や公明は「年金制度を守るため」と弁解
しているが、政治家こそ「国民の生活」を先
に考えるべきではないか。
「制度」が残っても、生活が成り立たなけれ
ば意味がない。

ではお金がないのか。・・・ある。

健康保険と同じように保険料の上限を2000
万円に引き上げる、200兆円の積立金を計画
的にとりくずす、現役世代の賃上げ・正社員化
で保険料収入を増やすなど具体的に提案。

まずは減らない年金を!
2000万円貯めるより、選挙でチェンジを!


再び自衛隊の海外派遣か?

2019-07-11 07:34:28 | 日記

「寒いですね」
昨日の釧路は時候のあいさつになってしま
うほど「寒い」・・・
太陽の活動が非常に低く、11年周期と100
年周期の低下で、太陽黒点がほとんどなく
なっているそうだ。これではスポラディッ
クE層も出現しないのでは。

この状態では電離層の異常伝搬は起きない
が、こちらの「異常」は安倍首相が発生源。

イラン沖に、自衛隊の要請か?
今日のニュースがかけめぐっている。

トランプ大統領は、半年以上も安倍首相に、
安保条約は不公正だ、アメリカの戦争に自
衛隊をだせと繰り返し要請していたようだ。
まさに2人の密約だ。

安倍首相からすれば、憲法違反の集団的自
衛権を行使できる「戦争法」まで強行可決
してきたのに、と思っているのでは。

いや、そうではなく「憲法9条」改正にむ
けて頑張っているからもう少し待ってくれ、
と思っているのではないか。

先日の党首討論でも、志位委員長は安倍首
相の持論である「血の同盟」の文書を明ら
かにし、「憲法改正」がトランプ大統領の
言う通りに、自衛隊をアメリカ軍と一緒に
戦わせることが目的であることをはっきり
させた。
こんな危険な首相は、歴代の首相と比べて
もいない。

安倍首相のいう憲法9条に「自衛隊」を書
き込み、自衛隊員に「誇り」をもってもら
うといっていることも「ウソ」である。

自衛隊が日本の「防衛」とは無関係に世界
に出動させられてしまう。

この「異常」、平和国家日本にとって、こ
の「異常」は絶対食い止めなければ。
そのためには、

自公の議席をなんとしても減らすことだ。
北海道では、議席の3番目をはたやま和也
候補が争っている状況が生まれた。

チャンスだ。
最後まで訴えに訴えていこう。


公示から6日、争点は

2019-07-10 07:28:22 | 日記

はっきりしてきた。

昨日は、はたやま和也候補が釧路入りした。

 9日午後7時過ぎ、釧路町にて

はたやま候補の声は少しかれてきているが、
元気いっぱい「北海道から安倍政権を変え
よう」と訴えた。

年金が下がる仕組みである「マクロ経済ス
ライド」を導入した自民・公明の責任を明
らかにして、まず廃止することこそ「減ら
ない年金」を実現できること、そのための
財源もあることを明確に話した。

暮らしを壊す「消費税10%」は中止する
ことも強調した。

今日は根室市へ。

今、あまりにもひどい安倍政治に対して、
変えてくれるのがはたやま候補だ、との訴
えが広がってきている。

あと1週間半。

北海道から再び日本共産党の議席を。
どれだけの有権者に声をかけるか、かかっ
ている。


強い経済とは?

2019-07-09 07:47:31 | 日記

安倍首相は繰り返し「強い経済」を主張し
ているが、強くなっているのは一握りの、
大企業だけではないのか。
そもそも、この6年半で強くなったのか?


 資料:GLOBAL NOTE 出典:国連

グローバルノート - 国際統計・国別統計
専門サイトがあり、そこで2000年からの
6か国を取り出し、折れ線グラフのボタン
を押すと上記の図が出てくる。

やはりアメリカがダントツだ。そこに中
国が急速に追いついている。米中貿易の
対立原因でもある。

問題は日本だ。
2000年からだが、安倍政権前は伸び始め
ているが、かなり落ち込み2000年のGD
Pが回復していない。
これがアベノミクスの実態だ。

日本の景気は間違いなく落ち込んでいる。
今日のニュースでは賃金が5か月連続減
の報道が。
この状態で消費税の値上げは無謀だ。

安倍首相は選挙前なので、今度は10年上
げないなど無責任な言葉が多くなってい
る。

アベノミクスで残されたのは株価だ。
これも年金資金や日銀のお金をつぎ込ん
で維持している。公的基金が1割も!
加えて1000万円を超える国の借金、金
利ゼロのままで、金利によるのコントロ
ールができない経済運営となっている。

出口も入口もない立ち往生が今のアベノ
ミクスではないのか。

トランプ大統領への極端な卑屈さとは対
照的に、韓国への「経済制裁」は、あま
りにも情けない。

「今だけ、金だけ、自分だけ」
今回の選挙さえのりきればという、まっ
たく未来なき戦略だ。

「強い経済」=庶民のふところが、地域
の農林漁業・中小企業が、豊かになって
こそだ。


都合の良い数字 我田引水

2019-07-08 07:16:35 | 日記

参院選が公示となり、各党首の訴えがテレ
ビや新聞で報道されている。

とりわけ注意が必要なのが、安倍首相の実
績宣伝=数字だ。

安倍首相の第一声では、政権の6年で雇用
が「380万人」増えたと訴えた。これだけ
聞けば良く聞こえるが、実態は?

増えた多くは低賃金で不安定雇用の非正規
労働だ。
その増加がいまだに止まらない。結果的に
消費は落ち込み、医療・年金の保険料収入
も不安定になる。

そもそも「労働の自由化」の名のもとに、
財界の求そのままに非正規労働を増やす法
律を作ってきたのは安倍首相自身ではない
か。

また「経済を強くすれば税収は増える」と
18年度の税収増を誇っていますが、増えた
中心は消費税だ。

6年間で税収は、消費税が63%増、法人税
は17%増という状況。経済が強くなって税
収が増えたわけではない。

「憲法9条に自衛隊を」と安倍首相は強調
し、野党は憲法審査会での議論を逃げてい
ると。なぜ議論しないのかと声を張り上げ
ている。

これまた逆だ。国会で予算員会を3か月以
上開かず、議論から逃げているのは安倍首
相自身だ。
憲法の議論は予算員会など、いくらでも議
論できる。しかし憲法審査会は、憲法改正
の発議の場だ。だから安倍首相は、議論か
ら逃げて、審査会に持ちこもうとしている。

一事が万時、この調子だ。

ウソとごまかし、都合のわるいものは隠す
など歴代の内閣でも、これほどの非常識な
内閣はない。安倍首相のいう「道徳教育」
こそ、みずから学ぶべきではないか。

参院選の争点がいよいよはっきりしてきた。

ウソとごまかしの議論をあばいていく。

それに対して、財源も明らかにした「希望」
ある政策提起を行う日本共産党。
       子ぶたの貯金箱 ⇒

ぜひ読んでいただきたい。


やはり年金だ!

2019-07-04 08:04:05 | 日記

昨日の日本記者クラブによる7党首討論会
で、安倍首相は日本共産党の志位委員長に
年金が「4万5千円は全く根拠がない」と
言い張ったが、根拠がないという根拠は全
くふれない。

よっぽど年金7兆円削減問題がくやしかっ
たのか。

相変わらず安倍首相は討論せず、一方的に
話すだけだ。3か月も予算員会を開かず、
国会を終りにするだけあると思った。開け
ば選挙前にボロがでることを恐れていたの
だ。

安倍首相の一方的な話し、議論をかみ合わ
せない、そして時間切れ。安倍首相の言い
たいことだけ伝え、正面から答えないとい
うやり方は、国会でも繰り返し行われてい
る。
ごはん論法もそうだ。

もっと恐ろしいのは、トランプ大統領から
安保条約は不公平だ、アメリカ軍が攻撃さ
れたら日本は助けてくれない、片務条約だ
と繰り返し指摘され、安倍首相自身「血の
同盟」で自衛隊が血を流すことを過去に公
言している。

このことを問うても一切答えず「自衛隊を
憲法に位置付ける、これは防衛の基本」と
持論だけを述べ、まったく答えない。

トランプ大統領は、自衛隊をアメリカ軍の
戦場に参加させる「戦争法」だけでは物足
りない。

要は憲法を変えて、自衛隊をアメリカの戦
争にいつでも参加させることだ。
そういえば、憲法9条を変えよと迫ったの
がアメリカだ。

これは日本の「防衛」ではない。
日本の「防衛」ではなく、アメリカの戦争
で自衛隊員の血を流す。絶対にあってはな
らないことだ。

安倍首相の憲法9条改正こそ、アメリカの
長年の要求だ。
トランプ100%追従の面目躍如ではないか。

今日から参院選だ。
力を合わせて、安倍首相を終わりに!