白糠町の公住にて
釧路市から海岸沿いの道路は深い霧。白糠の街も霧のなかであった。
鎌田町議に聞くと高齢者のワクチン接種は始まっていた。予約の苦労はまったくない。なぜなら町内ごとに日程を決めて進めているとのこと。今のところスムーズに進んでいる。
隣の釧路町では電話のみの受付で、何回も何日もかけてようやくつながったと苦労話を聞いていたから。
釧路市は今日から80歳以上の予約をネットと電話で受け付ける。ワクチン量は十分に確保しているので、今日ではなく日にちをずらす手もある。
電話回線はかなり確保したようだ。さてどうなるやら。
日本のワクチン接種率は世界でも最低ランクだ。
新型コロナという感染症に対抗するには、ワクチン、PCR検査。そして休業補償だ。
この三つとも自民・公明政権は後手後手・無為無策だ。
科学的知見を無視し、経済にばかり目をうばわれた結果ではないか。結局、二兎も追えない。
その前に自公政府による医療の削減が続き、保健所は半減している。
公務員の削減も世界の中では異常に少なくなっている。
「政治指導」という傲慢さの結果ではないのか。
さらに小選挙区制によって自民党のなかで権力集中が進んでしまった。
自公政権を終りにしなければ、これを打ち壊せない。
政治を変える時が近づいている。
白糠町では地元の郷土お菓子の「駒おどり」を食べた。
創業73年の「郷菓 とら信」。
白糠駒踊りは、100年をこえる歴史をもつ。お菓子の「駒おどり」は、まもなく70年の歴史。
食べると白糠町の遠い歴史が身体に入ってくるようだ。