社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

台風による増水

2016-08-30 07:15:50 | 日記

雨は神と悪魔の両方を持つ。
恵みの雨もあれば、人間の営みを流し去っ
てしまう氾濫や土砂崩れもある。

10号が近づいている。
観測史上、初めてのコースという。
東北に直撃だ。
警戒し過ぎることはない。

子どものころ、台風が過ぎた後、川に泳ぎ
に行ったことがある。このとき、水の流れ
の怖さを体験している。

濁って増水していたところを泳いだ。さす
が流れが速く岸に戻れなくなり、逆らわず
に下流の岸にあがった記憶がある。今から
思えば無謀なことをしたものだ。

やはり危険な場所は、川の近くであり、斜
面だ。一にも二にも、近づかないことだ。

大きな事故がないよう願う。
またこれまでの大雨で被害を受けた農家へ
の支援が求められている。


雨、雨、雨

2016-08-29 11:10:57 | 日記

台風が連続して3個も北海道に上陸し、
いままた10号の影響で、連日霧雨~雨が
続いている。
あいさつも「良く降るね」「むし暑い」

昨日の「健康まつり」も雨で大変であった。
みなさんごくろうさまでした。

農業は天候に左右されて、毎年大変な思い
をしている。ここが工業製品との大きな違
いだ。一緒くたにされて競争させられては
圧倒的に不利だ。

TPPはこうしたことを無視し、ひたすら
利益至上主義での貿易といえる。そこには
その国の食料をどうするかというポリシー
はまったくない。
食料主権という考え方だが、TPPを推進
する人たちは「国の防衛」「国民の安全」
としきりに叫ぶ。食料主権という考え方は
ない。

「国民の安全」といいながら、相反するこ
とを平然と主張する。しかし共通点は、巨
大企業の利益、グローバル企業の利益が、
そこにある。
ここが政治家を見極めるカギといえる。


「共謀罪」への執念

2016-08-27 07:46:04 | 日記

「共謀罪」への執念はすさまじい。
今度は名前を変えて出そうとしている。

テロで国民の不安を煽って、だから必要
だと喧伝する。
「テロ等組織犯罪準備罪」

この「等」がくせものだ。
なんでも拡大していく。

九州の大分での警察による盗撮事件。
警察による「政治介入」以外ありえない。
こうした政治警察に「共謀罪」を与えれば
どんな結果になるか。

秘密保護法、盗聴法、戦争法と、とんどん
拡大している。そして「共謀罪」。

憲法とその法体系とまったく相いれないも
のを作らせてはならない。

警察国家と独裁政治は同じ言葉だ。
戦前の独裁政治の流れをくむ自公政権の危
険性が、まざまざとしめされている。

フェイスブックやツイッターなどによる、
膨大な映像の蓄積と顔認識、位置情報。無
数の防犯カメラの設置と顔認識。これに
「共謀罪」が加わったら・・・ぞっとする。
ジョージオーエルの小説「1984年」に
近付いている。


塩害

2016-08-26 08:01:55 | 日記

連続した台風の強風で、海から塩風(潮風)
が吹きつけられた。その結果、・・・

海から1.5キロほどの地域の木も、風に
吹かれた側が赤茶けて枯れてしまっている。

市内の街路樹や公園も塩のせいで、赤茶け
てきている。
あいさつでも「今年の紅葉はだめだね」と
言葉をかわしている。

この日はようやく晴れたと思ったら、次の
日は曇り、雨、そしてジメジメが続いてい
る。

台風被害の情報があつまってきているが、
羅臼町から「山が崩れて道路が寸断され
た」と電話が入った。
翌日の新聞の航空写真はひどい。
生活道路だ。さいわい人命は大丈夫のよう
だ。

ひきつづき大雨と、台風10号が伺っている。
緊急な対策が求められている。


最低賃金22円アップ

2016-08-25 07:56:05 | 日記

新たな最低賃金がだされた。
北海道は22円アップの786円/時

1日8時間、週40時間として計算すると、
約160万円。年収200万円にも満たない。
これでは、ワーキングプアは依然として
解消できない。

賃金は労働の対価といわれる。8時間働い
てなんぼの世界だ。

しかし、これは現象面のこと。
アダム・スミスやミルなどの古典派経済学
では価値は労働にあり、労働時間で測られ
るところまで解明されていた。
この論理を展開していくと企業の利益が出
てこないという矛盾に直面する。
利益、儲けは安く買って高く売る差額から
生まれるとなると損する人も生まれ、経済
全体から見るとゼロサム社会となる。

この矛盾を解明したのがマルクスだ。
いわゆる「剰余価値学説」といい、企業の
利潤の生まれる根源を解明した。

賃金は労働の価格と見えるのが現象面。
本質は労働力の価格である。

資本論を読み進めると、このことが見事に、
ピラミッドのように積みあげられて、論理
的に解明されていく。

そうだったんだ。(視界が晴れ上がる)

ここから「資本」の運動が展開されていく。
そして剰余価値を最大限に求めようとする
資本の根源的な衝動が生まれる。

資本が巨大になればなるほど、その害は人
間社会をむしばんでいく。
だからこそ人間の連帯した力が必要だ。

ワーキングプアも格差の拡大も自然現象で
はない。
現在では資本主義そのものではなく、最大
の問題は「新自由主義」の思想だ。

時給1000円、さらに1500円をめざして、
私たちの運動は続く。


安倍首相の過度な演出=違反!

2016-08-23 12:31:34 | 日記

「多様性のなかでまとまった時、私たちは
強くなる」(バッハ会長)

数々のドラマをつくり、オリンピックが終
わった。夢と感動をもらって。
次は、7日から開かれるパラリンピックだ。
ここでも「敬意と寛容」の精神が発揮され
ると思う。そして新たなドラマも。

しかし、閉会式での安倍首相の過度な演出
には、ガッカリだ。同時に懸念もある。
ひとつは日本のメーカーの一つの商品(マリ
オ)をオリンピックの場で宣伝に使ったこと。
商品の宣伝は許されない。

もうひとつ。
オリンピック憲章に、国の代表や政治家への
規制がある。
オリンピック憲章第5章の55
「政府またはその他の公的な機関の代表、そ
の他の政治家がOCOG の責任下にある会場に
おいて演説することは、いかなる種類のもの
であれ認められない。開会式と閉会式ではIO
C 会長とOCOG の会長のみが短い式辞を述べ
る権限を有する。」

国の代表や政治家に厳しい制限を課している。
明確な違反ではないか。

「暴走政治」の代名詞にもなった安倍首相。
困ったものだ。


青い落葉

2016-08-22 07:43:28 | 日記

台風7号に続き、9号は釧路に上陸。
再び雨、風が襲った。
今朝の道路は枯れ葉ではなく、青い落ち葉
だらけであった。飛ばされた枝や倒木も。

雨もひどく、道路の冠水や阿寒川が心配で
あった。昔から暴れ川といわれている。
今は河川のモニタリングが各地に設置され
ているため、状況が一目でわかる。

 阿寒川のモニタリング
  (モニタリングのホームページより)

黄色の氾濫注意水位から、赤の危険水位に
近づいていた。
市も避難所の開設を行った。

今晩から、再び台風9号が。

警戒は怠りなく。


台風が続けて3個上陸か!

2016-08-21 07:27:47 | 日記

17日の台風7号は倒木や屋根がはがされる
など、大きな被害をおよぼした。

今度は、二つ続けて台風が襲ってくる。
11号が今晩6時。朝から大雨が続ている。
9号が23日18時ごろと予測。
みな襟裳岬付近を通る同じコースだ。

釧路にとって気温が21~2度だが、湿度
が高くむし暑さがつづいている。気象台
の記録でも湿度100%が続いている。
あいさつも「むし暑いですね」が。

このまま雨が続くと土砂崩れなど心配だ。
あと3日間、要注意!


政治警察、その2

2016-08-20 07:24:08 | 日記

18歳投票率が高い高校に、警察から問い合
わせがあったと報道された。
盗聴犯罪を犯したあの神奈川県警だ。

横浜市の県立高校の3校に「投票率が高い
のは何か特別な取り組みをしたのか」、
さらに教員の指導内容にも言及した疑いも
あるとのこと。

なぜ警察なのか。

選挙管理委員会が聞くのなら話はわかるが。

まさに自民党が最近強めている「政治的中
立性」の先取りではないか。

私はぞっとした。ついにここまできたのか。

「安倍首相の懐刀」といわれる北村滋内閣
情報官。国民への思想弾圧を実行した特高
警察を高く評価し、秘密保護法の成立に辣
腕をふるったといわれる。彼が書いた論文
で強調している。

戦前の思想弾圧者が次々と復活し、警察権
力の中枢を占め、現在の危険な流れを強め
ている。安倍首相の暴走がそれを加速させ
ている。

このままでは「オイ!コラ!警官」の復活
だ。

自民党が呼びかけた教員の「中立性」への
密告もそれにつながっている。

・・・戦争体制は教育から・・・

いまそれが執拗に続いている。


台風一過

2016-08-18 08:18:42 | 日記

昨日の7~8時がすごかった。
窓がガタガタ鳴き、風は吠えていた。消防
車のサイレンがひっきりなしに鳴り響いて
いた。屋根がはがれ、立木が倒れたとのこ
と。強風にあおられた潮風で車や家の窓が
塩だらけになっている。

日高山脈を縦走した台風はようやく過ぎ去
った。台風一過とはいえず、蒸し暑い日々
が続きそうだ。

天候はひどかったが、核兵器をめぐって安
倍首相のひどさも露呈してきている。
軍事力には軍事力を、核には核を、という
極右まるだしの論理だ。

核兵器先制不使用宣言に反対。
核兵器禁止条約にも反対。
いったいこれで唯一の被爆国の首相とい
えるであろうか?

力で抑えた平和は長続きがしない。
ひとつの国に圧力をかければかけるほど、
危険な方向に進む。歴史の教訓だ。
核抑止力論から抜け出すことこそ必要だ。
核の傘ではなく、あくまでも外交で、と
りわけ「六カ国協議」のねばりづよい取
り組みが求めらている。

しかし、安倍首相や自公政権に求めても
無理がある。政権交代しかない。


核兵器をもてあそぶもの

2016-08-17 10:49:56 | 日記

これが唯一の被爆国の首相なのか。
なさけなくなる。

時事通信によると「米政府高官の話として、
・・・、安倍首相は米国が『先制不使用』
政策を採用すれば、・・・核兵器開発を強
行する北朝鮮に対する核抑止力に影響が出
ると反対」
各新聞社もとりあげている。

核兵器によって平和と安全が保たれるとい
う核抑止力論の立場だ。

この人は、本当に被爆の実相を知っている
のだろうか?
あれこれ理屈を言い、核兵器廃絶を先送り
にする。そして核兵器廃絶はアメリカ頼り。

オバマ大統領は7月ごろから任期最後の仕
事として、核兵器の先制不使用宣言を行お
うとしていた。

これに「異」をとなえたことになる。

平和は軍事力の強化によって、いっそう平
和になるという軍事力「信仰」、さらには
核兵器「信仰」論ともいうべきものだ。

被爆国にあるまじき首相だ。


決断

2016-08-16 07:44:53 | 日記

進め1億火の玉
  (大政翼賛会のスローガン)
1億玉砕
  (国家総動員令)

当時の為政者から国民を煽った言葉だ。
特高警察や隣組など、国民一人ひとり
を徹底的に監視していった。

独裁国家日本を築いた当時の為政者た
ちは、敗戦がはっきり見えていたにも
かかわらず、決断をズルズルと先延ば
しにしていった。
このとき国民の犠牲者はどんどんふく
れあがっていった。

1944年6月 ノルマンディ上陸作戦
   8月  連合軍パリ入城
   8月  グアム島日本軍玉砕
   10月 神風特攻隊、初出撃
1945年2月11日 ヤルタ協定
   2月14日 近衛上奏文
   3月10日 東京大空襲
   3月26日 沖縄戦
   5月  7日 ドイツ無条件降伏
   7月14日 北海道空襲
   7月26日 ポツダム宣言
   8月 6日 広島に原爆
   8月 9日 長崎に原爆
   8月15日 日本降伏

問題は2月14日の近衛上奏文だ。
「敗戦は遺憾ながら最早必至なり」
英米は国体変革にならないが、ソ連
は国体護持にならないという恐怖感
が語られている。

このとき降伏の決断を行えば、のち
の東京大空襲、沖縄戦、原爆はなか
ったことになる。
南方での日本軍兵士の著しい「餓死」
もなかった。

6ヶ月も決断できなかったのだ。
理由は、国民の命より「国体護持」
にあった。

歴史学者の藤原彰氏は詳細に分析し
ている。

昨日は戦没者の慰霊の日。
安倍首相はついに「加害」を述べな
かった。
戦前を「美しい国」と美化し、自民
党憲法草案で「戦前回帰」をねらう。

二度と戦争はしない。
国民の心からの声を踏みにじらせて
はならない。


戦争の芽

2016-08-15 12:35:45 | 日記

今日は8月15日

私の父は36歳で軍隊に招集され満州に派
兵された。母は「こんな年齢まで招集さ
れるなんて戦争は負ける」と思っていた
と後年語っていた。父が生還したために、
今の私がいる。

テレビや新聞では、さまざまな特集が組
まれている。

20年前、30年前の人々が今の政治、テレ
ビ、新聞を見たらどう思うか。

秘密保護法、国民総背番号制(マイナンバ
ー)、秘密保護法、武器輸出解禁、そして
「戦争法」(安保法制)。

驚くとともに、日本は間違いなく戦争に向
かっていると思うであろう。

5年前のNHKスペシャル「日本人はなぜ戦
争へと向かったのか」の5回シリーズは骨
太であった。とりわけ第3回の「『熱狂』は
こうして作られた」は見ごたえがあった。

当時はテレビはなく、ラジオと映画であっ
た。国民の熱狂は一夜では生まれない。
長い時間をかけてつくられる。
誰がつくるのか?

映画では、「戦争と人間」3部作がすごい。
なぜ戦争が起こったか、その原因がよくわ
かる名作だ。これもぜひ見なければ。
日本の映画界では、二度と作れないといわ
れている。(当時は資金がなくなり、3部の
中途半端で終了したといわれている)

安倍首相と自・公政権によって、「戦争の
芽」
があちこちで芽吹きはじめている。
このままでは日本の武器で他国民を殺傷、
いまある危機では南スーダンだ。

日本の安全とはまったくかけ離れたところ
で「殺し殺され」ることが起きかねない。

若き自衛隊員を遠い海外で戦争にまきこま
せてはならない。


侵略ー餓死

2016-08-13 07:27:32 | 日記

マスコミ上では日本の「侵略」を否定する
論調があい変らずみうけられる。安倍首相
の考え方を反映するごとく、手を変え品を
変え書いている。
歴史上確定している日本の「侵略」を否定
するために「うそも百篇」ではないが「細
かいことを百篇」話していけば、時間はか
かっても意識を変えていくことが可能とば
かり流されている。

それとは逆の論陣をはる赤旗。
今週の赤旗日曜版は、「兵の死 6割が餓死」

カラーの見開きページ。その内容は・・・
アジア・太平洋戦争の終戦から15日で71年
になります。アジアの人々など2000万人以
上の命が奪われました。他方、日本の軍人・
軍属の戦没者230万人のうち6割が餓死者で
した。南方戦線に従軍した兵士と歴史学者が
語る無謀な侵略戦争の実態は-。

図をみると9割の地域もある。

日本の歴史は、この侵略戦争を遂行した政治
勢力が、戦後も支配勢力に居座ってしまった
経緯がある。
ドイツとの大きな違いである。

しかし、戦争の反省の上にたって日本国憲法
前文は、「政府の行為によつて再び戦争の惨
禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言」

南スーダンでの「駆けつけ警護」の開始が迫
っている。

今日からお盆。
安倍政権によって地獄の窯のふたがあけられ
ようとしている。
ふたを閉めるために・・・


真っ白な無罪判決

2016-08-11 12:39:36 | 日記

「11歳焼死 再審無罪」
「母親ら2人 再審無罪」
「自白の任意性を否定」
新聞記事がならんだ。

昨日、やり直し裁判で完全に無罪となった。
・・・東住吉事件・・・
子どもを火事で失った悲しみのなか、突然
子殺しの容疑者となった。そして無期懲役
の判決。有罪とする直接証拠はなく、「自
白」だけであった。

21年間、殺人の汚名を着せられ続けてき
たが、無実の声が届いた。
実に清々しい出来事だ。

しかし、21年間も「子殺し」の罪をかぶせ
られ、法定で無罪を主張つづけてきたこと
はすごいと思った。

国民救援会も、冤罪と確信し支援を続けて
きた→こちら→

また支援する会もホームページで訴えてい
た。

「冤罪」

国民救援会は、まだまだ多くの「えん罪事
件」をたたかっている。
捜査当局は、「自白偏重」をあらためるべ
きだ。