社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

みなさんの心に寄り添う

2018-10-31 12:36:19 | 日記

臨時国会が開かれ、各党の代表質問が始ま
った。
安倍首相は相変わらず「ご指摘はあたらな
い」と頭から答弁を拒否している。それも
なぜなのかの理由も示さず。

事実を見ようとしない不誠実な答弁このう
えない。

私は一番怒りを覚えたのが、沖縄の辺野古
基地建設をめぐってである。
なんと、安倍首相は「沖縄の皆さんの心に
寄り添う」と発言している。

これほど沖縄の人たちを侮辱している言葉
はない。沖縄の人たちより、アメリカに心
から寄り添っているではないか。どこの国
の首相なのか。
慇懃無礼(いんぎんぶれい)の最たるものだ。

知事選をはじめ、選挙で繰り返し繰り返し
「ノー」を表明したのに。
さらに道理をつくして、法律違反を訴えて
いるのに、である。

そういえば権力をカサに、憲法をはじめと
した法律を自分の都合のいいように勝手に
解釈して押し付ける。安倍首相の常とう手
段だ。

巧言令色鮮し仁

言葉が現実をまったく反映しない首相の答
弁。これほど空疎な言葉を使う首相は初め
てではないか。百害あって一利なし。

      志位委員長の代表質問は ⇒
      首相答弁への記者会見 ⇒


白紙委任「法案」?

2018-10-30 07:29:16 | 日記

今臨時国会で「入国管理法」改定案が大問
題になっています。

出されようとしている案は、「枠組み」だ
けで、重要な問題は「政令」と「省令」で
決めようとしている。

「政令」で決めようとしているのが、外国
人材受け入れの趣旨・目的、受け入れ分野、
受け入れ期間の責務、雇用形態・・・など
13に及ぶ項目があがっている。

これでは事実上の「白紙委任」ではないか。

カジノ法の時もひどかった。質問のたびに、
「実施法で議論したい」として、ほとんど
まともな審議ができなかった。
その前の「戦争法」「共謀罪」「秘密保護
法」とときも同じだ。
大臣から法案のまともな答弁がなされない
まま強行採決された。

究極の「白紙委任法」は、戦前のドイツの
「全権委任法」だ。これでワイマール憲法
が停止し、ヒットラーの独裁体制がつくら
れた。
日本では、「治安維持法」~「国家総動員
法」などがあり、軍部独裁体制ができあが
った。

こんなことを許せば「法治国家」の土台が
崩れてしまう。
小池書記局長は会見で「これでまともな国
会審議ができるのか」「少なくとも制度の
基本的な内容を国会で議論できるようにし
なければ、法治主義という点からも重大な
問題がある」と述べた。

今、日本で問題になっているのは、外国人
の「研修」という名の超低賃金と労働者と
しての無権利状態がまん延していることだ。

人手不足といいながら、外国人を安く無権
利で使う状態を許してはならない。。
日本人労働者と同じ人間としての権利を守
ることではないのか。

安倍政権は、言葉では抽象的な国民受けす
る言葉を使うが、実際は逆のことをやって
いる。さらに、ウソ・隠ぺい・改ざん、そ
して誰も責任をとらない。
これが「信頼できない」という声が多い理
由だ。

昨年の総選挙では、有権者の17%しか支持
を得られず、先の総裁選では自民党員の3
割しか支持を得ていないと報道された。

これからの3年の任期では、日本が壊れて
しまう。一刻もはやく退任させるべきだ。


深夜は、もう冬に・・・

2018-10-27 07:12:32 | 日記

真冬の寒さのことではない。
深夜零時に空を見上げると冬の星座である
オリオン座が輝いている。

これが夕方に輝くと真冬だ。

オリオン座には、
オリオン大星雲、馬頭星雲、魔女の横顔
星雲、それを見つめるクレオパトラの瞳、
そしてペテルギュースの超新星爆発など
話題はつきない。
宇宙の時間のスケールは私たち人間とは
けた外れに大きい。爆発は明日かも、い
や1万年後かもといわれている。

疲れたときなど、星を見上げると壮大な
スケールに包まれ落ち着くことがある。

星に興味を持つのは、やはり子ども時代
ではないだろうか。

土星の輪やアンドロメダ星雲を見た時の
感動は大人になっても忘れない。

いま、学力テストの平均点を「学力」と
勘違いしている世の中がまん延している。

ある面、政治家主導の感がある。
学ぶことについて「レリバンス」という
言葉がある。関連性とでもいえる。

要は何のために学ぶか、好奇心の生まれ
るもとのひとつでもある。

レリバンスのない、孤立した知識の「星」
をテストのために勉強するとなると楽し
いだろうか。
断片的知識のつめこみにしかならず、苦
痛になってしまうのでは。

それより、壮大な宇宙の物語を聞かせる
など、楽しいレリバンスが求められてい
るのでは。

単なる記憶は剥がれ落ちる。
しかし、楽しみのある知的好奇心による
レリバンスがあれば、豊かな人間に成長
していくと思うが、いかがだろうか?

過去問などの繰り返しは、真逆の道にな
る。
     学力テストによる疲弊、弊害 ⇒


150年の前半の歴史こそ

2018-10-26 07:47:50 | 日記

そこに、なぜあのような戦争の悲劇が生ま
れたか。明治~昭和の敗戦まで、学ぶべき
歴史とがある。

A級戦犯であった祖父の岸信介のゴースト
が乗り移ったかのごとく、戦前賛美の安倍
首相だ。

ウソと改ざん事件の森友問題の入口のひと
つに、教育勅語礼賛の共通点がある。

教育勅語を幼い子どもに毎日唱和させてい
た教育方針。これをすばらしい教育と礼賛
し、小中学校まで拡大することがねらいで
あった。
そこに安倍首相夫人が関わっていた。

国家連合体ともいわれた幕藩体制。それを
中央集権的国家にするために、国家神道を
国民に押し付け、子どもの時から「教育勅
語」で洗脳した。
「一旦緩急あれば」、天皇のために死を覚
悟してのぞめと、繰り返し教育されてきた。
精神的支柱でもある。

それが、未曾有の惨禍を国民に及ぼした。
そもそもこの時代の天皇制は日本の長い歴
史から見れば、ごく短い時だ。
国家神道も同じ。地域の神社神道のほうが
はるかに長い伝統をもっている。
         地域に根ざす「神社」⇒

安倍首相を筆頭に、日本会議、神道政治連
盟など、政財界を覆いつくそうとしている。
地域に根差した長い神社神道を無視して。

二度と戦争はしない、と誓った戦後の国民
の出発を、ないものとする動きが急速に進
んだ。

秘密保護法、戦争法、そして共謀罪・・・

昭和史の半藤一利氏と保坂正康氏の対談で
「今の状況だと一年でファシズム化してし
まうのではないか・・・僕はもう余り長生
きしたくない気がしますよ・・・早いとこ
ろ逝かなきゃダメだと」
         こちらのブログ →

こんな想いをさせないために、安倍政権を
倒さなければ。


明治150年 学んではいけないこと

2018-10-25 07:48:49 | 日記

安倍首相の肝いりともいえる明治150年記
念式典が、23日に開かれた。

天皇陛下と共産党は出席せず、とニュース
が流れた。
150年の前半は戦争につぐ戦争の時代であり、
「侵略戦争」そのもの。150年をひとくくり
とした祝典に参加はできないと表明した。
          こちら ⇒

戦国時代が終わり、江戸時代の2百数十年は
戦争のない時代であった。これは世界でもめ
ずらしい国であったが、明治維新後の戦争は
すさまじいものがある。

その結果が、日本人310万人、アジア2000
万人という途方もない人命が失われた。

だからこそ、150年の歴史から学んではいけ
ないことがあるはずだ。

それが、この本

日本機関紙出版センター(1000円)

本庄豊氏の著作。
幸徳秋水(1871年生)の生誕から死まで
を明治とからめて、時代を分析している。

幸徳秋水が殺された「大逆事件」こそ、国
家テロではなかったのか。

この本では、安倍首相が礼賛する戦前の日
本と真逆な見方を提供している。
それは、自由と民主主義の発展という歴史
の流れに沿うものでもある。

日本の長い歴史からみれば、明治時代はご
く短い時間であり、天皇の在り方もごく短
いものではないのか。

来年は天皇の代替わりの儀式が行われる。
日本共産党は、前回の踏襲ではなく、日本
国憲法にふさわしい儀式をと提案している。
           こちら ⇒

日本国憲法の立場から、道理のある式典に
すべきだ。


新たな核軍拡へ INF離脱

2018-10-24 06:44:41 | 日記

トランプ大統領が、またまた乱暴な声明を
発表した。
今度は、INF(中距離核戦力全廃条約)か
らの離脱を表明した。

パーシングⅡとSS20・・・私たちの年代
では懐かしい響きがあるが、あの狂気の時
代はごめんだ。
ヨーロッパと旧ソ連は、この中距離核ミサ
イルを配備し、一触即発の危機が生まれて
いた。
発射から数分で核ミサイルが到達するとい
う恐るべき対峙であった。

こんな危険な核軍拡に終止符を打ったのが
1988年のINFであった。

それから離脱するということは、再び狂気
の時代に逆戻りするということだ。

核兵器禁止条約が世界の流れだというのに。

対する唯一の被爆国の安倍首相。
「橋渡し」どころか、ダンマリだ。
これが「地球儀を俯瞰する外交」の実態で
はないか。

さすが核兵器禁止条約に反対する安倍首相
だけのことはある。

軍人の意を受けた政治家に軍縮はできない。
死の商人の支援を受けた政治家に軍縮はで
きない。

自民党政治家にいかに多いか。
まずは安倍政治を終わりにしなければ。

核軍拡を食い止める力は、国民だ。
とりわけ唯一の被爆国の日本は需要な役割
をはたさなければ。
率先して「核兵器禁止条約」に賛成する日
本の新しい政府をつくろう!


これはもう意図的だ!

2018-10-23 08:33:41 | 日記

中央省庁の障がい者雇用の水増しの実態が
明らかになった。

内容があまりにもひどい。
91人も退職した人をカウント。さらに、
うつ病や裸眼視力が0.1以下もカウント。
デタラメというより意図的だ。

石橋をたたいて渡るぐらいの官庁がいった
いどうなっているのか。
徹底的な解明が求められている。

そもそも2014年に労働者健康福祉機構で
発生した障害者雇用の水増し問題が、他の
行政機関で起きていなかったのか、その調
査が行われなかった。
まさに安倍政権のときだ。

モリ・カケ問題で改ざん、ねつ造を引き起
こした安倍政権の問題でもある。

第三者検証委員会の松井委員長は、「源流、
原点は解明できなかった」と述べた。
あとは、政治の、議会の責任だ。

臨時国家での徹底的追及が必要だ。
改ざん、ねつ造が続いた安倍首相のもとで
の新たな事件だということだ。

8月、9月に出された「再点検結果」のさら
なる訂正が発表された。 こちら ⇒

こちらのブログも
まん延する改ざん・偽造・隠ぺい ⇒


またか ! ものづくり日本の衰退・・・

2018-10-19 07:26:39 | 日記

去年も、日産、神戸製鋼、SUBARU と立て
続けに不正が発覚した。
そして地震大国日本で、今回のKYBによる
免震用・制振用オイルダンパーの検査デー
タの改ざんが明らかになった。
当然YKBの株価は、一気に6割にダウンし
ている。

3年前は東洋ゴムによるビルの土台に使わ
れている免震装置の不正があったばかりだ。

日本のトップ企業による改ざんは、想像以
上に根が深い。

そういえば、昨年の神戸製鋼の改ざん事件
の後、元神戸製鋼社員であった安倍晋三首
相は、「誠実な責任感を取り戻してほしい」
とコメントしているが、自らの改ざん・隠
ぺいについては、まったくのダンマリ、否
定で責任ゼロだ。
先日の総裁選では「正直・公正」や誠実さ
が争点になるくらいだ。

日本の政治のトップからして、モラルが、
道徳が崩壊してきている。

経済が成長しないのに、利益だけが巨額に
膨らんでいる。原因は人件費をはじめとし
た「合理化」や金融だ。
バランスシートからは、技術や人を読み取
ることができないのでは?
そして下町の中小企業の術力さえ、奪わ
れつつあるのでは?

その結果、技術の継承さえままならなくな
っているのでは?

技術は「人」である。
いくらコンピューターが発達しても、これ
は変わらないと思っている。
            私のブログ ⇒


硬直化し、貧困なる政策

2018-10-18 07:06:49 | 日記

消費税10%にむけ、再び「現金支給」の案
が浮上してきた。
クレジットカードの2%還元は、カードに
縁のない人たちには無縁だ。

「現金支給」といっても、1年間を通せば
負担増には変わらない。それも2~3年後
には10%だ。

これこそ「朝三暮四」政策の典型だ。

自民・公明の議員は、少ない年金の高齢者
や障がい者たちの生活がまったく見えてい
ない。

失われた20年が30年になろうとしている
なか、毎年毎年年金が下がり、医療や介護
の負担が増えていく生活への想像力がまっ
たくない。

政策の硬直化そのものではないか。

そもそも「租税の原則」は、民主主義社会
においては「生計費非課税」である。
別名「応能負担」の原則をだ。

しかし「消費税」は、まったく逆の世界だ。
貨幣による商品世界が生活の隅々に広がっ
ている社会では、貨幣がなければ生きてい
けない。
収入がない人でも、物を買わなければ生き
ていけない。小さな子どもでも。

歴史上、悪名高き「人頭税」そのものだ。

来年は消費税導入から30年になる。
この間の消費税は福祉に使われるどころか、
多くが法人税の減税に使われている。

今回も「福祉に」とうたっている。
いつもで「ウソ」をつき通すのか。

大企業は儲けに儲けても、相変わらず「法
人税の減税」を主張し、消費税の値上げを
煽っている(経団連会長)

税源を消費税に求める自民・公明の政治家、
その
政策の貧困は救いがたい。

鬼平犯科帳などの池波正太郎の時代小説に、
盗人の三原則がある。そのうちのひとつが
「金のない所からは盗まず」。それを破れ
ば、鬼平が一番憎む「畜生働き」となる。

とすると、安倍首相をはじめ、自民・公明
の政治家たちは「畜生」ではないか。
六道輪廻の「畜生道」の世界だ。
地獄をはじめ、餓鬼、畜生、修羅道を救う
のが「地蔵菩薩」といわれている、これで
は日本共産党が地蔵菩薩になってしまうで
はないか。

硬直化し、貧困な政策しか出せない安倍政
権は退場しかない。


「朝三暮四」出しまくりの10%増税

2018-10-16 06:55:31 | 日記

安倍首相は来年の10月に、消費税10%に
引き上げることを宣言した。
過去2回の引き上げ延期は、アベノミクス
が消費者への効果をまったくあげていない
ためであった。

今度はどうか。
相変わらず「消費不況」が続いていると言
わざるを得ない。
非正規労働の拡大など賃金の削減、国民の
負担増を押し付けてきた結果だ。

今度こそ10%に引き上げるためには、何で
もやるという姿勢だ。
・2%還元セールはOK
・食料品は8%に据え置き
・クレジットカードを使えば税金で2%還元
・・・・
あきれて口があいたままになりそうだ。

ひどいのがコンビニでの食料品だ。
おにぎりなど、外で食べれば8%、店内で食
べれば10%。
もし持ち帰りで、購入後に気が変わって店内
で食べたら、あとから2%分を払うのか?
景品付きお菓子など、食料かオモチャか、ど
うするのか。

さらにクレジットカード利用促進の政策まで
からめようとしている。
クレジット利用の2%還元もいつまで続くの
か? クレジット関連の企業献金も当て込ん
でいるのか?

まさに「朝三暮四」、国民をサルと同じだと
みなしている。怒らなければ。

安倍首相は「万全の対策を」と述べたが、今
の日本での「万全の対策」は消費税を値上げ
しないことだ
逆に「5%に引き下げ」政策も必要な状況に
なっているのではないか。

税源ははっきりしている。
アベノミクスで巨額な利益をあげている大企
業や超富裕層の税率を適正にするだけで賄え
る。

しかし莫大な企業献金を受けている自民党で
は無理だ。


命のリレー

2018-10-15 07:30:42 | 日記

中島みゆきの歌に「命のリレー」がある。
「命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆ
け」、このフレーズが繰り返し、心に響い
てくる。

13日に釧路の労災病院で開かれた市民公開
講座「移植医療」に参加した。

三部構成で、
①移植医療を必要とする子供たち
    青山竜馬氏
②「移植医たち」作者と語る移植フロンテ
 ィア   谷村志穂氏
③シンポ「臓器移植を増やすために」
北海道移植医療推進財団の主催であった。

谷村志保氏は、恋愛小説家とされているが、
この「移植医たち」は、人間そのものを描
き切っているのではないか、と思った。

物語の出発は、何と釧路であった。霧の深
い海辺の町の子どもであった。

小さい命を救うためにメスを入れる。
そこから一転して、15年前に時はさかのぼ
る。

そして終章では手術が終わり、鉗子(クラ
ンプ)をはずすとこまで。

まさに「命のリレー」であり、バトンをわ
たせた感動が伝わってくる。

バトンを渡した瞬間が、小説の表題にある
「ザ・アンクランピング」ではないか。

長い年月がかかっているが、多くの人たち
の努力で、日本でもようやく「移植」とい
う医療がひろがってきている。

心臓、肝臓、肺は、命に直結する。
消えゆく命が、新たな命へとつながってい
く。

会場には若い看護師さんや学生が多かった。
これからバトンを渡せるような力になれる
人が増えていくのだろうと、未来が見えた
感があった。


「生体情報」の漏洩が心配

2018-10-12 07:35:54 | 日記

昨日の道新夕刊の「今日の話題・知らない
うちに」の記事で、生体情報の保護につい
て書かれていた。

インターネット上の個人の識別はアカウン
トとパスワードで行っている。

しかし、ハッキングなどで個人情報が流出。
日本の年金機構やベネッセ、アメリカでは
JPモルガンやソニー、フェイスブックなど、
数百数千万単位で個人情報が流出した。

企業や団体内のネットシステムへのAPT攻
撃が激しくなっている。APTとは、高度で
執拗な攻撃の意味だが、あらゆる手法を使
い侵入しようとする。たった1台の端末に
標的メールなどで侵入に成功すれば、必ず
システム内のADサーバーが狙われる。

ここに全員のアカウントとパスワードが記
録されているからだ。

ここまで侵入されたら、システムが乗っ取
られたことになる。あとは自由自在にデー
ターを検索でき、持ち出せる。

昔のように、イタズラや愉快犯、能力の誇
示ではなく、実利をねらった攻撃で、侵入
させたマルウェアなどの痕跡も削除して逃
げてしまう。フォレンジックとして残って
いればよいが、それもあやしい。

こうなったらお手上げではないか。

アカウントとパスワードは、変更すること
によって対策がとれるが、「生体情報」が
流出した場合は、変更不可能ではないか。

顔や指紋、手の静脈、瞳の「生体情報」は
変更不可能だ。

安易な「生体情報による認識」に対しては、
その危険性を訴えるべきではないか。

IoT(モノのインターネット)であらゆる
ものがネットで結合していく。好むと好ま
ざるに関わらず。

技術は出来るからやるのではなく、その社
会的影響まで考えて進めていかないと。

ましてや資本の論理に任せていたら、とん
でもないことに。


ごまかすな! 日米FTA

2018-10-11 07:56:37 | 日記

安倍首相はトランプ大統領との日米共同声
明で、「TAG」という言葉を使ったが、こ
れはまぎれもない「日米FTA」の交渉をは
じめるという合意だ。

今週のしんぶん赤旗日曜版のトップページ
と、6~7ページにかけて特集を組んで
いる。          こちら ⇒

言葉を変えてごまかすということを常套手
段としてきた安倍首相。いったいどこまで
ねつ造、偽造、隠ぺいを続けるつもりなの
か。
         翻訳のねつ造か? TAG ⇒

農業が基幹産業である北海道は、この度の
震度7という大きなな地震と大停電により、
農林業が大打撃を受けた。

道東の酪農もブラックアウトという大停電
により大きな被害を受けた。

この上、TPP11、日欧EPA、そして日米FT
Aをやられたら、壊滅的打撃をうける。

農業を軽んじる安倍首相、それを支える自
公政権。
地域から遊離した政権は退場を!

追記
このねつ造に対して志位委員長が記者会見
を行った。         こちら ⇒


児童虐待、DV

2018-10-09 07:23:28 | 日記

警察から児童相談所へ児童虐待の通告数が
過去最大になると報道された。

私の議員時代の相談も、深刻なDVがあった。
DVと児童虐待はセットになっている。

そして家庭という「密室」のなか、表には
出てこない。
だからこそ慎重な対応が求められ、専門家
による初期介入が大切だ。状況をよく把握
しないまま接触したら大変な結果を招くこ
とがある。

アメリカの映画に「レインメーカー」があ
る。妻に対するすさまじいDVがあり、裁判
所命令による「更生プログラム」の場面も
出てくる。

議会で、釧路でも男性に対して「更生プロ
グラム」ができないかと質問したことがあ
る。残念ながら国からの支援がなく、市単
独では無理。(今の市の姿勢は単独予算を
なかなか認ない)

訴える力が強いマンガ「凍りついた瞳」を
周りにすすめた。(ささや ななえ・椎名
篤子 著)

よく親から子への「連鎖」が取り上げられ
るが、それだけではないであろう。

虐待の底に横たわる経済的問題。格差と貧
困の拡大はそれをいっそう広げているので
はないか。

経済的貧困、アルコール依存、連鎖、いじ
め、パワハラ・・・ 複雑な問題が横たわ
っている。

同時に、安倍政権が進めている新自由主義。
格差と貧困を極端に広げ、異常な競争を強
いている。役に立たない人間はいらないと
ばかりのリストラ、パワハラ。

非正規労働は、個人の責任ではなく政治が
作り出したもの。そのための法律が国会で
どんどん作られ、改悪されてきた。

その悪影響が家庭や学校にも及んできてい
る。

学力テストも、その一端に加担している。
子どもが、先生が、テストの点数で測られ
ていく。釧路市では、学力テストで平均点
をあげる条例まで、多数決で強行可決され
た。
全国学力テストは、見方によっては「学力
テスト虐待」ではないのか。

親も子も、教師も巻き込まれている。
せめて子どもには学力をつけさせて将来は
良い地位につけさせたいと思うのは親心だ。
自・公政治により、卒業後のイスは劣化し
ボロボロにされてきた。いわゆる非正規の
こと。子どもに良いイスをと、ますます点
数競争が激しくなっていく。

その結果、「優性思想」が私たちの間にま
ん延してきているのではないか。
「役に立たない人間」と言われないために。

児童虐待・DV・・・その本質には以上のよ
うなことがあると感じている。

やはり政治を変えなくては!


翻訳のねつ造か? TAG

2018-10-06 11:45:06 | 日記

今日の道新に、
「関税交渉 日米認識に溝」
「ペンス氏「FTA」首相説明と矛盾」
と報道された。
先日の日米首脳会談での共同声明について、
二国間協定の大幅譲歩への疑いが隠しきれ
ていない。

赤旗では、
「『TAG』はねつ造の疑い」
「日本政府の翻訳にのみ」  こちら ⇒

共同声明の日本語訳をねつ造した疑いが、
浮上している。

  2018年10月6日付赤旗より

安倍首相が発言しているのがTAG
(Trade Agreement on Goods)
物品貿易協定の訳であり、大文字だ。

しかし共同声明の英文にはTAGのいう文字
はないし、「サービスを含む」ことこそ、
FTAそのものではないか。

日本語訳にわざわざ「TAG」としたのは、
安倍首相が「FTAでもないし、その予備協
議でもない」と、5月8日の国会での答弁に
対して、その整合性をとはかるため、意図
的な翻訳をしたのではないか。

北海道にとって農業は基幹産業であり、だ
からこそTPPに断固反対の大運動になった。
日米FTAなど、もってのほかだ。
自民党がよく使う「国益」。それをアメリ
カに売り渡しているのではないか。

「偽造、ねつ造、晋三」という言葉さえ生
まれたように、安倍政権のもとでの公文書
の偽造など、かつてない規模で広がってい
る。
財務省では命までなくしている。

政府が信用できなくなってはお終いである。
秋の臨時国会での徹底的追及を。