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ICBMへの怒り

2022-11-19 07:20:13 | 日記

北朝鮮がICBMの発射を行った。着弾は北海道のFEZ内。ここには漁船もいるだろう。まったくもって無法な行為だ。

軍事力強化こそ国を守れる。とりわけ核兵器があれば国を守れる。まさに核兵器信仰論だ。

対する米日韓、さらに軍事力強化に進み「悪循環」そのものだ。
「軍事力」で国を屈服させることはできない。
そろそろ国の政治家も自覚すべきではないか。

「核抑止力」
まさに幻想であり、信仰に近いものになっている。
映画「猿の惑星」のミュータントたちと同じであろう。あまりにも愚かだ。

核兵器禁止条約に参加した国々。ここにこそ人類の未来がある。日本は唯一の被爆国なのにアメリカに遠慮して、核の傘論に固執して参加しようとしない。

いまアジア政党国際会議がトルコで開催されている。
日本共産党の志位委員長が参加し発言を行った。
「戦争の心配ないアジアを」のテーマで。

アジアでの平和の流れは、風はどこにあるのか。

緊張と紛争の火種とともに、「平和への希望の流れ」もある。
ASEANの取り組みに注目している。
 こちら⇒

いずれにしても「軍事力均衡論」「核の傘」、「軍事プレゼンス」をとり上げる評論家たち、「軍事力こそ平和」を信奉している自・公、維新の政治家たち。ここに未来はない。

追 記

   新日本出版社 1987年

30年以上前に読んだ「核軍縮交渉史」を読んだことを思い出した。
著作者の井出洋氏は日本共産党の赤旗外信部長として1978年の国連第一回軍縮特別総会の取材から核兵器問題をフォローしてきた方だ。
当時は米ソ二国間の核軍縮が中心であったが、個々の核軍縮が交渉されていく中で「核兵器の拡大」は止まるどころか、いっそう拡大していった歴史がある。
やはり「核兵器禁止条約」の批准を進める各国の国民のたたかいこそ、もっとも大きな力になることが確信される。
その点、唯一の被爆国である日本が、核廃絶のリーダーシップをまったく発揮できない、アメリカの核の傘に甘んじている自・公政権、維新では、前に進まないことがはっきりしてきたのでは。

核兵器保有、核抑止力論という人類の「病」を直していくのも国民のたたかいではないか。