社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

7~9月期GDPが大幅に伸びる!

2020-11-30 12:10:36 | 日記

「GDP前期比でプラス5・0%」
この表現は、あたかも大きく経済が回復し
たかのような錯覚・誤解を与えかねない。
前年同期比はどうなのか。

  11月29日赤旗日曜版より

なんとGDP約32兆円も落ち込んでいる。
そして今年の10~12月期は新型コロナ
感染拡大の第三波によって「自粛」が大き
く広がった。今度はそう伸びることはない。

新型コロナの影響は、リーマンショック級
の、そして長引く恐れがある。

しかし、停滞は今に始まったことではない。
オリンピック特需にも関わらず、政府は
「18年10月で景気回復は終わったと認
識を明らかにした。「景気回復」といって
も庶民は「下がりっぱなし」という感覚が
ある。
いわゆる失われた20年(30年)という
「停滞の悪循環」があり、そのなかでのコ
ロナショックだ。

そこには政府による消費税10%に引き上
げたことと年金や医療などの社会保障の負
担増がある。まさに「国民生活の劣化」に
よる消費の冷え込みが長年続いてきたから
だ。

アベノミクス、いわゆる自民党型の「大企
業中心の景気対策」を根本的に変えていく
必要がある。

格差と貧困、金融を握った者たちだけが巨
額のお金を手に入れられる今の社会こそ、
おかしな社会だ。

額に汗して働く人たちこそ、底上げが求め
られている。

政治の転換が、今こそ求められている。


無為無策・・・菅首相

2020-11-27 06:31:21 | 日記

釧路の新型コロナの感染が今月に入って、
80人にせまってきた。先月は50人。

ようやく釧路市ではPCR検査センターが
オープンした。

しかし施設や飲食街など、面的検査はでき
ていない。
ここには国が検査に1/2しかお金を出さ
ない問題がある。

さらに菅首相は「GoTo・・・」をめぐって
右往左往だ。
このままでは感染爆発の状況がせまってき
ている。

国の予備費はまだ7兆円を残している。
すぐ手を打つべきだ。

政府の新型コロナ感染症対策分科会が25日
に3つの提言を行った。ささやかなものだ
が、すぐやるべきだ。

その上で、PCR検査を全額国負担で実施
すべきだ。
そして今度こそ「自粛と補償をセットに」
をやることだ。

菅首相の「無為無策」が際立ってきた。
危機の前に「立ち往生」ではないか。

900万円という安倍後援会の負担があきら
かとなった「桜を見る会」も同じ答弁の繰
り返しだ。


なぜ調査を拒否するのか!

2020-11-26 06:27:21 | 日記

安倍前首相は、この段になっても調査を
拒否している。領収書も廃棄している。

これでは「ドリル・・・」と同じだ。
いや、首相であったため、それ以上に往
生際が悪い。

権力を握れば何をやってもいいのだ、と
いう風潮に歯止めをかけなっければ。

極端なお友だち優遇政治。森友・加計学
園、スパコン、桜を見る会、巨額選挙買
収事件・・・
あまりにもデタラメだ。

菅首相の公約は「自助」を強調、自己責
任を押し付ける権力の権化になっている
のではないか。

社会の風潮も「自分さえよければ」「人
のことなどかまってられない」となりつ
つあるのではないかと感じている。

この一番の薬は、政権交代だ。それも野
党連合を誕生させることではないか。


安倍事務所、800万円を補てん!

2020-11-25 07:11:42 | 日記

安倍前首相の「桜を見る会」のほころびが、
ようやく出てきた。

高級ホテルでの会食、1人5000円では
絶対ありえない。1人1万1千円だ。差額
をホテル側が補てんすると寄付行為(報告
なし)、安倍側が補てんすると有権者の買
収行為、どちらも公選法違反だ。

ホテル側の領収書は「晋和会」とのこと。
安倍前首相の国会答弁は完全に虚偽だった。

もし「晋和会」ならば、会計責任者が問わ
れ、議員失職の連座制も視野にはいるので
はないか。

さっそく「秘書」に、全責任を押し付ける
言動がめだっている。
「秘書が、秘書が・・・」にさせてはなら
ない。

「桜を見る会」は、今回の前夜祭だけでは
ない。本体の税金で行われた「会」に、地
元山口県の後援会員を大量に招待したこと
も大問題だ。

内閣府の開催要領の招待範囲は
皇族、元皇族、各国大公使等 衆・参両院議長及び副議長、最高裁判所長官、国務大臣 副大臣及び大臣政務官、国会議員、認証官、事務次官等及び局長等の一部、都道府県の知事及び議会の議長等の一部、その他各界の代表者等

ここのどこに何百人もの安倍後援会員な
どがはいるのか?

これこそ税金を使った「買収」ではない
のか?

国会での虚偽答弁は国会で調査する責任
がある。
安倍氏を国会で喚問せよ。この声を大き
くしていかなければ。


松吉の過去が明らかに・・・

2020-11-24 12:45:51 | 日記

夕日が赤いのは「お天道様が今日あった辛え
ことや悲しいことを、燃やしてくれてんだっ
てよ。だから明日にになりゃ、そんなことは
忘れて頑張れるってことらしいや」

これは本所おけら長屋の第13巻「ゆうぐれ」
の松吉の話す一節だ。

夕日をながめる子どもをはげますすばらしい
言葉だ。

ここで「万松は災いのもと」という松吉の過
去が明らかにされる。それは、義姉を母親と
思ってきた松吉の思いがたくさん表出してい
る。そしてお栄と・・・

藤沢周平著「本所しぐれ町物語」の裏店の人
間模様や今回の「おけら長屋」におけ人間関
係は、私の子どものころの隣近所を思い出す。

祭りの練習が毎年交代で、家の中で行われ、
その時はいつも酒盛りであった。また年に1
回持ち回りで食事会もあった。

私自身が三軒両隣の親に育てられた思いが残
っている。

そうした記憶が、長屋の物語に共感するので
はないかと。

長屋の人たちは、みな欠点だらけで失敗もす
るし、バカばかりする。しかし最後はまとま
ってしまい大団円となる。その喜怒哀楽がお
もしろいし、人間てすばらしいと思う。

ふり返って、現代はネット社会であり、小さ
な子どもの時から人のなかで揉まれていない。

とりわけ「スマホ」が子どもたちの心にいす
わっている。

それは子どもの成長にあわせた、それぞれの
年代の文化が無くなっていく過程ではないか。

小さな子どもが、いっきに大人社会の文化を
吸収してしまう。

人間としての成長が心配だと思うのは、私だ
けではないと思う。

スマホのあるネット社会はどうあるべきか。
難しい問題だ。
「おけら長屋」を読みながらふっと考える。


釧路の子どもたちの今2020

2020-11-23 07:12:31 | 日記

子どもたちの豊かな成長を願う。
誰でもが思うことだが、現実は・・・

政府や上からの教育方針ではなく、現場で
子どもたちといっしょに働く方々や父母の
思いから、私たちのなすべきことを見出そ
うと。

この度「釧路のゆきとどいた保育と教育を
考える会」の第2号が出された、

 62ページの冊子

三部構成で、最初が「4年間のあゆみ」
としてふりかえり、第2部は「保育」
「教育」「地域」の方々の思いが。第三
部は「コロナ禍」のこどもたちとなって
いる。

私の思いでいえば、今の子どもたちは
競争、競争のなかに巻き込まれ、いかに
テストの点数をとるのかにまきこまれて
いる。もっと自然のなか、こども集団の
なかで揉まれてほしい願っている。

子どもは自ら成長する力をもっており、
私たちはすこし手をかすだけだ。

OECDの調査では、日本の教育への公
的支出はいつも最下位か。その近くだ。

米百俵の逸話を使った首相がいたが、ま
ったく実態をともなわなかった。

そういえば安倍政治から、言葉と実態が
どんどんかけ離れていったと強く感じて
いる。

どんな美辞麗句より、現場からの声にま
さるものはない。


相次ぐ情報流出、ネットの闇

2020-11-19 07:06:44 | 日記

大手のコンピューターゲーム会社の「カプ
コン」が、ランサムウェア(身代金ウィル
ス)によって、個人情報や機密情報が盗み
取られた。11億円の身代金要求があった
が拒否したとの報道があった。

イベント管理アプリ「Peatix」、不正アク
セスにより個人情報最大677万件流出。

東建コーポレーション、個人情報65万件
流出か

サプライチェーン攻撃をはじめ、彼らの攻
撃の最初は、徹底的な情報収集だ。

そして系列のどこかに、情報収集のマルウ
ェアを送り込む。半年、1年は何もしない
といわれている。

こうした組織的な、用意周到な攻撃に、私
たち素人は太刀打ちできるのだろうか。

セキュリティがそもそも未成熟な上に、デ
ジタル化を政治主導で進めていく危うさを
感じているのは私だけではないと思う。

政府のマイナンバー普及への異常な執念、
マイナポイントも巨額な予算をつけて進め
ている。そして今度は健康保険証とマイナ
ンバーカードの結合だ。カードのICチッ
プに「顔認証」のデータを入れ、窓口でビ
デオチェックするとの案もある。

カードにあらゆる個人情報を詰め込んでい
く。
25年前につくられた映画「ザ。インターネ
ット」を思い出す。
個人を識別するのに人間ではなく、ネット
のデータだけだという恐ろしさだ。

新型コロナがまん延するなか、もっと他に
やることがあるのではないか。

まさか中国のように、国民一人ひとりの情
報を政府が直接に把握しようとしていると
しか思えない。
「独裁国」と批判しながら、日本はもっと
巧妙な独裁をめざす。ブラックユーモアだ。

マイナンバーカードが普及しないのは、安
倍政権時代からの公文書改ざん・廃棄など、
政府への不信だ。

そのうえ数多くの情報漏洩。パスワードは
変更できるが、生体情報は変更不可能だ。
いちど立ち止まることが必要ではないか。


農の基本=種

2020-11-18 07:22:24 | 日記

子どものころ、小さな畑を持っていた。
トウモロコシを育てていたが、10本ほど
家の軒先につるしていた。

聞くと来年の種にするんだよと教えられた
記憶がある。

今、これが出来なくなる恐れがある。

昨日、衆議院で自民・公明が強行採決した
「種苗法改定案」のことだ。

これによって農家の自家増殖を禁止し、
グローバル企業の種子の支配に道を開くこ
とになってしまう。

「農民は種を取り、土の声を聞きながら種
を育ててきた。種取は農業そのものだ」と
農民連の吉川事務局長が述べていた。

政府や自民などは、グローバル企業の参入
という目的をごまかすために、さまざまな
理屈をならべてきた。

「高品質の種を守るため」「外国により特
許が侵されている」「自家増殖は禁止され
ない」など・・・

この間の安倍政権の教訓は、「政府はウソ
を平然とつく」ことだ。

ウソとごまかし、公文書の改ざん・隠ぺい、
政府が信用されなくなってきている。

農家にとって悪辣ともいえる「種苗法」の
狙いを明らかにしつつ、廃案にむけてがん
ばろうと国会では大きな連帯の声が響いて
いた。

ここにも「新自由主義」が跋扈している。

TPP断固反対から賛成にまわった議員た
ちの無責任さが、あらためて明らかになっ
た。
自民党は、昔の自民党ではなくなった。


デジタル化の歪んだ目的

2020-11-17 12:32:04 | 日記

DX(デジタル革新)という言葉が、政府、
そして行政にひろがっている。
Society(ソサエティ)5・0とともに。

市長村など地方自治体のデジタル化が、上
からの取り組みで急速に進んでいる。

住民と自治体が独自につくりあげ、住民の
顔がみえる「小さくても輝く自治体」が、
プラットフォームという「標準化」によっ
て自治が壊されようとしている。
「便利」「効率化」の名のもとに。

現場からの、住民自治、団体自治という、
地方自治体のそもそも論からDX化を批判
する書籍が出された。

自治体研究社 1400円

政府が進めているDX、Society5・0は、
ひとことで言えば
 国家目的優先で地方は「端末」
 生活改善とは無縁
 さらに団体自治さえ否定されていく恐れ
がある。

住民一人ひとりの個人情報を政府が持てば
政府と個人だけで、個人は自治体の共通プ
ラットフォームにアクセスするだけで、す
べての用事は済むことになる。

地方自治体は必要ないとばかりの暴論だ。

さまざまな住民要望は、例えば介護ヘルパ
ーの派遣には「マッチングアプリ」でクラ
ウドにまかせ、民間が行えばよいとう状況
になりかねない。

まったく住民の顔と声が見えない、住民自
治さえ壊しかねない。

これは杞憂だろうか。

デジタル化は、企業の利益のために進める
のではない。

あくまで住民の生活を向上させる、いいか
えると地方自治法の「住民の福祉の向上」
にあるはずだ。

政府の特区構想による「スーパーシティ」
構想を読めば読むほど寒気がしてくる。
            こちら ⇒

 


GoToの一旦停止を!

2020-11-16 07:24:20 | 日記

北海道の新型コロナの拡大が止まらない。
多くの人が、GoToキャンペーンのせいだ
と思っている。

医療や介護施設にも、いっきに影響が及
んでいる。
釧路の基幹病院である市立病院にもクラ
スターが発生した。(16日付釧路新聞)

いまこそ経済の一部を止めて「休業と補
償」をセットにする思い切った政策こそ
求められている。

しかし自公政権は「経済優先」で、いま
だに来年までGoToキャンペーンを行うと
している。そうではなく地域ごとに具体
的に検討すべきだ。

ここには科学的知見を軽視している背景
があるのではないか。科学者より政治家
が上だと思っている傲慢さがあらわれて
いる。

日本学術会議の任命拒否問題だ。
政府に意見を、批判を行なえば、地位が
脅かされる。ものを言わない科学者が増
えていく。

戦前の「滝川事件」をはじめ、言論の自
由が圧迫・抑圧されていった戦前と似て
きている。
モノ言えば唇寒しだ。

宗教団体も「科学的真理の探究を操作し
ようとしている政治が、宗教的真理の探
究を尊重するなどということはありえな
い」と。
すばらしい抗議文だ。   こちら ⇒

日本共産党は、だからこそ学術会員任命
拒否問題を徹底的に追及している。

政治が科学者を、科学的真理を、軽視し
ていくその先は・・・

考えただけでも恐ろしい。

自公政権のあまりにもひどい実態を訴え
ていかなければ。


ケアに手厚い社会を!

2020-11-13 07:44:38 | 日記

私の「希望ある社会をつくる」の第一に訴
えているのが、「ケアに手厚い社会を」だ。

新型コロナの第三波が。
間違いなくGoToキャンペーンによるものだ。

医療、介護、保育、教育・・・それぞれ大
変な状況となっている。

規制緩和最優先で、医療や福祉を削減して
きた「新自由主義路線」によって、感染に
弱い社会になってしまった。
安倍前政権では、医療・介護の公的支出の
「抑制」を成果としている(しんぶん赤旗より)

また道内54公立病院の削減計画にストッ
プがかかっていない。

全国で削減された保健所体制も復活が必要
だ。

先日、政府の財政審が、来年度からの介護
保険の報酬増は考えられないなどと実態を
みない暴論を言っている。

一事が万事、こんな調子だ。

菅政権を終わりにする、自民・公明、その
補完勢力を少数にする。

なんとしても実現しなければ!


釧路町で訴え!

2020-11-12 07:55:26 | 日記

11日は釧路町の6カ所で街頭宣伝を行った。

風が強い!

やはり日本学術会議の任命拒否問題だ。
この問題は憲法にも、法律にも違反してお
り、そもそも戦前の戦争協力への苦い教訓
の上にたっているからだ。

戦前の科学者への戦争協力、兵器の開発、
戦前でも違法な毒ガス・細菌兵器開発など
二度と参加しないという決意だ。

憲法9条をなくし、米軍と一緒に戦争でき
る日本をつくろうとしている安倍・菅政権
のねらいそのものだ。

学問の自由、言論の自由、思想信条の自由
を守るたたかいだ。

そのあと、日本共産党の衆議院選挙にむけ
た「七つの提案」を訴え、日本共産党を大
きくして「野党連合政権」をいっしょに、
力をあわせて実現しようと訴えた。

それにしても風が強く、旗もちしていただ
いたみなさんも、ほんとうにごくろうさま
でした。

夜の8時からはNHK「ハートネットTV」
の「壊れた家族を乗り越えて」をみた。

ずいぶんサラッと描いているが、その裏に
はどれほどのものが積み重ねられてきたの
か。映像からそれが伝わってくる。

再放送は、2020年11月18日(水)
 午後1時05分 〜 午後1時35分から。

人には「生きる力」があり「再生する力」
が必ずある、そこをどう発現していくか。

さまざまなものがあるだろうと思う。

私のかかわったアルコール依存者の多くは
すでに亡くなっている。

一期一会、それぞれの人生と私との交差点
を思い起こせば、これでよかったのかと反
省ばかりだ。

格差と貧困を拡大させていく社会の仕組み
にどう気が付いていくか。

個人の問題ではあるが、そこに環境が、社
会が複雑にからんでいる。

今、政治が「自助」「自己責任」を強調し、
社会そのものの「連帯」がうすれていって
いる。

私は「人間的本質は、その現実性において
は社会的諸関係の総体である」というマル
クスの言葉を思い出す。

政治のはたす役割は重い。


壊れた家族で生きてきた

2020-11-11 07:06:58 | 日記

いよいよ今晩放送 11日夜8時から
ハートネットTV(NHK教育)

1年前に発売した最上(さいじょう)うみみさんの
本「壊れ
た家族で生きてきた」がテレビに。

格差と貧困の拡大、不安定な非正規労働のひ
ろがっている。新型コロナの拡大で、アルコ
ールの飲酒が増えているという。

「新自由主義」のまん延による社会の脆弱性
が、新型コロナで「見える化」している。

家族の問題、社会の問題、そして「新自由主
義」についても考えてみよう。

私の過去のブログも
  お酒のない人生は損なのか ⇒


「壊れた4年」修復は大変

2020-11-10 07:56:13 | 日記

今朝の朝日新聞にパトリック・ハーラさん
のコメントが掲載された。32ページ

トランプ崇拝をうながすFOXニュース、
弟はニューヨークタイムスを認めない。

ファクトが違い、対話が生まれない。
アメリカ社会が分断された一面を述べてい
る。

トランプのツィートで社会が右往左往し、
ファクト=事実が分からなくなっていく。
恐ろしい体験だったのではないか。

そういえば、日本でもツイートを連発する
元大阪市長の橋下氏もいた。

安倍前首相もこの「大枠」に入ると思う。

日本のマスコミも安倍新聞と揶揄される状
況もうまれ、テレビは安倍「忖度」がまん
延していった。

自由と民主主義の危機だ。

私たちも「トランプ現象」ともいわれる政
治を「反面教師」としてとらえなければ。

バイデン氏が勝利したとはいえ、トランプ
氏の大統領はあと2ヶ月も続く。発展途上
国並みに退化したとしかみえない政治。
なにか起きなければ・・・と杞憂であれば
と願う。

トランプ政治とともに、アメリカへの卑屈
ともいえる追従政治を行う「安倍・菅政権」
も終わりにしなければと。


すり合わせ=露骨な政治介入

2020-11-07 07:11:42 | 日記

日本学術会議会員6名拒否の裏側が、徐々に
明らかに。

そして昨日、菅首相が驚くべき答弁をした。

任命拒否の理由を「推薦前の調整」がなかっ
たことを理由にあげた。

どういう調整をしたのか?という質問に、
「考え方をすりあわせた」と。

なんと学術会議側と推薦前から「政治介入」
していたことを公然と述べた。

完全に法律違反であり、憲法の学問の自由に
反する行為だ。

やはり安倍首相時代から、政権の政策を批判
する学者、とりわけ安保法制(戦争法)に反
対する学者を排除し、学術会議を首相のイエ
スマン化してしまう狙いが露骨だ。

その黒幕でもある公安畑を歩んできた杉田和
博氏がクローズアップしてきた。

公安といえば戦前の悪名高き特高警察の流れ
をくむものであり、政府に反対する人間を監
視しているといわれている。

特高警察とは思想警察であり、国民の考えを
取り締まるという民主主義と相いれないもの
だ。

ナチスのゲシュタポ、ソ連のKGBなど・・

日本学術会員任命拒否事件は、日本を戦争で
きる国に変えていく流れのひとつであり、学
問の自由、言論の自由の試金石でもある。

任命撤回させるまで、大きな国民運動にして
いかなければ!